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Special Thanks お気楽な趣味たち |
今までのところ入手し易い自作DACキットは、ザ・キット屋さんのmodel2位のようで、 「さぁ、どうする、俺?」 注文した2日後、HPには「終了」の文字が。人生、決断と行動が肝のようです。 |
DAC基板はかなりコンパクトで殆ど煙草サイズでした。 | |
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何やら上條様も楽しげなことをはじめられたご様子です。 そろそろお勉強DAC・S/DACの製作に掛かりましょうか。 自作DACでは、最初に最大の試練が待ち受けているようです。 基板中央部に鎮座ましますのがお勉強DACの肝、PCM1716・D/Aコンバータですが、この白い枠線の長辺がおよそ10ミリ、この10ミリの中に0.3ミリ程のピンが0.3ミリ程の間隔で14本整然と並ぶという、「誰がこんなのハンダ付け出来るんだ?」と云わしめるSSOPパッケージの逸品でございます。 いや、よく知らないですけど。 先端技術は非人道的な技能水準を要求するようです。 |
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予行演習として74HC04ロジックICからハンダ付けです。 マニュアルやオプティマイズ様のご説明を元にイメージ・トレーニングをしていたお陰か、楽々クリアです。 いよいよ本命のSSOPパッケージのハンダ付けです。 「うぉっ!ブリッジしたぁぁ〜!。」 …いきなりかよ…。 やはり隣のピンにもハンダが付いてしまいます。 しばし熟考の末、「鏝先にハンダを載せ、吸取り線で拭い微量にし、ランドからピンへゆっくりと押し出すように移動させ、ピンに乗り上げたら一拍置いてから鏝先を離す。」という方法で無事クリア。SSOP恐るるに足らず!ってとこです。(増長モード) フラックスは爪楊枝に浸し、ランドをなぞりました。 |
SSOPパッケージさえクリアすれば、あとはお馴染みの部品たちをペタペタとハンダ付けしていくだけです。 | |
これは基板の裏面です。 同梱部品を使用すれば全て表面に実装できますが、DAC部、アナログ部の部品の半分は裏面に引越しです。 もうね、後ろから前からどうぞ、状態です。自分でも呆れます。 素人がこんなことをやっているようじゃ、動作しなくとも自己責任って奴ですが、この部分、ハンダ付けの前に一度仮組みし、方向や順番を検討する位のことはやってますです。最早工作というよりパズル状態だったりして。 最近「LM3886」を検索していて出会ったUTiCd様の「 LM3886パワーアンプ 」を拝見して、「IC一個のアンプでもこれだけの知識を動員して製作する方もいらっしゃるのに、自分ときたら・・・。」と、自己嫌悪に陥ったばかりなのに、もうこんなことやってます。 |
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・74HCU04のPin14は5Vですか?・・・いいえ、1.5Vです。 いきなりやっちゃいました。トラブル発生です。 ・アナログ出力電圧は概略0Vですか?・・・いいえ、4Vです。 んー、トラブルは続きます。が、はじめてのDAC自作ですからこの程度は予想の内です。 この光送受信モジュール、一人ではうまく取り外せません。 光モジュールを付け替え、再度チェックです。どうやら大丈夫のようです。 |
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−アップに耐えられないハンダ技術がご愛嬌− h_fujiwata様のインタビューを拝見すると、 |
自作SPも3週間程過ぎてから一皮剥けた音が出るようになりましたから、お勉強DACもその頃に期待です。 |
04年11月完成 |