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スケジュール構造化T会場のセッティング構造化U課題選択・教材作成モデル学習協力児童A協力児童B協力児童C

協力児童A

(女児・4歳)
広汎性発達障害

終了した課題を置く

活動が終わると、終了した課題を置くスペースに置くことができるようになった。

観察

トレーニーのひとりが指導者となる。それをグループ全員で観察している。
 
 
【課題1】 【課題2】 【課題3】
シール貼り 型のマッチング 直線切り
<シール貼り>りんごの木の実の赤色シールを貼る
貼るぶんだけのシールを準備。
貼り方がわかるように事前に1枚だけシールを貼く。
<型のマッチング> 台紙に貼った食べ物のイラスト上に、同じ絵のマグネットを合わせる
お気に入りの課題なので終わりをはっきりと指示して学習を終えることができるよう注意した。
<直線切り>カードにマジックで書かれた直線をハサミで切る
モデル学習と同様に切る場所がわかるように、マジックで線を引いておいた。
シール貼り 型のマッチング 直線切り
課題内容を理解でき、間違わずにスムーズでできた。
学習内容を理解し、スムーズに終了
机に座るとケースに入れたマグネットが見えなくなってしまい、児童は立ったまま活動をしてしまった。
学習内容を理解し、スムーズに終了
気に入った教材をスムーズに片付けるできなかったので、片付ける場面で短い言葉と身振りで指示を出すべき。
ワークエリアにカゴを置いてから座る?座ってから置く?
ワークエリアにカゴを置く⇒教材を出す⇒座る⇒作業する⇒片付けという作業手順に統一するべきだった。
 
     
 
ワークスペース内に課題のボックスを置き、課題を取り出して始める。ボックスを置く位置を決めることにより、次の動きを理解できる。

活動の流れを知る

トランディションカードを選ぶことから活動が始まることを認識できるようになる。
 
【課題1】 【課題2】 【課題3】
シール貼り 図形の色塗りと切り抜き 型のマッチング
<シール貼り>数字と同じ数のシールを貼る
指導者は数字を口で言いながらシールを貼る
貼り方がわかるように事前に1枚だけシールを貼っておいた。
<図形の色塗りと切り抜き> 台紙に書かれた□と△にクレヨンで色を塗り、その後ハサミで切り抜く。
塗る部分をはっきりと指示をする。切るとき、ハサミを持つ手に指導者の手を添える。
<型のマッチング>モデル学習、学習活動Tと同じ課題である。
好きな課題なので、セッションの最後の課題にした。
シール貼り 図形の色塗りと切り抜き 型のマッチング
児童は数字をなぞったてからシールを1枚ずつ数に合わせて貼っていった。スムーズに終了した。
塗る部分は理解ができ、切るのもだいたい線の通りに切れた。
ハサミで切るとき、早く終わりたいような様子だった。また、指導者は手を添えすぎていたようだ。
お気に入りの課題だったので、うまく出来て喜びんでいた。
楽しい気分のまま学習活動を終えることができた。
課題が終わるごとにイスをしまうことで次の課題へ入る際、スムーズな動作ができた。
課題2でハサミの介助が入りすぎていた。もっとひとりでやらせるべきだった。
図形の色塗りが難しいときは、形を切り抜いた台紙を利用して塗ると上手にできるときもある。児童が「できた!」と喜べるような状況にしたほうがイイ。
 
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