トップへ 能代港の沿革 能代港施設概要 アクセスマップ トピックス リンク集


2017年9月 能代港ビジョン懇談会が設置されました

 
 能代港は、米代川流域を中心とした県北地域の海の玄関口として、かつて北洋材の輸入、木製品の輸出などの機能を果たしてきました。しかしながら、時代の流れとともに、木材関連産業が衰退し、ドライバー不足等の問題も顕在化する中、環境関連産業の発展、技術革新等の社会情勢を背景として、リサイクル産業の発展や風力発電の立地等の産業構造の変化、さらには秋田県の県北地域の観光の玄関口としてのクルーズ船の寄港という新たなニーズも増えてきており、能代港の周辺環境が大きく変化してきています。
 今後はさらに、洋上風力発電の計画や日本海沿岸東北自動車道等の高速道路との整備の進展など、能代港の活用及び港湾背後圏を含めた港湾の大きな変革の時期を迎えようとしています。
 こうした中、能代港について、国土交通省東北地方整備局秋田港湾事務所、港湾管理者の秋田県、能代市が協同で事務局を務め、秋田県の県北地域の行政及び地元企業等を構成員とする「能代港ビジョン懇談会」を設置いたしました。
 この会では、能代港の発展を秋田県の県北地域の活力に繋げていくために、産業分野、観光分野、防災分野等の多様な面から能代港の今後のあり方及び整備の方向性を検討し、その検討結果を「能代港ビジョン」としてとりまとめることを目指します。