邦画あ・か行

タイトル 監督 出演者 製作 評価
コメント
アヴァロン Avalon 押井守 マウゴジャータ・フォレムニャック 2000年
設定が面白そうかなー、という半信半疑的な気持ちで見た。CGとか頑張ってたけど、ストーリーは映画にするほどかな?って感じ。ゲームの方がいいんじゃない?
青い春 豊田利晃 松田龍平、新井浩文、小泉今日子他 2001年 ★★
短いながら、与えるインパクトは強い。ちょっと哲学チックでもあるかな?若手俳優陣の演技もよかった。松田龍平はやっぱ雰囲気持ってるなあ。父親譲りか?
アカルイミライ 黒沢清 オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也他 2002年 ★★★
劇中に象徴的に出てくるクラゲは、現代のどこか不可解で捉えどころのない若者たちの姿か。デジタルカメラで撮られたという映像もデジタル世代の若者たちを映し出すのに技アリの効果。とにもかくにも、この映画と「あずみ」の2作品でオダギリジョーの演技のうまさは立証された。
ACRI 石井竜也 江口洋介、浅野忠信、吉野公佳他 1996年 ★☆
原作岩井俊二。決して悪くはない。でも、あまりよかった!という印象も残らない。
あずみ 北村龍平 上戸彩、原田芳雄、オダギリジョー、竹中直人他 2003年 ★★★
下手なアイドル映画だったらやだなと思いつつ見たら、そうでもなくてほっとした。刺客として育てられた戦さ孤児たちの過酷な運命の物語。よく言えば、無駄なストーリーやセリフを一切排して極力シンプルな構成にすることによって、あずみたちの過酷な運命や時代の残酷さをストレートに伝えようとしている感じ。悪く言えば、内容に深みが足りず殺戮シーンが全面に出ている感じ。ただ、明らかに駄作としかいえないアイドル映画とは一線を画したちゃんとした映画だと思った。他に特筆すべきはオダギリジョーの怪演。キレた演技がすごい。こいつこんなに上手かったのか。他の脇役たちも癖のある人たちを揃えていて飽きなかった。十分及第点。
アナザヘブン 飯田譲治 江口洋介、市川実和子、加藤晴彦、松雪泰子他 2000年 ★★
岡元夕紀子に二つ。
あぶない刑事 長谷部安春 柴田恭兵、舘ひろし、浅野温子、中村トオル他 1987年 ★★
小さいころ、かなり好きだったんだよねえ。
undo 岩井俊二 山口智子、豊川悦司、田口トモロヲ 1995年 ★★
ある時”縛る”ことに脅迫観念を持ち始めた萌美と、それを見守りながら暮らす由紀夫の奇妙な愛の形を描く。
生きない 清水浩 ダンカン、大河内奈々子、尾美としのり他 1998年 ★★★
脚本ダンカン。半分冗談で借りたけど、なかなかどうして、ちゃんとしたシリアスなストーリー。その意外性に3つ。やはりというか、ちょっと北野映画っぽい。
居酒屋ゆうれい 渡辺孝好 萩原健一、山口智子、室井滋他 1994年 ★★
室井滋って、演技が自然で上手いと思う。
イタズ-熊- 須藤俊夫 桜田淳子、田村高廣他 1987年 ★★
マタギの銀蔵は、掟で禁じられている子連れ熊を撃ってしまう。責任を感じた銀蔵は、母を亡くした子熊を自分のもとで育てることにする。ラストがなかなか切ない。
119 竹中直人 赤井英和、鈴木京香、竹中直人他 1994年 ★★
18年間も火事が起こったことのない、とある海沿いの田舎町が舞台。ほのぼの。
インストール 片岡K 上戸彩、神木隆之介、中村七之助他 2004年 ★★
この役を上戸彩がやるってのはある意味では嬉しいけどある意味では消化不良。やはりというか、中途半端な結果になった。思い切って無名の女の子を使ってみれば面白くなった気もするが・・・。
ウォーターボーイズ 矢口史靖 妻夫木聡、平山綾、竹中直人他 2001年 ★★★☆
川越高校水泳部が文化祭のときにやる"男のシンクロ"がモデル。バカで、明るくて、こういうの好き。邦画久々のヒット。
打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか? 岩井俊二 山崎裕太、奥菜恵、反田孝幸、小橋賢児他 1993年 ★★★★★
高校の時テレビで見て、切なくてたまらなかった。売れる前だが、隠し切れない岩井俊二の才能がうかがえる。映像も、音楽も、ストーリーも大好き。当時14歳の奥菜恵、かわいすぎ!も出血サービス。
ekiden 駅伝 浜本正機 伊藤高史、中村俊介、田中麗奈、小倉久寛他 2000年 ★★
ありがちな話だけど、普通に楽しめる。チューヤンと旅をした伊藤高史が主演に抜擢。
OLDK すぎむらしんいち 清水美那、三浦誠己他 2004年 ★★
失恋したOLと、同じアパートの隣人が、度重なる偶然から大騒動を引き起こしてしまう。こういう雰囲気の映画嫌いじゃない。ラストのハチャメチャぶりもなんか許せる。唯一、主人公の女の子の隣の部屋に住むカップルの喘ぎ声がでかすぎて、家族が聞いたら誤解するんじゃないかってハラハラしたけど^^;。
男はつらいよ 山田洋次 渥美清、倍賞千恵子、笠智衆他 1969年 ★★
全49作!とても全部は書いていられないので、代表して第1作を。おなじみの寅さんのテーマに、おなじみの設定、でも、これが妙に安心できていいんだよね。
踊る大捜査線 THE MOVIE 本広克行 織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、いかりや長介他 1998年 ★★★
小泉今日子が意外といい演技を見せてくれる。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 本広克行 織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、いかりや長介他 2003年 ★★★
総合娯楽映画としてはかなり完璧に近いですね。時代も追ってるし。今回はよりコメディ色が強くなった?まあ今作はいかりや長介さんの遺作にもなったから、そんぐらいのほうがいいのかもしれないけど。
溺れる魚 堤幸彦 椎名桔平、窪塚洋介、仲間由紀恵、IZAM他 2000年 ★☆
個人的には、あんまハマれなかった。何でだろ?俺の中で堤作品が、ちゃんとしたストーリーがあって、その中で随所に織り込まれる小ネタがあるからこそ好きなんだとしたら、根本的に小ネタの集まりみたいなこの作品にはあまりハマる要素がなかったということか?さてね。
カオス 中田秀夫 中谷美紀、萩原聖人、光石研他 1999年 ★☆
中谷美紀の新境地。ぐらいか、見どころは。
学校 山田洋次 西田敏行、萩原聖人、裕木奈江、田中邦衛他 1993年 ★★★★☆
素晴らしい映画。一人一人が、渾身のすばらしい演技。特に裕木奈江はすごい。見終わったあと、なんかいろいろ、いろいろ考えた。人生とか。幸福とか。俺はまだまだひよっこだ。現在4まであるが、いまだこれを超えるものなし。
学校2 山田洋次 西田敏行、吉岡秀隆、永瀬正敏他 1996年 ★★★
永瀬正敏って、たまにこういう映画出るんだよね。で、ちゃんと上手いし。やっぱり奇抜な演技できる俳優は真面目な演技も上手い。
学校3 山田洋次 大竹しのぶ、小林稔侍、田中邦衛他 1998年 ★★
中高年向け職業訓練学校が舞台なだけに、個人的にシリーズ中では一番星は低い。
玩具修理者 はくぶん 田中麗奈、忍成修吾、姿月あさと他 2001年 ★★
全然期待しないで見たら思ってたより(あくまで思ってたより)よかった。メルヘンチックな話かと思ったら、ちょっとオカルトチックで意外。原作が日本ホラー小説短編賞受賞作品だったと後で知った。
完全なる飼育 和田勉 竹中直人、小島聖、北村一輝他 1999年 ★★
実際にあった女子高生誘拐監禁事件がベース。小島聖が体を張って熱演!
がんばっていきまっしょい 周防正行 田中麗奈、中島朋子、真野きりな他 1998年 ★★★☆
青春っていいよね。田中麗奈を含めた4人の女の子がどの子も個性的で好感が持てる。つい応援したくなる。映像もきれい。
菊次郎の夏 北野武 ビートたけし、関口雄介、岸本加世子他 1999年 ★★★
この映画のいいところは、子役によくいるかわいらしい子を選択せず、こんなのよく見つけたな、というかわいくないおっさん顔の子供を選択したところ。これが、映画をA級っぽいB級映画じゃなく、B級っぽいA級映画にしている(ここ重要)。個人的にロード・ムービーって好きだし。
君は僕をスキになる 渡辺孝好 山田邦子、斉藤由貴、大江千里他 1989年 ★☆
あまり覚えてないけど、実は脚本が野島伸司だったりする。まだ与えられた仕事をこなしてた頃だろうけど、他に数多くあるクソ映画よりはマシなものだったと思う。
キューティーハニー 庵野秀明 佐藤江梨子、市川美日子、村上淳他 2004年 ★☆
脇を固める俳優陣はみんなよかったんだけど、肝心のハニーが佐藤江梨子というのがどうも馴染めなかった。彼女自身は嫌いじゃないんだけど、声と演技が不向きだったのかな?よくわからん。
教祖誕生 天間敏弘 萩原聖人、玉置浩二、岸辺一徳他 1993年 ★★★
ビートたけし原作。意外といける。お金目当てのインチキ教団の中で、教祖に祀りあげられるうちにだんだんとその気になっていく青年を萩原聖人が好演!
きょうのできごと a day on the planet 行定勲 田中麗奈、妻夫木聡、伊藤歩、柏原収史、池脇千鶴、山本太郎他 2003年 ★★★★
なにげない日常にも、ひとりひとりに訪れる出来事があって、そこにはたくさんの感情が芽生えては、消える。そんな些細ないくつかの出来事を切り抜いてひとつにしたような映画。出演者たちの感情の些細な変化が、繊細なタッチで、語られるでもなく綴られていく。淡々としているけど退屈しない、こういう雰囲気の映画は好きです。そういう意味では、「ナイト・オン・ザ・プラネット」に似てるかな?出演者たちの下手くそな関西弁はご愛嬌。
くりいむレモン 山下敦弘 村石千春、水橋研二他 2004年 ★★
実は原作読んだことないけど、こういうお話だったのか。バレるシーンは見てらんなかった><。
黒い家 森田芳光 内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦他 1999年 ★★
大竹しのぶこえーよ!よくあそこまで悪女になりきれるもんだ。その他、特筆すべきは西村雅彦の怪演ぶりか。映像も、不気味さが上手く出ていたと思う。
ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer 堤幸彦 中谷美紀、渡部篤郎、竜雷太他 1999年 ★★★
なんとなく、TV版の時のほうが面白かった気がする。TV版なら4つ。この中谷美紀は今までで一番好き。
g@me. 井坂聡 藤木直人、仲間由紀恵、石橋凌他 2003年 ★★
テンポがよく、最後まで退屈はしない。主演二人が美形すぎるのがこの映画の評価を下げてる気もするけど、まあ仕方ないでしょう。中間由紀恵がきれいだったからそれでいい。でも仲間のこういう役にはなんとなく違和感が・・・。コメディばっか出てるからかな?(以下ネタバレ)個人的には、ラストはハッピーエンドでもよかった気がする。
ゲロッパ! 井筒和幸 西田敏行、常盤貴子、山本太郎、岸辺一徳他 2003年 ★★★
井筒監督らしい、人情味あふれる素敵な作品でした。常盤貴子はやっぱいい女だなあ。
GO 行定勲 窪塚洋介、柴咲コウ、大竹しのぶ、山崎努他 2001年 ★★☆
窪塚洋介のあの独特の癖のある演技が大丈夫な人なら、楽しめるはず。映画自体の作りはしっかりしている。
高校教師 吉田健 唐沢寿明、遠山景織子、鈴木杏樹他 1993年 ★★
TVと同じく原作・脚本は野島伸司。主演二人の演技は上手いけど、ストーリー的にはドラマに届かず。おしいね。
交渉人 真下正義 本広克行 ユースケ・サンタマリア、寺島進、水野美紀他 2005年 ★★★★
個人的には、踊るシリーズ最高傑作。全体を通して緊張感のあるストーリー、随所に散りばめられた細かい笑い。特に寺島進演じる木島刑事には笑わせてもらった。ユースケの抑えた演技も予想以上によかった。踊るシリーズはどの作品もよくできているが、最近は各キャラが育ちすぎたせいもあるのか、いろんなものを詰め込みすぎるあまりどこか統一感に欠けるところがあった。総合娯楽作品としては十分楽しめるんだけど。それが、今回はそのうちの一人にスポットを当てることによりいい意味でシンプルになり、刑事ものという一つのジャンルの映画として確立したように思った。映画やクラシック、最新技術など、俺の好きな要素がいっぱいつまってたってのもいいと思った理由になるかもしれない。ただ、人によって評価はまちまちみたいで、俺が最高傑作といったことに対し「えー!?」といわれたりもしたようだ。もしこれから見る人は、あまり期待しないで見るのが得策かも。面白かったんだけどなー。まぁ真下ってキャラが元々好きだってのもあるのかもしれない。次の「容疑者 室井慎次」も楽しみだ。
GO-CON! 新谷暢之 川端竜太、内山里名他 2000年
低予算のわりには頑張ってるんだけど・・・。
ゴーストスープ 岩井俊二 鈴木蘭々、デーブ・スペクター他 1992年 ★★
コメディタッチでありながら、そこに陰のスパイスを巧みに振り、全体として素敵なファンタジーに仕上げているのはさすが。シリアスな話にも笑いを入れ、コメディの中にも影を落とす。一つのジャンルには収まりきらない独特の雰囲気をもった作品を作る岩井俊二の、一つのカタチがここにもある。
ここに、幸あり けんもち聡 高瀬アラタ、須田邦裕他 2003年 ★★☆
こういう低予算映画って、作る手側が一生懸命だから思わぬ掘り出し物にあたることがある。これもその一つ。見た後なんか元気になれるステキな映画^^。
午後の遺言状 新藤兼人 杉村春子、音羽信子他 1995年 ★★
出てくるのおじいさん、おばあさんばっかり。これを見てる20代以下の人って、そうはいないだろうな。

洋画あ行 か行 さ行 た行 な行 は・ひ ふ〜ほ ま行 や行〜 邦画あ・か行 さ・た行 な・は行 ま行〜 アニメ