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Special Thanks 月刊 無線と実験 7月〜11月号
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「そろそろ「投げ遣りなVR」の替わりの次回作を作ろうかなー。」 どうやら今回は「真空管アンプ基板だぜ!しかもパラpp!!」の様です。 「これは作って聴いてみなければ!」と思い立ったらもう、球や部品の検討を始めています。
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プッシュプル時 |
5670という真空管の仕様を調べてみると、パラプッシュプルでも最大出力2W位の様です。 折りしも、上條様のご紹介されていたトランスを拝見し、「トロイダル・トランス、カコイイッ!」 そんな時、ふと思い出したのがjkawamori様のblogでの紹介記事でした。 そして、店主さんのお勧めがこの「OPS10W-D」でした。 現状を顧みますと、 小さいトランスは、シングル用の「OS4W-C」\1.700です。
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じんそん様の公開された基板レイアウトを拝見し、パターンを追いながら回路図のようなもの BOI
Audioさんでは在庫数が不足とのことで、入荷次第出荷ということで手配しました。 まぁ、単に後で球を交換する楽しみが増えたってことなんですが。(^^;
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使用部品も、何を選択すべきか悩みます。 カソード抵抗、位相反転段プレート・カソード負荷抵抗は、巻線抵抗で纏めてみました。 カップリング・コンデンサは、基板に収まるギリギリのサイズでASCです。 「戦列を並べた 真紅のBG-NXが 轟音と共にスピーカーユニットを 吹き飛ばすのが好きだ」 なんて、アホなコピペを考えながら、BG-NXいいかも!と思ってみたり。 などという葛藤を経て、結局カソード・パスコンは全てOS-コン100μFとなりました。 < 2005/11/02 >
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製 作 開 始 | |
今回は、5670PPP基板の美しさも楽しむ方向でシャーシ・デザインを考え、クールな青基板にはクールなアルミの地肌がお似合いかなと、「見せるアルミシャーシ」を考えたのですが、私に金属加工は無理なので、気合を入れて板金屋さんに見積依頼した所、嗚呼、「九千円」とのご返事でした。(ToT) 貧乏人は直ちに転進し、百円ショップにてモノを見ながら考えた、 バラック仕様、総額七百円プラス手持ちのアルミ板プラスαにて 急遽組み上げることと相成りました。 ちなみにこの中央の仔猫ちゃんは、バナナがおやつに含まれるが如く、今回の制作費、七百円に含まれます。決して「萌え」に目覚めた訳ではありません。・・・ホントか?・・・ | |
トランスの配置を検討する為、例の如く漏洩磁束のチェックをしてみました。流石は噂に違わぬRコア・トランスです。前回の伏椀型トランスに比べ「ブーン」と言うハム音の音量が、格段に少なめのようです。一番ハム音を拾う状態でも、(その音量は微かなものですが)2センチも離せば殆ど聞こえなくなります。 勿論、伏椀型でも配置方向に留意すれば、全く問題は無いので すが。 手配したトランス用のシャーシが、あまり余裕の無い大きさだったので不安も有ったのですが、先ずは一安心です。 | |
基板の裏側では、ヒーター用配線材を取り廻してます。 Lucy様のご教示の通り、初段管から引き廻しました。 ヒーター配線用のランドには、TU-879の製作で覚えた小技、 「山盛りの半田メッキ」で対応しました。 こうして見ると、Lucy様の作例の様に円を描いて配線材を引き 廻した方が、すっきりした印象になって良かった気が・・・。 |
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一先ずppp基板は完成しました。 < 2005/11/08 >
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トランス用シャーシ内は、こんな感じです。 スピーカーのマイナス端子とRコアのアースは、
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思い付きデザインの、でっち上げバラック仕様ppp基板アンプの完成です。 高圧電源部が剥き出しの儘で超デンジャラスだわ
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後姿は正しくバラックそのものです。 剥き出しの儘の入力端子など、如何にもノイズ耐性がひくそうです。「こんな高級品、バラックに使うな」と怒られそうですが、でもカコイイ!ので使わずには居られませんでした。 | |
横から見ると、こんな感じです。如何にも安普請です。 ま、七百円プラスαですから、其れなりってことでご容赦を。 構成は、アルミ板の表面にコルクシートを貼りppp基板を載せ、 アルミ板とペン・スタンドの間に補強板を敷き、ネジ止めしています。寝せる角度は30度位ですが、この角度ですと右側のネジに長いものが必要となり、予算追加で長いネジ80円位を購入しました。 ペン・スタンドはプラスッチック製の為、強度不足なのが難点です。難点と言えば、このデザイン全てが難点だらけなんですが。 |
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ご主人様の声に耳を傾ける忠犬が寄り添うのにお似合いなのがスピーカーならば、
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ばざーらさんから頂いた「おまけ」は、何とCDでした。 他に、シールドケーブルも「おまけ」で入っていました。 |
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完成05年11月 << HOMEへ >> |