ニュース 

グループホーム専門座談会のお知らせ
2015/06/23
グループホーム専門座談会を行います!

時下、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は能代障がい福祉懇談会活動にご理解を賜り厚くお礼申し上げます。障害者グループホームは平成元年に制度化されてから、地域で生活をする障がい福祉サービスとして発展してきました。グループホーム事業所は全国で広まってきており、秋田県においても、障害者グループホームへの関心が高まってきています。能代障がい福祉懇談会では、障害者グループホームへの理解を広めることや、利用するにあたっての課題を含めて、専門の座談会を3回に分けて行うこととしました。保護者の方々や障がい福祉に携わっている管理者や支援員・介護員の方々、さらには行政担当者や教育関係者、医療関係者、民生委員や保護司の方々、障害当事者の方々など、関心のある方はぜひご参加ください。
1.日時:平成27年7月3日(金)午後6時半から

2.場所:とらいあんぐる(秋田県能代市万町10番4号)

3.演題:第1回「障害者グループホームの制度について」
虹のいえグループホーム事業所サービス管理責任者係長 越後修平氏

4.参加費:一人500円
参加をご希望の方は、6月30日までにメールにて、お名前、所属等をご記入のうえお知らせください。
cherry-s-k-12@mopera.net。座談会が終わりましたら、市内で情報交換を行います。ご希望の方はお気軽にご参加ください。

5.今後の座談会予定(障害者グループホーム専門座談会)

第2回 平成27年7月24日(金)午後6時30分〜
「障害者グループホームにおける生活支援員、世話人の役割」
虹のいえグループホーム事業所生活支援員 細川 勝氏

第3回 平成27年8月7日(金)午後6時30分〜
「障害者グループホームにおける利用料や小遣いなどについて」
虹のいえグループホーム事業所生活支援員 高橋るみ子氏

※能代障がい福祉懇談会ホームページ、フェイスブックでのご確認ができます。「能代障がい福祉懇談会」で検索してください。

能代障がい福祉懇談会
桜田星宏

下関市の障害者施設で虐待
2015/06/06
障がいのある方への暴言・暴力行為を繰り返していた障害者施設に立ち入り調査が開始されました。こうしたひどい虐待行為は許すことができません。

虐待行為発覚の山口・下関市の知的障害者施設に立ち入り調査
フジテレビ系(FNN) 6月4日(木)11時50分配信


職員による、障害者への日常的な虐待行為が明らかになった山口・下関市の知的障害者施設に、4日朝から、下関市の職員が立ち入り、事実関係の調査を行っている。山口・下関市にある知的障害者向けの施設「大藤園」には、午前9時ごろから、下関市の職員数人が入り、調査を行っている。日頃のサービス内容や、職員の勤務状況などについて、施設側への聞き取りや、書類のチェックなどを行っているとみられている。この施設をめぐっては、複数の職員が、脅迫めいた暴言や暴力などで、利用者を日常的に虐待していた疑いがあることが、元職員の告発によって明らかになっている。施設は、ウェブサイト上におわび文を掲載して、虐待があったことを事実上認めたうえで、第3者による調査委員会を立ち上げ、再発防止を図るとしている。下関市は、今回の検査結果をもとに、指定の取り消しも含めた対応を検討するとみられる。

桜田星宏

6月座談会のお知らせ
2015/06/03
各位

能代障がい福祉懇談会
代表 桜田星宏

能代障がい福祉懇談会座談会について(お知らせ)

初夏の候、皆さまにおかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は当会活動にご理解をいただき、誠にありがたく厚くお礼申し上げます。

能代障がい福祉懇談会では6月座談会を下記の通り予定しております。当会は、旧能代知的障害研究会として平成5年から知的障害児者に係る援助方法や情報共有を図るため、座談会などを行ってきました。今後は障害者全般における諸課題について情報共有や諸活動を行うこととしています。今回は、秋田県立能代養護学校 神田純一先生に、「特別支援教育と進路指導について」と題して、ご講話をお願いいたしました。せっかくの機会でありますので、多くの方々にご参加していただきたくお知らせいたします。

1.日時:平成27年6月26日(金)18時30分〜20時
2.場所:とらいあんぐる(秋田県能代市万町10番4号)
3.演題:「特別支援教育と進路指導について」
4.講師:秋田県立能代養護学校進路指導主事 神田純一先生
5.参加費:500円
なお、ご参加を希望される方は、6月15日までに下記のとおりメールにてお知らせください。なお、会終了後に市内で情報交換会を行いますので、希望される方はその旨もお書きください。(お気軽にご参加ください)

連絡先アドレス:能代障がい福祉懇談会 桜田宛 cherry-s-k-12@mopera.net

以上

能代障がい福祉懇談会総会記事
2015/05/19
能代障がい福祉懇談会総会記事
(2015.5.18北羽新報(ほくうしんぽう)記事

今朝の北羽新報では、2015.5.14に行われた総会内容を紹介しています。能代知的障害研究会が平成5年から自閉症への療育手法であるTEACCHプログラムワークショップから始まり、座談会や療育研修会、TEACCHプログラムワークショップを行ってきたこと、今後は障害者総合支援法による障害の一元化に伴い、幅広く情報交換や情報発信、さらには政策提言などを行うため、能代障がい福祉懇談会として会員制はとらずに幅広く活動をすることなどを紹介しています。

桜田星宏

能代障がい福祉懇談会5月座談会について
2015/05/17
能代知的障害研究会は、このたび名称を変更し「能代障がい福祉懇談会」と改めました。障がい福祉に係る福祉関係者、障がい当事者、保護者、医療・教育関係者、行政担当者、その他障がい福祉に関心のある方々と幅広く情報を共有し、情報発信をしていくことといたしました。今後ともよろしくお願いします。


能代障がい福祉懇談会5月座談会

日時:平成27年5月14日(木)
場所:とらいあんぐる(秋田県能代市万町10番4号)
講師:医療法人双山会 森岳温泉病院理学療法士 清水克也さん
演題:地域包括ケアシステム 〜2025年の能代山本を見据えて〜

能代障がい福祉懇談会では、5月座談会を行いました。医療法人双山会 森岳温泉病院理学療法士 清水克也さんからは、超高齢化社会を迎えた中で、これからの地域包括ケアシステムの重要性と、私たちの意識改革を強く訴えました。趣旨は次の通りです。

(1)医療と介護力の低下
2013年の高齢化率は秋田県で31.6%、団塊の世代が後期高齢者になる2025年には要介護者が全国で755万人に達する。社会保障給付費も増大している。認知症高齢者が増加し、2025年には470万人に達する。介護力の低下も予想され特別養護老人ホーム待機者も急増する。秋田県内ではすでに3000人以上が待機者となっている。人口減少と少子高齢化により、医療と介護のマンパワー不足と財源不足が深刻な状況となる。

(2)地域包括ケアシステム
人が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けることができるように、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムである。

(3)ソーシャルインクージョンの実現
貧困やホームレス状態に陥った人々、障害や困難を有する人々、制度の谷間にあって社会サービスの行き届かない人々を排除し孤立させるのではなく、地域社会への参加と参画を支援し、社会の構成員として包み込むこと。地域の支え合いや自助・互助・共助・公助などの市民を含む地域社会全体でケアを目指すことが必要。障害や困難がある人にも役割を、、互助の強化が目的。障害のある人や高齢者も社会資源である。

(4)イノベーション
創造的破壊と理想に向けての創造、イノベーションが求められている。今までと同じ考えや手法では、これからの社会を創造していけない。意識を大胆に改革することが必要。

(考察)
超高齢化社会と介護・医療の低下、地域包括ケアシステムと、ソーシャルインクルージョン、こうした考え方を大胆に取り入れることが、将来の大きな課題を解決していくこと、イノベーションにつながっていく。とても素晴らしいお話しでした。テーマは大きかったのですが、この地域を変えていくために何が求められているのか、それを考えさせられました。

桜田星宏

前ページTOPページ次ページ