洋画(は行)・・・は〜ひ

タイトル 監督 出演者 製作 評価
コメント
バージン・スーサイズ ソフィア・コッポラ ジェームズ・ウッズ、キルスティン・ダンスト他 1999年アメリカ ★★★
「ゴッドファーザー」のフランシス・F.コッポラ監督の娘であり、自らも女優、デザイナーなど多彩な顔を持つソフィア・コッポラが初監督をつとめた作品。70年代のアメリカ郊外の町で、突然自殺してしまった美しい5人姉妹の物語を描く。繊細な描写、透明感のある映像が未知数のソフィアの才能を感じる。内容は、きれいな映像と反比例してちょっと辛いけど、なかなか考えさせられる好作品だった。
バースデイ・ガール ジェス・バターワース ニコール・キッドマン、ベン・チャップリン他 2002年アメリカ ★★
もっと息の詰まるようなサスペンスを期待してただけに、拍子抜けしてしまった。なんだ、どっちかといえばコメディじゃないか?物語が転換するシーンまではなかなかだったけど、そこから後のツメが甘かったかも。まあこれはあくまでサスペンスとしてみたからで、はじめからコメディとしてみれば、サスペンスの要素も含むなかなかの作品でしたって感想になってるかもしれないんだけどね。
バードケージ マイク・ニコルズ ロビン・ウィリアムズ、ジーン・ハックマン他 1996年アメリカ ★★
ホモばっかり出てくる映画。
バーバー ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン ビリー・ボブ・ソーントン、フランシス・マクドーマンド他 2001年アメリカ ★★★☆
形容するなら「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。劇場ではモノクロ映画だったらしいけど、DVDはカラーだった(DVDはモノクロとカラーの2種類出てるらしい)。淡々とした展開の中に、人生の滑稽さ、哀しさ、愛しさが滲み出ている。個人的には好きな映画。ビリーの演技、微妙&絶妙で笑える。
π【パイ】 ダーレン・アロノフスキー ショーン・ガレット他 1997年アメリカ ★★
1つの数式によって、世界のあらゆる存在を解析できるという考えに取り憑かれた男の顛末を描いた作品。結局頭がよすぎるのって不幸なことなのかなあ?
バイオハザード ポール・W・S・アンダーソン ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス他 2001年アメリカ ★★
思ったほど駄作ではなかったけど、やっぱこういうタイプの映画は苦手。これは人になんて言われようとどうしようもない。あと恐怖を煽るような音響効果も俺にとっては興ざめ効果にしかならない。
パイレーツ・オブ・カリビアン ゴア・ヴァービンスキー ジョニー・デップ、キーラ・ナイトレイ他 2003年アメリカ ★★★★
惜しい。実に惜しい。キャスト陣は文句なし。キレた演技のジョニー・デップ(無表情は健在)をはじめ、とてもいい演技を見せてくれる。映像も素晴らしい。ただ、どうもストーリーがチープで深みがない。海賊を描くならもっと硬派に、重厚に描いて欲しかった。ディズニーだから仕方がないのか?いや、同じディズニーでももっと海賊の残酷な面とかをちゃんと見せて、その上で極上のエンターテイメント作品に仕上げる事だって出来たはずだ。ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウががどんな海賊だったのかももっと知りたかった。どうやら続編があるらしいので、その辺は次に期待しよう。星は、映画自体は2つ、ディズニーだということで+1、それにジョニー・デップで+2、ジェリー・ブラッカイマー(製作)で−1(=4)。
バグダッド・カフェ パーシー・アドロン マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ジャック・パランス他 1987年西ドイツ ★★
アメリカ西部のモハーベ砂漠にある小さなモーテルにドイツ人女ジャスミンが訪れ、人々の心を次第に和ませていく。まあまあかな。世間的な評価ほどの映画でもないような気もするけど。俺がちゃんと良さに気づいてないだけか?
バック・トゥ・ザ・フューチャー ロバート・ゼメキス マイケル・J.フォックス、クリストファー・ロイド他 1985年アメリカ ★★★★☆
有名すぎて言い古された感があるけど、これ面白いよ。この前また1から3まで通して見たけど、また興奮したもん。
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 ロバート・ゼメキス マイケル・J.フォックス、クリストファー・ロイド他 1989年アメリカ ★★★★
今回は未来が舞台。未来から来たはずのドクがまったく老けてないのが笑える。
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 ロバート・ゼメキス マイケル・J.フォックス、クリストファー・ロイド他 1990年アメリカ ★★★★
インディ・ジョーンズにも共通するけど、この年代の映画の独特のアナログ感が好き。
初恋のきた道 チャン・イーモウ チャン・ツィイー、スン・ホンレイ他 2000年中国 ★★★★
中国の片田舎の恋の物語。単純なストーリーだが、なぜか心にぐっと来る。チャン・ツィイーかわいい!
パッション メル・ギブソン ジム・カヴィーゼル、モニカ・ベルッチ他 2004年アメリカ/イタリア ★★★
誰でも知ってるキリストの処刑。十字架に掛けられ、イバラの冠を埋め込まれ、手足には太い釘が打ちつけられる。言葉では知ってても、普段それ以上の具体的な想像はなかなかしないもんで、だからそれを映像化されたとき、それなりのショックを受けるわけで。ただ、キリスト教をよく知らず、そこに込められたメッセージがちゃんと理解できなかったせいか、延々と続く残虐な描写にはさすがにちょっと疲れてしまった。でも、宗教的なことを越えて、人間の残酷さ、弱さ、優しさなども普遍的に描かれており、見る価値は確かにある。
パッチ・アダムス トム・シャディヤック ロビン・ウィリアムズ、ダニエル・ロンドン他 1998年アメリカ ★★
いい話だけど、ちょっと安易かな。
バッファロー’66 ヴィンセント・ギャロ ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ他 1998年アメリカ ★★★★
たまにこういう映画を見ると本当に気分がいい。主演の2人がとにかく好きになった。わざと安っちいのもいい効果。
花嫁のパパ チャールズ・シャイアー スティーブ・マーチン、ダイアン・キートン他 1991年アメリカ ★☆
娘を嫁に出す父親心を描いたコメディ。笑った。
パニック・ルーム デビッド・フィンチャー ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー他 2002年アメリカ ★★☆
待ちに待ったデビッド・フィンチャーの最新作。過去3作品はいずれも好きなので、今回も期待して見に行った。ジョディー・フォスターも好きだし。結果は・・・ちょっと期待しすぎたかな?いや、決してつまらないって意味ではなく、見ていて退屈はしないんだけど、今までの作品に比べるとちょっとひねりが足りないかな、と。まあ、面白かったよ。
バニラ・スカイ キャメロン・クロウ トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス他 2001年アメリカ
実は途中で見るのやめた。どう見積もっても元の「オープン・ユア・アイズ」のほうが面白い。
ハムナプトラ/失われた砂漠の都 スティーブン・ソマーズ ブレンダン・フレーダー、レイチャル・ワイズ他 1999年アメリカ ★☆
まあ頑張って作ったのはわかる。
ハムナプトラ2 黄金のピラミッド スティーブン・ソマーズ ブレンダン・フレーダー、レイチャル・ワイズ他 2001年アメリカ
こっちはたちが悪い。面白くない。
ハリー・ポッターと賢者の石 スティーヴ・クローヴズ ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン他 2001年アメリカ ★★
こういうの毛嫌いして見ないと思った?そうでもないんだよこれが。フックやネバー・エンディング・ストーリなんかのファンタジー系は、そこそこ取ってるでしょ?まあ、今回は導入部だから、次回作に期待。しかしまあよく作ってるねえ。
ハリー・ポッターと秘密の部屋 クリス・コロンバス ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン他 2001年アメリカ
世間的にはこっちの方が評判いいらしいけど、俺にはわからん。前回と同じような話の展開。新鮮さがない分こっちの方が退屈だった。それに無駄に長すぎ。間延びしてるシーンがいくつもあったように感じたけど・・・。ストーリーの完成度も前作の方が優れていたのでは?
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 アルフォンソ・キュアロン ダニエル・ラドクリフ、ゲイリー・オールドマン他 2004年アメリカ ★★★
今作はよかった。原作を呼んだ人たちからの評判が悪いようだけど、一本の映画としては楽しめる作品に仕上がっている。ゲイリー・オールドマンの功績もあるだろうけど、他の主役たちの演技力も上がったんだろう。ストーリーもきっちりまとまっていて○。はしょられすぎ!とか文句言ってる原作派は、映画見ないほうがいいのかな・・・?
バルニーのちょっとした心配事 ブリュノ・シッシュ ファブリス・ルキニー、ナタリー・バイ他 2000年フランス ★★
こんな力の抜けた映画久しぶりに見た。いい意味でね。全部ひっくるめて、平和だなあ、って感じ。短いから息抜きにぴったり。
パルプ・フィクション クエンティン・タランティーノ ブルース・ウィリス、ジョン・トラボルタ、サミュエル・L.ジャクソン他 1994年アメリカ ★★★☆
タランティーノの名を全世界に知らしめた作品。複数のエピソードが次第に関連付けされていくストーリー展開はうまい。音楽もいいので、何度も見たくなる映画。
バンディッツ カーチャ・フォン・ガルニエ カーチャ・リーマン、ヤスミン・タバタバイ他 1997年ドイツ ★★
脱走した4人の女囚が、ゲリラライブをしながら逃避行を続ける。最後はちょっと切ないけど、かっこいい青春映画だ。ちなみに、下の「バンディッツ!」とは、原作から何からまったくの別物。
バンディッツ! バリー・レビンソン ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット他 2001年アメリカ ★★★★
3人の銀行強盗のお話。痛快爽快で、夏の生ビールみたいな映画。ビリーの怪演には爆笑!
ハンニバル リドリー・スコット アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア他 2001年アメリカ ★★☆
巷の評判がよくなかったから見るのを保留してたけど、実際見て納得した。要はサスペンスとしての要素が薄れ、オカルトが全面に出たという事なのね。俺自身オカルトは得意じゃないけど、脳みそを食うシーンはなんか笑ってしまった。これコメディ?ってなかんじで。確かに羊に比べればちょっと落ちるってのも頷けるかもしれないけど、個人的にはレクターの妙なこだわりとか知れて楽しかった。
ピアニスト ミヒャエル・ハネケ イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル他 2001年フランス/オーストリア ★★★
とりあえずジャケット見て、素敵な愛の物語を期待して見た人は目が点になるでしょうね。この映画はオゲレツ映画といってもいいジャンルの映画です。女性の歪んだ愛の形を挑発的に描いた痛いメロドラマ、とかなんとかもっともらしいことを言うよりも、笑い飛ばせばいいのです。見終わった感想として「重い」とか「可哀相」とか言う人はこの映画のことをわかってない気がします。確かに、ラストを見るまでは主人公の女性は悲しき被害者っぽいけど、あのラストで女性もダメ人間決定。もはや可哀相という概念はいりません。「でもあんな家庭で育ったからああなっちゃったんじゃん!」という反論もできそうですが、俺個人としてはそんな気にはなれない。それは俺が同じくこの監督の作品である「ファニー・ゲーム」を先に見たせいかもね。この監督の映画はきっと一歩引いたところから見るべきなんでしょう。というかそうしないとまともに見れない。何も知らないうぶな女の子が感情移入して見て、トラウマになってないことを祈ります(←なんかオヤジ臭い言い方)。
ビートル・ジュース ティム・バートン マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー他 1988年アメリカ ★★
ストーリー設定がすごく面白かっただけに、ラストが簡単に終わりすぎたのがちょっと残念といえば残念。個人的にはもっといろいろあって欲しかった。ウィノナ・ライダーはやっぱ好きだ。あの独特の存在感がたまらない。
HERO 英雄 チャン・イーモウ ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー他 2002年香港 ★★
チェーン・アクションの映画って、どうしても笑いをこらえる形になってしまう。自然に見せようとする気は皆無で、不自然な動きもお構いなしな撮り方なんだもん。これって見る側の態度としてどうなの?笑っていいの?だめなの?でも飛び廻るのがダメって言ってるんじゃないんだよ。飛び廻るにしても、飛び廻り方があるんじゃないかってこと。いかにも吊られてます的な動きは、笑っちゃっても仕方なくない?色使いはとてもきれいでした。でも「dolls」に似てる・・・。
ビッグ ペニー・マーシャル トム・ハンクス、エリザベス・パーキンス他 1988年アメリカ ★★☆
子供の心をもった大人をトム・ハンクスが熱演。この人、うまいねえ。
ビッグ・フィッシュ ティム・バートン ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー他 2003年アメリカ ★★★★☆
いい映画ですね。ティム・バートンの映画ってともすればB級臭さが鼻についちゃう場合もあるけど、この映画は監督の類稀なイマジネーションはそのままに、ストーリーもよくできていて、極上のファンタジーに仕上がっていると思った。ただファンタジーといっても、いかにもな非現実的ストーリーではなく、あくまで現実さを失っていないところもいい。もしかしたらありえるかも、ってレベルの誇張をうまい具合に紡いで、全体として素敵なファンタジック・ヒューマン・ストーリーに仕上げた監督の技ありってとこだな。これぞ「映画」。参りましたm(_ _)m。
ビッグ・リボウスキ ジョエル・コーエン ジェフ・ブリッジス、ジョン・グッドマン、ジュリアン・ムーア他 1998年アメリカ ★★
なんともしょーもない映画。ラストで○○が風に舞うシーンでなぜかツボにはまり笑いが止まらなくなってしまった。シニカルな雰囲気が映画全体を支配している。派手な映画に疲れたときに見るとちょっといいかも。諸手でお勧めはしないけど。
羊たちの沈黙 ジョナサン・デミ ジョディー・フォスター、アンソニー・ホプキンス他 1991年アメリカ ★★★
主演の二人の演技がどちらも素晴らしい。いまやアンソニー・ホプキンスの代名詞になったレクター博士の抑えた演技が狂気を増長させ、それにこちらもセリフ以外の演技に絶妙な上手さをみせるジョディー・フォスターが対峙する。ストーリーも、今までのサイコ・スリラーにはない深みがあり、ただのホラーでは終わらない存在感を感じる。
陽のあたる教室 スティーブン・ヘレク リチャード・ドレイファス、グレン・ヘッドリー他 1995年アメリカ ★★
音楽教師の物語。あまり印象にない。
秘密の花園 アグニシュカ・ホラント ケイト・メイバリー、ヘイドン・プラウス他 1993年アメリカ ★★
バーネット女史の名作文学を巨匠コッポラが完全映画化。荒れ果てた庭園を蘇生させることで人々に生きる喜びを与える、少女の姿をハートフルに描く。
ヒューマン・ネイチュア ミシェル・ゴンドリー ティム・ロビンス、パトリシア・アークエット他 2001年アメリカ/フランス ★★★
動物はやっぱり本能の赴くままが一番。人間が培ってきた理性とはなんと愚かで邪魔なものか。ということを痛烈に風刺した映画で、「ふうん」と思いながら見ていたら、ラストは最低だった。いや、主人公が最後まで本能の赴くままの行動をとったという意味では理解できるんだけどね。やっぱり本能ってのもしょーもないんじゃん。映画に「理性」的な結末を期待する人は見ないほうがいいかも。無難な結末を捨て、こんな最低な(ある意味真理をついた)ラストをつくった製作者の勇気に拍手!
ピンク・モーテル マリアス・バルチュナス クリスティーナ・リッチ、ティモシー・オリファント他 1999年アメリカ ★☆
クリスティーナ・リッチが気になって思わず借りてしまった。ファン以外の人は見なくてもいい。

洋画あ行 か行 さ行 た行 な行 は・ひ ふ〜ほ ま行 や行〜 邦画あ・か行 さ・た行 な・は行 ま行〜 アニメ