喜久水の吟醸酒・吟醸純米酒の楽しみ方
            保管の楽しみ


 良い吟醸酒というものは、長く寝かせると、熟成が増しデリシャスな香りが
蓄積され、味がよくなっていくものです。
目安としては、光の届かない、1日の温度変化の少ない冷暗所で、精白歩合40%のお酒の場合で4年、
精白歩合55%のお酒の場合で1年の貯蔵が可能です。

ビンテージ、製造年月日などにご注意下さい。


準備の楽しみ

 友遠方より来る。

「今日は3年もので、お酒の温度は12ー15°Cにしてやろう」

古来より最も美味しいと言われる井戸水の温度です。

しゃれたグラスは冷蔵庫にいれて冷やしておいてください。

 オンザロックにする氷は、お茶が美味しい水(井戸水、ミネラルウオーター)
で予め作っておいてください。


レッテルの楽しみ

レッテルには

「 吟醸、大吟醸、純米吟醸、純米大吟醸、本醸造、辛口、甘口、
杜氏の出身地、氏名、アルコール度数、原材料名、瓶詰め年月日、生 」

などの情報が入っています。

そのほか知りたいものには、

「 原料米(山田錦、美山錦、亀の尾、きよにしき)、精白歩合、日本酒度、酸度 」

などが分かれば、吟醸酒への楽しみも増すでしょう。


最初の一口の楽しみ

冷やしたグラスにお酒を2/3ほど注ぎます。

目で色を見て(色、透明感などを楽しみます)

揺らして香りを嗅ぎ(デリシャスな香りを楽しみます)

一口含んで味を見ます(味と香りは舌全体にころがして、口当たりの良さと
 丸みを賞味し、甘みは舌の先で、渋みは舌の奥で賞味してください。)

悪い酒はすぐ分かりますが、本当に良い酒はなかなか表現が難しいものです。

最初の1杯はティスティングの練習をしてください。

グラスを空けたとき乙女の涙があれば、それはよく熟成したお酒の証拠です。


飲むほどの楽しみ

あなたはお酒の結婚相手を見つける仲人にならなくてはなりません。

吟醸酒は日本料理、中華料理、フランス料理などにも良く合いますが、
奥様の得意な料理、あなたの故郷の料理にとても良く合うものがあるはずです。

それを見つけることが出来れば素敵な結婚式になります。

良い結婚は人生の楽しみを盛り上げてくれることでしょう。

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