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芽ばえ反応(Emerge Skill) |
検査やテストを行った場合、合格(P)、不合格(F)の ように「できた・できない」と記載されるのが一般的。
TEACCHでは、合格(P)または不合格(F)のように 二者択一的に記載するような評価はしない。 合格と不合格の間に、「完全ではないが、その兆候がある場合」を『芽ばえ反応』として評定している。 |
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事前調査で得られた家族からの要望、児童が興味を示し、さらに生活に役立つもの、児童の能力(芽生え反応を示すもの)を考慮して課題は決められる。
1つの活動における子どもの行動レパートリーを細分化し、それぞれの項目毎に評価する。
課題の目的(指導領域)、教材の紹介、課題を児童がスムーズに行うように留意した点、指導に関する評価、改善点などをグループごとに討議した後、全体討議を行った。
これにより子どもがどのような場面・内容でつまずいているかが分かり、その子どもにとって必要な指導項目が示される。また、作業手順がはっきりすると同時に、指導者側も指導の仕方に一貫性を保つことができる。
講師(全体トレーナー)からのアドバイスを受け反省点を踏まえながら、次の課題・教材づくりにとりかかった。
用意された物品は模造紙・画用紙・マジック・セロテープ・ハサミ・トレイなど数十点。
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