医療情報

1.医療情報
 日本医療機能評価機構 は HP(http://www.jcqhc.or.jp) で、各病気の診療ガイドラインを公開している。
 現在公開されている病気は 胃潰瘍、急性心筋梗塞、くも膜下出血、ぜんそく、脳梗塞、急性膵炎、糖尿病、肺がん、
 脳出血、白内障、アルツハイマー病。
 近く公開予定は 前立腺肥大、尿失禁、大腿頚部・転子部骨折、腰椎椎間板ヘルニア、肝がん、高血圧、前立腺がん
 尿路結石症、鼻アレルギー、腰痛、胃がん、急性胆道炎

2. 医薬品の副作用全例公表
  独立行政法人医薬品医療機器総合機構は HP(http://www.info.pmda.go.jp/)で、2006.1.31.製薬企業から報告があっ  たすべての副作用の公表を開始した。多数の死者が出た肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)などの薬害の被  害者らが情報公開を要望。同機構が発足した04年4月分から順次、全例を公表することになった。同月分で死亡と因   果関係が否定できないのは63例あり、いずれも医師の処方が必要な37医薬品で起きた。内訳はイレッサでの間質性  肺炎が12例、抗がん剤タキソテール(同ドセタキセル)で同肺炎などが5例、抗リウマチ薬リウマトレックス(同メトトレキ   サート)で同肺炎などが4症例などで、63例中31例が抗がん剤だった。
3. がんセンター中央病院(東京都中央区)は 完全予約制になる。
  新制度では 紹介医が所定の用紙をファックスで、中央病院に送り申込む。翌日に、1~2週間以内の診察日が決まる。
    一日来院者が1,100人位になり、初診で、8時間待ちが出たので、この制度に踏み切った。
    ただ、急病患者は予約不要(医師法では診察依頼を拒否できないと定められている。)
  同センター東病院(柏市)は 完全予約制の導入計画はない。
4. ジェネリック医薬品(後発医薬品で、おなじ効能で、代金は割安で、三分の一のものもある。)
  日本ジェネリック医薬品研究会HP http://www.generic.gr.jp/
5.図書「がんの教科書」著者中川恵一東大助教授、三省堂 1785円
  最新のがんの診断から治療までを一般向けにわかりやすく解説したビジュアル版。著者中川恵一は東大病院、緩和
  ケア診療部長で、同大放射線科。同氏は「がんの治療法を自分で判断する時代になっており、その一助になれば」と。


  6.「医師の資格」を調べる。
    厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/)を呼び出し、「医療」をクリック、次に「医師等資格確認検索」をクリック、
    そこに 医師の氏名と性別を入力すると、「登録年」が表示される。但し、同姓同名のときは すべてが表示される     ので、特定できないことがある。現住所とか卒業大学を表示してほしい。

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