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スキー、スキーボード、スノーボード 02-03シーズンの記録


4月26日(土)
前夜の飲み会幹事も無事役目を果たし、軽い二日酔いで起床。
ってやっぱり飲み過ぎた。

今日から「三浦敬三先生と滑る八甲田春スキーツアー」に参加予定。
集合は酸ヶ湯11時。10時頃には到着したいと、7時前に出発。
3時間ぐらいかかると見ていたが、2時間で到着。暇だ。
お陰で駐車場は宿から近いところを確保。その後は激混み。路上駐車だらけ。

時間が早いため、三浦ドルフィンズご一行様はまだ来ていない模様。
そこら辺をウロウロしながら時間潰し。
回りを見れば、山スキーヤー、ボーダーらしき人たちがいっぱい。

集合の11時を過ぎ、ようやくドルフィンズご一行様を発見。
天気が今ひとつのため、午後のツアーはハイクアップ無しの足慣らし程度とのこと。
好天ならば山で食べるはずの弁当を貰い、2階の大広間へ行く。
まだ、誰が誰やら分からず。ちょっと緊張しながらの食事。

食事を終え、スキーウェアに着替え、ブーツを履き、板を持って玄関前に集合。
板は腐れ雪に強いことが判明した太板GOTAMAにする。
三浦敬三先生は視力の問題があり、ガスッてる今日は滑走無し。
でも玄関まで見送りにいらしてました。

酸ヶ湯のバスに送られ、八甲田ロープウェイへ。
殆ど待ち時間もなく乗車。10分で山頂駅。山頂駅で準備を整え、
板を担いで5分ほど登れば、ツアーコース入り口。

ここから、銅像コース、温泉コース、大岳コース、赤倉コース・・・・と沢山コースがあります。
これらも三浦敬三先生が若い頃、先頭になって整備したものだとか。
敬三先生の一番弟子、ガイドの柿崎さんも指導標を担ぎ上げたそうです。
50年ほど前の話とか。敬三先生99歳、柿崎さん74歳。

本日の足慣らしコースは「銅像コース」。ん?、あのー雪崩で閉鎖ってあるんですが?。
そこは八甲田を知り尽くしたガイドの柿崎さん。問題のないラインに皆を誘導。

最初は少し下り、後はトラバースしながら斜面入り口へ。沢へ向けての滑走。
斜面に亀裂や雪崩の後のブロック(デブリ)が無いかを確認して、スタート。
ガスッてて視界もないため、柿崎さんを見失わないように、すぐ後ろに貼り付く。

これが速い。かなり抑えてるようだけど、気が抜けない。
沢の傾斜が緩くなったところで、右手の林へトラバース。上を見れば指導標が。
途中で、トドマツとコメツガの違いについてお話を聞く。植生についても。

前嶽の斜面に出たところで、雪崩れている場所、亀裂の入っている場所等の指示。
指示に従い、安全なところを気持ちよく滑走。後は林の中へ。
柿崎さんは林の中も速い。いや速すぎ。後続は方向を見失ってる模様。
もっとも我々しか滑ってないので、シュプールを辿れば何とかなるが。

いよいよ斜度も無くなったなぁ、思ったら目の前を車が通過。道路に出ました。
スキーを外し、道路を横断して、銅像茶屋の駐車場へ。
酸ヶ湯のバスを待ちます。

※銅像・・・八甲田雪中行軍遭難記念像があります。

宿に着いたのは4時。荷物を部屋に運び、ウェアを脱いで、風呂へ・・・・・
なんと、もうビールが登場している。同室の鈴木さん、下山さんご提供。
早速飲んじゃいました。暫く飲んでから、有名なヒバ千人風呂へ。混浴です。
薄暗くて湯気が立ちこめて視界が利きません。その向こうに女性が居るような??
この雰囲気が良いです。でも、男性大過ぎじゃないか??
ここでは、体が洗えないので男女別の小さなお風呂へ。
五人しか入れませんが、シャワーで頭も洗え、スッキリです。

前嶽を下った林の中で
「ブナの幹に黒く見えるが苔
その高さまで雪が積もる
雪の下になると苔は呼吸できず
死ぬ」と柿崎さんの説明
銅像ルート終点
こんな所へ出てきました
銅像茶屋の駐車場で迎えの
バスを待ちます


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