ウラジオストックの旅(飛鳥U)

1.日程  能代発 2010.8.31.7:00  セリオン着 8:30 乗船手続(出国手続) 8:45 乗船証受領
      乗船証は 部屋の鍵と船内での身分証を兼ねている。岸壁行きバス 9:00発 飛鳥U着 9:10
      7058号室到着 9:15 セイルアウェーパーテー 10:15~ 秋田港 出港 10:30
      時差調整(0:00 を 2:00 に進める。)
  9/1 15:20 ウラジオストック(BLADIBOSTOK)港接岸 ロシア審査官乗船 乗船客全員のパスポート
      を検印し、出入国カードを収集する。下船開始 18:00  ウラジオストック港夜景鑑賞とショッピング
      (21:00~24:00)
  9/2 シベリア鉄道乗車体験と自由市場見学(7:30~12:00) ウラジオストック駅発 8:15 ウゴーリナヤ駅
      着 8:50  自由市場(9:55~10:20) 昼食 現代ホテル(11:00~11:50) 飛鳥U乗船 12:15
     ウラジオストック港出港 14:00 (洋上バカンス シャンペンを飲みながら、離岸の別離の感傷)
  9/3 時差調整(2:00 を 0:00 に戻す) 台風 7号の影響で波が高い。
     14:00 秋田沖に到着 波が高く 水先案内人は 飛鳥Uに乗船できず、時機を待つ。
     18:40 水先案内人2人乗船、19:30 接岸 税関職員乗船 各部屋にて、審査 19:40~22:00
     21:50 下船   セリオン発 22:25 能代駅着 23:50 
2.目的  環日本海時代、ということで、韓国の東海、ロシアのポシェット、ウラジオストック、日本の境港、
     富山、新潟、秋田などの港間の交易をすすめ、文化交流などを図ろうとするものである。
     能代の歴史で、771年 渤海国使節青綬大夫壱万福等325人が船17隻で、野代に漂着し、彼等は
     常陸国において休養し供給を受けた。という記録がある。渤海国や靺鞨(マツカツ)国の港もウラジオ     ストックの近くにあったと推定される。その海路を21世紀の現在、航海してみたかった。秋田港からま     っすくにウラジオストックまで、約 800kmを 約 25時間で航行した。時速は 32kmで、 18ノット位であ     る台風 17号が熱帯低気圧になった風雨の中、食堂のコップを落とすことなく、時間どうり航行した。
     渤海国や靺鞨国の使者は小さい船で、何日もかけて航行して来たのであろう。
3.感想 飛鳥U(5万t 205m 29..6m 23ノット 定員 800名)の船内施設、設備 @食堂 大型レストランで、      一回で 400人位が会食できる。今回は700名だったので、PM 5:30と、PM 7:30 と二回に分けて、夕     食を供給した。朝食と昼食は洋食のレストランがあるので、一回で供給した。食事は旅行代に含まれ     ているので、無料で、唯アルコール飲料は有料、生ビールは 700円、カクテルは 800円だった。食      後果物をが必要な方は洋食のレストランに行き、食べても無料だ。日本人にはとても合う食事で、乗     客にはとても好評だった。ウェーターやウイトレスの接待も良かった。また喫茶店もアルコール飲料以     外は無料だ。Aエレベーターは前方部 3台中央部 2台、後方部 3台、700名の乗客には十分だった     。B客室は 10階、 9階、8階、7階だ。スイートは10階、バルコニーは 9階、8階 ステートは 8階、      7階。C展望風呂 12階にあり、浴槽は大型が一個、中型二個はバブルだ。その外サウナが二部屋     。洗い場は 10個、シャワーつきだ。各部屋には バス付きになっている。でも手足が十分に伸ばせ      る風呂がとてもよい。プールは 11階後方に大きいのがあり、前方には 小さいのが設置されている。     Dテレビ NHK衛星第一、NHK衛星第二、NHK BSハイビジョン、 民放BS放送、 世界時計 飛鳥      Uの航路図、ブリッジ(船長室)からの風景、時刻表示ビデオ洋画、船内の広報など完備している。
  ウラジオストックの夜景とショッピング(9/1 PM 9:00~12:00) @ショッピング BLAZER 日本では 食品
     中心の中クラスのスーパーだ。日本と比較して、野菜、果実などの食品は安価だ。酒類は高い。
     アルコール税が高いのだろう。A鷲巣展望台 ウラジオストック駅(飛鳥U岸壁)から東方へ約 4km
     の標高 192mの丘の上にある。ここから見える夜景は街灯の少ないウラジオストック町だ。金角湾
     にも点々の船が その中で飛鳥Uだけは船全体が一段と明るく電飾されていて、確認できた。
     入口からこの展望台までの登り道路は舗装も石段も不完全でぼろぼろでした。街灯もない。観光地     で、こんなのは日本では考えられない。夜の観光客が怪我しないか心配だった。30名位の客にガイ     ドだけが懐中電灯を持参していた。国や市は貧しいのだ。道路は車で渋滞しているのに信号機
     がない。日本の会社名を書いた中古車も走っている。

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