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                 TDA1541A Non Oversampling DAC with PCM2706 USB
   
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Special Thanks

TDA1541A左右独立(DUAL)/
差動(DIFFERENTIAL)DAC KITなどのサポートページ

TDA1541A Non Oversampling DAC
with PCM2706 USB

ElectrArt様のHPです


お気楽な趣味たち
 毎度お世話になっておりますです

 

 

   

 

「HDD内に詰まっているMP3音源も真空管アンプで出力できたら楽しいだろうなー。」
と以前より思っており、その為には「USBオーディオ」が便利らしいと、
VICSさんのUSBオーディオキットを作ってみようかと考えていました。

そんなある日、検索でElectrArt様のKIT基板の存在を知りました。
この方も、ヤフオクをベースに活動なさっておられるようです。
そして、VICSさんのキット\3,129とElectrArt様のキット\12,000程(だったかな?)
どちらを作らせて頂くべきか、暫し迷います。
VICSさんのは価格がお安く、アナログ出力されますのでお手軽に使えるのでしょう。
ElectrArt様の方は、入手困難と思われたTDA1541A&DAC基板がオマケに付いてきます。
(いいえ!USBオーディオ基板の方がオマケです!!(^^;)

現在稼動している「お勉強DAC1」にて、オペアンプを替えると音の印象も変わる
ということを知りましたが、このDACの場合、オペアンプはLPF部にのみ使用されています。
LPF部のみでも音の印象が変わるなら、I/V変換部もオペアンプを使用したものなら
更に音の変化を楽しめるのだろうか、なんて考えてしまいます。
そして何より、噂のTDA1541Aの音色を楽しむチャンスです。

えぇえぇ、こうして又一枚、我が家にDAC基板が増えて逝ったのでした・・・。

 

 

   
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電源トランスは「お勉強DAC2」用にと手配していた、fujiwara様のトランスを流用しました。これでお勉強DAC2の製作が、また遠退いてしまいました。次回の頒布時には、話題のディスクリ電源基板と合わせて手配させて頂き、「お勉強DAC2.5」の完成を目指すことにしましょう。
ケースはタカチのOSシリーズです。フロント・パネルの厚さは3ミリもありました。「球ばっふぁ」製作時に、己の人力作業限界は2ミリ厚までと知った素人は、素直に電動ドリルとステップ・ドリルを入手して、快適な作業環境を手に入れましたとさ。
でも作業が楽チンになったにも係らず、ケース加工に一月近く掛かっています。どうやらこの素人には、ケース加工を継続する根性が不足している様です。 

c02.JPG 電源基板もfujiwara様の汎用基板です。
オペアンプの±15V用基板ですが、1/2w抵抗を無理矢理載せています。これは途中で、この部分の抵抗器の値を小さいものにしたら、±12V駆動のオペアンプも射程範囲に入ると気付き、手持ちの値の適当なものを載せた為です。これでオペアンプの選択肢が拡がると北叟笑んでいたら、-15VはTDA1541Aと共用だったことを思い出し、慌てて1541AのDatasheetをチェックしてみると、下限は14Vとの事。「12V駆動のオペアンプを取っ替え引っ換え大作戦」は夢のまた夢と相成りました。
つまりアレです、「勝手に弄るならDatasheet位頭に叩き込んでから弄れ!」って事のようです。ま、「こんな無駄な努力もお勉強の内なのさっ。」と開き直りつつ・・・。
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林立するニッセイASPの橙色が目に痛い構成となってしまいました。緑の基板に橙色の配色は、目に優しくないかも。
I/V変換抵抗は生産終了を記念し、東京光音の無誘導巻線抵抗を投入してみました。この巻線抵抗は1/2W型ですが、RS-2Bの3Wよりまだ大きめのサイズでした。実に雄々しい姿態の抵抗器ですが、生産終了とは残念かも。2200pFのディップ・マイカも手配していたのですが、足が太すぎて入りませんでした。(ToT)
鑢で削って細くして、無理矢理挿す位の根性を見せるべき?

本来このキットには、抵抗器やコンデンサなどの必要パーツは同梱されていますので、態々部品類を自前で手配する必要は無いのですが、そこはそれ、自作野郎の嗜みと言いますか、素人の悲しい性と言いますか・・・。

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こんなご立派な筐体なのに、フロント・マスクは電源SWひとつだけと、侘・寂の世界を醸しているのが少し悲しいかも。

別筐体で仕立てたUSBオーディオ基板ですが、これはこれで便利な反面、「I2S」接続でDAC筐体に内蔵させた方が、同軸ケーブルの抜き挿しをしないで済む分便利だよなぁ、と思ってみたり。
「何故、同軸ケーブル?」と言う顛末は↓にて。 

c05.JPG ある意味、本日の主役であるUSBオーディオ基板です。
電源供給部のデカップリング・コンデンサは、おまじない代わりに
OSコンを使用しました。この基板では使用しないDAC部のコンデンサは添付品ですが、この部分も気合を入れるべきなのかなぁ。
この基板の出力は「I2S」とのことですが、我が家の設置の都合上、同軸ケーブルで接続できた方が便利なような気がし、また同軸での接続なら、DACを交換して楽しめそう、という理由でfujiwara様の作例を真似させて頂き、このように手を入れてみました。追加のCやRは、紙フェノール上に整然と並べる予定が、結局、こうとしか配置できませんでした。・・・未熟。
早速PCと接続して音出しです。徐にPLAYボタンをクリック!
・・・・・・うふっ。案の定、音が出ません。(w 
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がしかし、既に「Datasheetを頭に入れておくべし」と学習している素人は、事前のチェックで「FSELをHIGH」にすれば「I2SとS/PDIFが切替わる」らしいと見当を付けていたので、この部分を手直しすべく回路図と基板とfujiwara様の作例をじっくり見比べてみて、「あらよっ!」と修正してみました。えぇ、理屈は全然理解してないんですが、もう勢いだけでやってますです。

そしてもう一度PCに繋ぎ、「これでいいのかっ?」と思いつつ、 再びPLAYをポチッとな。
・・・まるで何事も無かったかのようにMP3音源が鳴り始めます。
PCM2706のハンダ付けも成功の様で、なによりっす。

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こんなに小さいと分かり辛いですが、PCのMP3試聴環境です。
StationRipper」と言うソフトでネット・ラジオをDLしています。
このソフトは曲目ごとに別ファイルとしてsaveしてくれるので、とても便利です。free版は選択局数は2局ですが、無問題でしょう。
寝る前にセットすると、翌日にはいろんな曲がざくざく状態で、
これを「foobar2000 」で再生し、お気に入りがあったらHMVやAmazonで検索し購入という流れです。んー、便利な時代だなぁ。

「低域、高域をカットし圧縮したMP3音源を、オーディオ装置に繋いでどうよ?」と問われれば、「ムズカシーこと言わなければ、全然OK」だと思います。ってか、MP3にムズカシーこと言われても。
只、同じ128Kbpsでも、音が良かったり悪かったりする様ですので、Enc/Decソフトは良いものを使った方が幸せになれそうです。

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「何も其処まで。」と思いつつ、シングル・オペアンプを載せてみました。お勉強DAC2用に手配していたものを先行投入です。
ええ塩梅かも。
fujiwara様のSINGLE/DUAL変換基板を使用させて頂きました。
もう、fujiwara家の方角に足を向けては寝られません。
どちらの方角か分かりませんが。(^^;

アンプの定数や部品で音質調整が出来るだけの知識も技量もありませんので、オペアンプの交換で音質調整を図るチキン野郎でございました。

 完成05年12月                                                                                                                                        << HOMEへ >>