坂上田村麻呂

代のねぶながし行事「役七夕」は、1300年前/阿部比羅夫が、800年前/坂上田村麻呂

蝦夷征伐の際、川に灯(あかり)を流しおびき出して平定したという伝説を起源としています。
 

上田村麻呂は8世紀の終わりから9世紀の初めの武将。

奥州の蝦夷(エミシ)征伐を敢行した将軍です。

様々な伝説に包まれており、先祖は東漢(やまとのあや)渡来人ともいわれております。

坂上田村麻呂に関するものとしては彼が没してからすぐの嵯峨天皇の治政に書かれたと言われる

「群書類従」に『坂上田村麻呂伝記』があります。

清水の舞台と呼ばれ有名な
京都の修学旅行のコースの定番・清水寺は坂上田村麻呂が

780年(宝亀11年)に仏殿を建てたのがおこりといわれております。




高橋克彦著「火怨」上・下

坂上田村麻呂と東北古代の英雄阿弖利為との葛藤を描いたもので

東北人として涙と感動の巨編です。

平成12年・第34回 吉川英治文学賞 受賞