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| タイトル | 監督 | 出演者 | 製作 | 評価 | |
| コメント | |||||
| ターミナル | スティーブン・スピルバーグ | トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ他 | 2004年アメリカ | ★★☆ | |
| 細かいとこをつつけばきりがない映画だけど、その辺を騙されてあげて見れば、普通に楽しいスピルバーグ的ピースフル・ムービー。ヒューマンドラマっぽく扱われているけど、どっちかというとコメディだ。主人公ビクターの意固地なまでの生真面目さは、そうじゃないとこの映画が成立しないってこともあるけど、よく捉えれば日本人に通じるところがある気もして、割とすんなり許せた。 | |||||
| タイタニック | ジェームズ・キャメロン、 | レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット他 | 1997年アメリカ | ★★★ | |
| ラブストーリーはどうでもいいが、よくあれだけのものを作った、ということで★3つ。 | |||||
| タイタンズを忘れない | ボアズ・イェーキン | デンゼル・ワシントン、ウィル・パットン他 | 2000年アメリカ | ★ | |
| 試写会が当たったから行った。イマイチまとまりが・・・。 | |||||
| 大福星 | サモ・ハン・キンポー | サモ・ハン・キンポー、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ他 | 1985年香港 | ★★ | |
| 五福星の続編。 | |||||
| タイムマシン | サイモン・ウェルズ | ガイ・ピアース、サマンサ・マンバ他 | 2002年アメリカ | ★☆ | |
| 題材はいいし、映像もすごい。途中まではこれは面白い予感!と胸を膨らませてみていたら、後半からだんだん雲行きが怪しくなってきて、結局その雲が晴れないまま終わってしまった。個人的には、「過去を変えることはできない」という命題についてもっと掘り下げて欲しかった。主人公が何回も過去に戻って悪戦苦闘するとかね(なぜ一回で諦める!)。いずれにせよあのラストはないよ、と思う。結局何の解決にもなってない気がするのは俺だけか?解決しなくていいのか?解決できないからいいのか?まああの映像のすごさだけでも一見の価値はあったと思っておくか。 | |||||
| タイムライン | リチャード・ドナー | ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー他 | 2003年アメリカ | ★★☆ | |
| 時空旅行を扱った映画としては悪くない。少なくとも、上のタイムマシンよりは見応えがある。ただ、このテーマを扱ったときに付きものの矛盾、というか、いくつか納得できない箇所があり、そのせいで手放しで面白かったとはいうことができない。(以下ネタバレ)一つ例を挙げれば、冒頭に出てくるあの石像があの二人のものなら、はじめから二人は結ばれていたということになり、だとすればクレアが死んだという歴史にはそもそもなってなかったんじゃないか、とか。他にもいくつかあるけど長くなるので割愛する。まああまり気にしない方がいいのかもしれないけど、そういう細かいところをもう少しちゃんと描いて欲しかったかな。クレア役のアンア・フリエルはかわいかった。 | |||||
| 太陽と月に背いて | アグニシュカ・ホラント | デヴィット・シューリス、レオナルド・ディカプリオ他 | 1995年イギリス | ★★☆ | |
| 天才詩人のランボーと新鋭詩人ベルレーヌの破滅的な愛。このディカプリオは上手かった。 | |||||
| TAXi | ジェラール・ピレス | サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル他 | 1997年フランス | ★★★ | |
| プラズマテレビが当たった際早速レンタル店に赴き、なんとなく迫力がありそうと安易に選んだこのタイトル。前から見ようと思っていたからいい機会だ。製作・脚本はリュック・ベッソン。最近はすっかり駄作が多いけど、この頃のリュック・ベッソン映画はやっぱ面白い。ある種の潔さみたいなものがある。変にいろいろ突っ込んでこねくり回すよりも、このぐらい単純な方が上手いんだ、彼は。カー・チェイスはさすがに迫力だった。 | |||||
| TAXi 2 | ジェラール・クラウジック | サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル他 | 2000年フランス | ★☆ | |
| やっぱ2作目は2作目ってことか?単純さと稚拙さをとりちがえてないか?個人的にはイマイチでした。 | |||||
| TAXi 3 | ジェラール・クラウジック | サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル他 | 2003年フランス | ★★☆ | |
| 2よりましになったかも。っていうかここまでコメディを通せばそれはそれでいいのだ。ただ、雪上カーチェイスはやっぱ迫力に欠けた気がする。音とか。ラストに尻すぼみを感じた。 | |||||
| タクシー・ドライバー | マーティン・スコセッシ | ロバート・デ・ニーロ、ジョディー・フォスター他 | 1976年アメリカ | ★★★★ | |
| 全く予備知識なしで見たら、タイトルから想像したのとはこれまたずいぶん印象の違う映画。現在数多あるクセモノ(が主人公の)映画の大将って感じ?アメリカン・サイコ(サイコ・スリラー)も、処刑人(ヴァイオレンス・アクション)も、バッファロー’66(ラブ・ロマンス)もここから枝分かれしてったんだろうなあ、と思った。善でも悪でもない(然してどっちに転ぶ可能性もある)主人公の行く末は見逃せない。デ・ニーロの圧倒的な存在感と、当時13歳とは思えないジョディー・フォスターの演技が光る秀作。これは面白い映画です! | |||||
| 誰にでも秘密がある | チャン・ヒョンス | イ・ビョンホン、チェ・ジウ他 | 2004年韓国 | ★★ | |
| チェ・ジウ見たさに見たけど、オチといい、なんか一昔前の日本のB級恋愛映画みたいだった。いい意味でも悪い意味でも。スナック・ムービーとして、たまにこんなのもいいかも?っ感じかな。 | |||||
| ダンサー・イン・ザ・ダーク | ラース・フォン・トリアー | ビョーク、カトリーヌ・ドヌーヴ他 | 2000年デンマーク | ★★★ | |
| 視覚的な怖さよりも、こういう内面からくる怖さのほうが怖い。その意味では、この映画は俺の怖い映画ベスト5に入る。不安定なカメラワークやぶつ切りの編集も見る側の不安をあおるのに一役かっている。でビョーク独特の取り憑かれそうな歌声が終始響き、極めつけはあのラストか。まあ冷静に分析すればおかしなところは多々あるけど、この映画はそういう視点で見るべきものではないのでしょう。映画自体が主人公の内心と一体化してるというか、あのぶつ切りで不安定な映像は主人公から見た世界そのものなのかもしれない。いろんな意味で、狂った映画、といったところか。 | |||||
| ダンス・ウィズ・ウルブズ | ケビン・コスナー | ケビン・コスナー、メアリー・マクドネル他 | 1990年アメリカ | ★★★ | |
| 4時間もの長編映画だが退屈せずに見られた。でもちょっと難しい・・・。 | |||||
| 小さな恋のメロディ | ワリス・フセイン | マーク・レスター、トレーシー・ハイド | 1970年イギリス | ★★ | |
| ビージーズの「メロディフェア」、好きだったなあ。 | |||||
| 小さな中国のお針子 | ダイ・シージエ | ジョウ・シュン、リィウ・イェ他 | 2002年フランス | ★☆ | |
| 時は1971年、文化大革命の最中の中国のとある村が舞台。映像がきれいだったのと、この時代の中国の時代背景(なんて偏った時代だったことか!)は興味深かったけど、それ以外は個人的にはあまりはまれなかった。 | |||||
| チェンジング・レーン | ロジャー・ミッチェル | ベン・アフレック、サミュエル・L.ジャクソン他 | 2002年アメリカ | ★★★★ | |
| ジャケット裏の説明がイマイチわかりにくくて迷いつつ借りたら、見事に当たった!これは意外と深い。アメリカ映画によくある善人と悪人がはっきりしている話ではなく、誰しもの心の中に潜在する善意と悪意をテーマにしている。故にいい意味で話の展開が読めず、作品全体の緊張感が保たれている。極上の人間群像劇。 | |||||
| チャーリーズ・エンジェル | McG(マックジー) | キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー他 | 2000年アメリカ | ★★★ | |
| とにかく超セクシー!ワイヤーアクションもどこかキュート!頭を使わない、おバカ映画。こういうの好きよ。 | |||||
| チャーリーズ・エンジェル フルスロットル | McG(マックジー) | キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー他 | 2003年アメリカ | ★★ | |
| 単純に、3人の年を若干感じてのれなかった。残念。まだやるのか? | |||||
| チューブ・テイルズ | ユアン・マクレガー他 | レイチェル・ワイズ、レイ・ウィンストン他 | 1999年イギリス | ★★ | |
| 他にジュード・ロウなども監督を務めるオムニバス・ドラマ。 | |||||
| ツイスター | ヤン・デ・ボン | ビル・パクストン、ヘレン・ハント他 | 1996年アメリカ | ★ | |
| でかい竜巻の話。 | |||||
| 月のひつじ | ロブ・シッチ | サム・ニール、ケヴィン・ハリントン他 | 2000年オーストラリア | ★★ | |
| アポロ11号の月面着陸を生中継すべく奮闘するオーストラリアの田舎町の人々を描く、実話を元にした映画。タイトルのひつじやジャケットの少年はあまりストーリーには関係なかった(原題はTHE DISH)。誤解を生みやすい事はやめてもらいたいね。これは子供や動物がメインの映画ではないぞ。内容は実話だけに多少の薄さは否めないけど、ただそれより何より、人類の月面着陸というものは感動的な出来事だったんだろうなあ、というのはすごく伝わった。 | |||||
| デイ・アフター・トゥモロー | ローランド・エメリッヒ | デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール他 | 2004年アメリカ | ★★☆ | |
| よく作りましたって一言に尽きるな。この手の映画は、大体最終的に主人公格が生き残るんだけど、どうしてもその過程で死んでいった数多くの人たちのことを考えちゃって素直にいいと思えないんだよなあ。ただ自然の脅威を題材にしたって点では、昨今の災害を思えばあながちフィクションで片付けることができない、考えさせられる映画ではあった。自然って怖いよね。 | |||||
| ディープ・ブルー | アラステア・フォーザギル/アンディ・バイ | マイケル・ガンボン(ナレーション) | 2003年イギリス | ★★★★ | |
| 地上の何倍もの生物が息づくもうひとつの宇宙=海への果てしない旅を記録した壮大な海洋ドキュメンタリー。製作期間7年、撮影時間7000時間という数字はダテじゃない!とにかく全編通してありえない映像の連続。自然を目の前にすると、最近のCGなんかもいかに無力か思い知らされる。これは劇場で見たかったなぁ・・・。これを見て、今回改めて自然界ってのは食うか食われるかなんだと実感した。ものすごくシンプルなだけに、逆にそこに壮絶なドラマがある。ドキュメンタリー系が苦手な人でも一見の価値ありかも。 | |||||
| ディナー・ラッシュ | ボブ・ジラルディ | ダニー・アイエロ、エドアルド・バレリーニ他 | 2001年アメリカ | ★★☆ | |
| 伝統的な家庭料理で愛されるN.Y.のレストラン・ジジーノを舞台にしたサスペンスドラマ。様々な人が行き交うレストランという場所。その人間の数だけ人生がある。同時進行する複数のストーリー(人生)とレストランという閉鎖された空間。込み合ってゴチャゴチャした店内と、同じくゴチャゴチャした人間関係が韻を踏んでいる感じで楽しかった。スタイリッシュな映像もおしゃれ。登場人物が多いだけに見てる間はだいぶ複雑だけど、終わってみれば単純な話なんだよね、これが。 | |||||
| デスペラード | ロバート・ロドリゲス | アントニオ・バンデラス、ホアキン・ド・アルメイダ他 | 1995年コロンビア | ★★☆ | |
| 「レジェンド・オブ・メキシコ」の予習として見る。タランティーノやブシェミなど、脇を固める俳優がいちいち個性的で思わず含み笑い。内容云々よりスカッとしたいって人にはうってつけの映画かな。 | |||||
| デッドマン | ジム・ジャームッシュ | ジョニー・デップ、クリスピン・グローバー他 | 1995年アメリカ | ★☆ | |
| ジョニー・デップは白黒の映像にもよく映える。映画自体は、決して悪くないが、退屈感は否めない。ジョニー・デップファン以外はちょっとつらい? | |||||
| デッドマン・ウォーキング | ティム・ロビンス | スーザン・サランドン、ショーン・ペン他 | 1995年アメリカ | ★☆ | |
| なんだかいまいちだった。 | |||||
| デブラ・ウィンガーを探して | ロザンナ・アークェット | パトリシア・アークエット、エマニュエル・ベアール他 | 2002年アメリカ | ★★ | |
| インタビュー中心のドキュメンタリーだから覚悟はしてたけど、ちょっと淡々としすぎてるかな?まあ言ってることはわかるんだけど、ずっとインタビューばかりだとさすがに眠くなる。女優たちの今までの出演作品のカットや実際の仕事風景を挟むとかすれば、もっとメリハリが付いたかも?ってえらそうなこと言ってみたり。 | |||||
| 天国の口、終りの楽園 | アルフォンソ・クアロン | ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ他 | 2001年メキシコ | ★☆ | |
| 「アモーレス・ペロス」でメキシコ映画の独特の雰囲気が気に入り、借りてみた。内容は取り立ててなんということもないけど、やっぱ映像はどことなく好きだった。 | |||||
| 天使にラブソングを・・・ | エシール・アルドリーノ | ウーピー・ゴールドバーグ他 | 1992年アメリカ | ★★★ | |
| 修道院が舞台のバラエティ映画。意外と楽しめる。うちの母親はウーピーのことを未だに憲さん(かつて「おかげです」で真似してた)と呼ぶ。 | |||||
| 天使にラブソングを・・・2 | ビル・デューク | ウーピー・ゴールドバーグ他 | 1993年アメリカ | ★★★ | |
| シリーズものって大体1作目が一番いいけど、これは質を保ってた。 | |||||
| 天使の涙 | ウォン・カーウァイ | レオン・ライ、ミッシェル・リー、金城武他 | 1995年香港 | ★☆ | |
| おしゃれだがこの人の映画の内容はよくわからん。 | |||||
| トゥームレイダー | サイモン・ウェスト | アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・ボイト、ダニエル・クレイグ他 | 2001年アメリカ | ★ | |
| 見る価値なし、かな。 | |||||
| 12モンキーズ | テリー・ギリアム | ブルース・ウィリス、ブラッド・ピット他 | 1995年アメリカ | ★★ | |
| ブラッド・ピットはこうでなきゃ。 | |||||
| 逃亡者 | アンドリュー・デイビス | ハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ他 | 1993年アメリカ | ★★★☆ | |
| シンプルなつくりが逆に疾走感、緊迫感を持続させるのを手伝っていると思った。主演二人の演技はどちらも存在感抜群で素晴らしく、映画自体も、ストーリー同様「シンプル」に面白かった。 | |||||
| トゥルーマン・ショー | ピーター・ウェアー | ジム・キャリー、エド・ハリス他 | 1998年アメリカ | ★★★ | |
| 斬新なつくりで結構面白かった。 | |||||
| トゥルー・ロマンス | トニー・スコット | クリスチャン・スレーター、パトリシア・アークエット他 | 1993年アメリカ | ★★ | |
| クリスチャン・スレーターは今のほうがかっこいいな。この頃はちょっともっさい。恋愛映画に分類されるんだろうけど内容はとっても過激。ラストの大銃撃戦はいかにもタランティーノっぽい(脚本担当)と思った。ブラッド・ピットやゲイリー・オールドマン、サミュエル・L.ジャクソンなど意外な大物たちがちょいちょい出ている。 | |||||
| ドクター・ドリトル | ドクター・ドリトル | エディ・マーフィー、オジー・デイビス他 | 1998年アメリカ | ★★ | |
| 動物の言葉がわかる医者の話。暇つぶしには楽しめるよ。 | |||||
| ドクトル・ジバゴ | ジャコモ・カンピオッティ | ハンス・マシソン、キーラ・ナイトレイ他 | 2003年イギリス | ★★ | |
| 60年代の不朽の名作といわれる同名映画のリメイク。ちょっとごちゃごちゃしていた。つながりが悪いというか。編集に難あり?わざわざリメイクする必要性があまり感じられなかった。 | |||||
| ドク・ハリウッド | マイケル・ケイトン・ジョーンズ | マイケル・J・フォックス、ジュリー・ワーナー、ブリジット・フォンダ他 | 1991年アメリカ | ★☆ | |
| まあ、典型的なマイケル・J・フォックス映画。ブリジット・フォンダ出てたんだ。 | |||||
| 時計じかけのオレンジ | スタンリー・キューブリック | マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー他 | 1971年アメリカ | ★★★★ | |
| 見始めたとたん「こりゃあえらいもん見たぞ」と思わせる冒頭から、徐々に映画の中に引き込んでいく手腕はさすが。見終わるころにはすっかりその世界に入り込み、長くも感じなかったし、独特の造語も気にならなくなっていた。ただ後遺症として、電子音による第9の4楽章のマーチっぽい音楽がしばらく頭を離れなかった。30年以上前にこの映画を作ったってのもすごい。古臭くないもんね。 | |||||
| ドッグヴィル | ラース・フォン・トリアー | ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー他 | 2003年デンマーク | ★★★★ | |
| またえらい映画が現れた。床に家や道などを表わす白線を引き、必要最小限の家具などを置いただけの殺風景なセットを村に見立てて3時間弱に及ぶ全編を撮り上げ、カンヌ国際映画祭で話題騒然となった問題作。設定も奇抜だが、内容もかなりえぐい。人間の醜さ、愚かさをこれでもかとばかりに描き、不愉快極まりないシーンの目白押し。ニコール演じるグレースの、ささやかな希望が次々と絶望へと変わっていく様は見ているこっちもムカムカし、吐き気すらもよおして来る。ラストにはちょっとしたどんでん返しが待っているが・・・。ただ、見終わってみると、この長い映画を一転の集中も切らさずに画面にくぎ付けになっていた自分がいたことも事実で、考えた挙句、この映画には「最も面白い最低の映画」の称号を与えることにした。さて、この小さな村は世界の縮図なのか・・・? | |||||
| ドニー・ダーコ | リチャード・ケリー | ジェイク・ギレンホール、ジェナ・マローン、ドリュー・バリモア他 | 2001年アメリカ | ★★☆ | |
| わざとわかりにくくしているような気もしたけど、こういうちょっと不可解な余韻を残させる映画は嫌いじゃない。ストレスと快感の紙一重のところにある映画。本編とは関係ないけど、大多数の異常人と一人のまともな人間がいたら、きっとその一人が異常扱いされるんだろうなあ。 | |||||
| ドラムライン | チャールズ・ストーン三世 | ニック・キャノン、ゾーイ・ザルダナ他 | 2002年アメリカ | ★★☆ | |
| マーチング・ドラムを学ぶため名門大学に入学した主人公が、挫折を味わいながらも成長していく姿を描いていくスポ魂(!)ムービー。バンドシーンは迫力満点で、物語自体も普通に面白い。ラストにはちょっとあざとさも感じるけど、まあよか。 | |||||
| トリコロール/青の愛 | クシシュトフ・キシェロフスキ | ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・レジャン他 | 1993年フランス/ポーランド/スイス | ★★★ | |
| フランス国旗の三色にちなんだ、愛をテーマにした映画の三部作。それぞれの物語がその色を象徴するような違う雰囲気をもち、画の中にも象徴的にその色が使われている。ストーリーも、派手さはないが思わず引き込まれてしまうものばかり。第一作目にあたる青の愛は、音楽家の夫と娘を事故で失い自分だけが助かった女性が、失意の底から立ち直ろうと、新たな人生をスタートさせる・・・。 | |||||
| トリコロール/白の愛 | クシシュトフ・キシェロフスキ | ジュリー・デルピー、ズビグニエフ・ザマホフスキ他 | 1994年フランス/ポーランド | ★★☆ | |
| この監督の映画は、あまり説明的な台詞を用いずに画で見る者に訴える。必然的に画面に見入ってしまうし、それに耐える映像の美しさもある。2作目の白の愛は、シリアスな1作目とは対照的にユーモアを交えた明るいラブ・ストーリー。ポーランド人の美容師がフランス美人と結婚するが、プレッシャーから性的不能に陥り妻に三くだり半をつきつけられてしまう・・・。 | |||||
| トリコロール/赤の愛 | クシシュトフ・キシェロフスキ | イレーヌ・ジャコブ、ジャン・ルイ・トライティニアン他 | 1994年フランス/ポーランド | ★★★☆ | |
| 最後にあたる赤の愛。ジュネーブに住む大学生のバランティーヌは犬をはねたのがきっかけで、盗聴が趣味の元判事と知り合う…。この三部作、ふとしたところで他の色の登場人物が顔を出し、この一見別々の物語に絶妙な統一感を生んでいる。3つの物語は実は同じような時間軸で起こっているんだということに気付く快感。この監督は映画を見る者のツボをよくわかってらっしゃる。クライマックスにおいても然り。(ネタバレ注意)一つの事件で、前2作を含めた主人公たちの未来を暗示させるシーンはもう見事の一言。はまれば何度でも見たくなる映画だ。 | |||||
| トレイン・スポッティング | ダニー・ボイル | ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル他 | 1996年アメリカ | ★★ | |
| ドラッグ漬けの若者達の悲惨かつハチャメチャなお話。ロバート・カーライルかっちょいい! | |||||
| トロイ | ウォルフガング・ペーターゼン | ブラッド・ピット、オーランド・ブルーム他 | 2004年アメリカ | ★★☆ | |
| 戦闘シーンが俺にとってはちと長かった。劇場の迫力で見る分にはいいかもしれないけど、テレビだと落ちるし、戦闘シーンってあまり脳みそを使わずただ見てるだけって感じだからどうしても長いと苦手。でもアキレス腱やトロイの木馬とか、現代でも普通に使われてる言葉の原点が見られたって点では興味深いものがあった。 | |||||
| 永遠に美しく | ロバート・ゼメキス | メリル・ストリープ、ゴールディ・ホーン、ブルース・ウィリス他 | 1992年アメリカ | ★★☆ | |
| 永遠の命を手に入れた女達の末路。ブラック・コメディ。気持ちわる。 | |||||
| ドン・ファン | ジェレミー・レヴィン | ジョニー・デップ、マーロン・ブランド他 | 1995年アメリカ | ★★ | |
| 現代のNYに愛の貴公子ドンファンを名乗る青年が現れる。彼とその告白を聞く精神科医との交流を描く。期待しないで見ると割といいかも。でもどっちかいうと女の子向きなのかな? | |||||