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スケジュール構造化T会場のセッティング構造化U課題選択・教材作成モデル学習協力児童A協力児童B協力児童C

協力児童C

(女児・小1)
自閉症

観察

モデル学習での様子をもとに、トレーニーたちが交代で指導者となっていく。児童とコミュニケーションをどうやって上手にとっていくかが重要になる。
Session1学習活動T
【課題1】 【課題2】 【課題3】
ボール入れ・2辺パズル 色のマッチング 型のマッチング
<ボール入れ・2辺パズル>穴をあけた箱にボールを1個ずついれる、2辺のパズル。
ボールを入れるときは合図を出し、ボール渡す。

パズルの向き、置き方に注意する。(モデル学習では逆向きに置くとできなかった)

<色のマッチング> 色カードをつけた箱の中に同じ色のカードをいれる。
モデル学習の4色から2色に減色。使用しない箱は手でふさぐ。
<型のマッチング> 動物の絵が描かれた台紙に同じ動物カードを合わせる。
色のついたもの、わかりやすいものから渡す。
ボール入れ・2辺パズル 色のマッチング 型のマッチング
ボール入れは楽しんで行う。「よーいどん」の合図は理解できている。
りんごは逆向きになると難しい。
ひとつひとつ声がけしながら指で示すことで後半になるとできるようになった。だが、色の判別は不確実。
とてもスムーズにできた。きりん(黄色)さる(茶色)など色の濃いカードはすぐに貼り、犬(白)のカードは良く見て探して貼ることが出来た。
 

Session2学習活動U

課題1のおやつのイラストの台紙には傾斜をつけた。ナイスアイディア!

おやつのイラストの台紙

 
【課題1】 【課題2】 【課題3】
おやつの絵のマッチング 数字合わせ はさみで切る
<おやつの絵のマッチング>10種類のおやつのイラストと同じカードを合わせる。
イスに座ったとき、台紙の囲いの中のイラストが見えるように、傾斜をつけた。
色のはっきりしたものから始める。途中で色別できない型を取り入れる。
<数字合わせ> 1・2・3と書かれた台紙に同じ数字を合わせる。
数字が多くなると戸惑うので3までとした。
数字の向きを正しく渡す。
<はさみで切る>2〜3センチの直線上をハサミで切る。
ハサミの扱いに注意する。
切る位置がわかるようにマジック(赤)で印をつけた。
おやつの絵のマッチング 数字合わせ はさみで切る
この課題は視覚的に成功だったと思う。
色別しにくいものは最後のほうに渡していき、色の薄い大根は2回目で成功できた。
始める前に指導者が見本を見せることでスムーズにできた。
声がけをしながら指導者が紙を挟むことで、児童はハサミで切ることができた。
指導者が手を添えてハサミを持つようにしたが、本人を囲む体制を嫌うので指導者が場所を変えることで改善された。
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