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Special Thanks
虫屋の雑記帖 お気楽な趣味たち
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「へぇー、DACで球でバッファで、かぁー。楽しそーだなー。」とは思いましたが、 そんなある日、「球ばっふぁSOP版」の基板レイアウト図が公表されました。
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Paint it RED | |
こうして部品を並べてみると、基板が小さい割には部品の 搭載量は多めという印象です。 緑の基板はh_fujiwara様の電源基板です。 真空管のプレート電圧は標準では9Vですが、 歪み等の点で12V駆動が良いらしいとのことで、 電源は安定化したほうがハムノイズ等の点で良いらしく、 fujiwara様の電源基板を投入してみました。 | |
fujiwara様の製作マニュアルに則り、SOP、背の低いパーツから | |
デジタル周りは定番のOSコンですが、音質追求の為、 被膜を剥いてみました。嘘です。 この部分だけ青い色になるのが耐えられず、ならば クロック・オシレーターのシルバーと色合いが調和するように、 アルミの地肌を活かそうと、OSコンの被膜を剥いてみました。 でも現実は非情です。 被膜の下から現れたのは、何かきちゃない地肌でした。(ToT) あの被膜の下には、こんな秘密が隠されていたとは。 「世にも美しいDAC製作計画」に、早くも挫折の兆しが・・・。 | |
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入力部のフィルムコンデンサは、松下のECQPです。 基板の穴に全く収まらない程巨大な0.1μFです。 おかげで、端子台を使用して綺麗に仕上げる積りが、 ピンを立てて無理矢理絡げてハンダ付けすることに。 電解コンはきっちりサイズを検討して選択したのですが、 フィルムコンは、皆同じ程度の大きさと思い込んでいました。 松下さんのHPにて、「高音質」を謳うフィルム・コンを発見。 これを使用したい所ですが、緑色だから却下です。 って、音質を追求せずに色調を追及してどうするよ、俺。 でもこれ、何時の間にやらディスコンのようです。 最早、「高音質」は商売にならない時代? |
CS8414とTDA1543には、真っ赤なBGを奢ってみました。 「お勉強DAC」を製作した際、レシーバーとD/Aコンバーターに 繋がるC19に、最初BGを使用し、後でOSコンに交換してみて、「何かBGの方が好みの音に感じた」という貧弱な根拠に基づいての投入です。何より、赤いですし。 ま、錯覚でもぷらしーぼでも、本人が満足しているのでOKです。 それに、お勉強DACの出力カップリングCにBGを使用する際、 「後で超電解接続とやらを試してみよう。」と、余分に購入していたので、あと一個追加購入するだけで済みますので。 結局、超電解接続は球ばっふぁで試せましたが、その効果の程は・・・?あっ、取り敢えず1個だけ載せて、試してみれば良かったんだ。しまったぁ〜。 | |
フィルム・コンは当初、サトー電気さんで購入できるNISSEIの | |
基板の裏面です。 元々このような電子工作に全く興味の無かった私のような人間が、何が面白くて基板にハンダ付けしているんだろうと考えていたら、「ん?これってSim
City?」と思い至りました。 | |
基板自体は2日程で組み上げましたが(普通の方は2時間程で完成かも)、シャーシの加工に1ヶ月掛かりました。 |
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サブ・タイトルは「A Study in Scarlet」なんて、ハッタリかましておこうかしらん。
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組み上げてみて吃驚!「球の真横をACラインが横切っている!?」 私の脳内CADでは、球の遥か頭上を過る筈だったのに。 高さ88ミリのシャーシに、スペーサーと真空管ソケットで上げ底 された上に球が載っている訳ですから、こうなるのは必然なんですが、んー、当てにならないのは素人の脳内CADです。 と言うか、そこまで考えが及ばなかったと。(恥 聴感上は特にハムノイズも感じないので、「ま、いいか。」と。(^^; この青いACインレットは、EMISUKE様のサイトにてご紹介されていたものです。球アンプでは、そのままアンプ内にACコードを引き込んでいましたが、このキッチュな雰囲気にグッときたので先行投入です。このプラグ、組立はパズルですね、素人には。 | |
電源部です。シャーシ内に組み込みました。 | |
特にトラブルも無く音出しまで漕ぎ着けましたが、唯一箇所、 |
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自己満足に始終した「TDA1543
球ばっふぁDAC」製作でしたが、 んー、早く「DAC1794D-N」を製作して、聴き比べてみたいな。
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05年05月 完成 << HOMEへ >> |