白神ネイチャー協会とは

設立趣旨・団体の概要

世界遺産に登録された白神山地周辺部におけるブナの森づくりを通して、白神山地世界自然遺産地域の保全を確実なものとする。また、ブナの森づくりを行うことによって、白神の森から良質で良好な水の供給を図り、地域のシンボルであるハタハタ等の魚類の産卵ふ化する藻場「海の森」の再生を目指している。

会長

辻 正英

主な活動地

八峰町町内

活動の概要

白神ネイチャー協会は白神山地など八峰町の自然について調査研究し、その保全を行うため次の事業を実施しています。

1.白神山地及び八森町の山、川、海の自然環境保全に関する事項

「白神、山の森、海の森、二ツ森づくり」を合言葉に、元来ブナ林であった世界遺産地域に隣接する真瀬川上流域や泊川上流域にブナの森づくりをしている。ブナの実を採取して播種、数年間苗木を養生し、成長した苗木を植栽するサイクルを繰り返している。植樹する際には、イベントとして全国的に植樹ボランティアを募集し、「山の森、海の森づくり」を行い、森づくりと共に自然環境を大切にすることの必要性について普及啓発に努めている。
また、藻場である沿岸の海中状況のビデオ撮影を行い、植樹によって海の森がどのように変化するのかを確認するための資料としている。このような調査活動を通して「山の森づくり」が海の藻場を良好なものにできるであろうことを啓発していく。

2.エコツーリズムに関する事項

「白神探険隊」事業に積極的に協力し、エコツーリズムの確立に努める。

3.会員の研修に関する事項

会員の資質向上のため、ディネイチャーツアーを実施する。

4.インタープリターに関する事項

「少年少女体験教室」、「体験学習」の講師派遣。賛同する他団体への協力。

5.啓蒙普及活動に関する事項

自然の大切さ、自然との共存を推進していくために年2回の自然観察会を開催する。
会員の情報交換を深めるため会報を発行するとともに、年数回の会員情報研修会を実施する。
ホームページの開設。

6.その他本会において必要と認める事項