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             PGA2311/5670 電子VR搭載 真空管バッファ ラインアンプ
   
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Special Thanks


  EMISUKEの電子工作部屋  

デジタルボリュームコントロール
真空管出力LINEアンプ











 

   


          皆様はお気付きでしょうか。我が家の自作アンプには、久しくボリュームが搭載されていないことに。
         思い起こせば、05年夏に製作したLM3886パワーアンプ以降、この電子VR搭載ラインアンプの使用を
                                    前提に、パワーアンプのVRは省略していたのですが・・・。
  その間、例の投遣りなVRで何の不満も無く過ごす事、約二年・・・流石腐耳を自認するだけのことはあります。

         このPGA2311電子VRを搭載したラインアンプ基板は、05年春、jinson様の「球ばっふぁ」と同時期に
         Emisuke様が頒布されたもので、当時、アッテネーターを作ってみようか、こちらを作らせて頂こうか、
    逡巡しましたが、素人が迂闊にATTなどを組上げても、抵抗器を取替え引替えの無間地獄に堕ちるだけと、
             この電子VRラインアンプ基板を選択したのですが・・・。それから二年かぁ、今頃かぁ、俺。

 

   
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この電源部基板を作ったのは、05年11月だったかな。
5670PPPアンプを完成させて、いよいよ電子VRのラインアンプだと組み立て始めたものの、突然「MP3を良い音で聴きてーっ!」という発作が起こり、ここまで作っておきながら途中で全てを投げ打って、PCM2706USBキットを作り始めてしまったのでした。
んー、何を考えているんでしょうかねー、この素人は。

今作り始めたとしたら、「整流ダイオードはSBDかな、FRDかな」とか「ここは全てKMGでひとつ」とか、基板上の景観は違ったものになっているんでしょうねー。それが進歩なのかどうかは判りませんが、電子工作もその時の自分が反映されるんだなー、と。 

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この信号部基板を組み上げたは、06年5月ですね。
全段差動PPアンプも完成させて、今度こそ電子VRのラインアンプだと組み立てたものの、今度はヒロ様の「LM3886 BTLどうよ?」という甘い誘惑に誘われ、放置プレイとなりましたとさ。
んー、何も考えずに行動してますねー、この素人は。

カップリング・コンデンサが黄色いのは、ASCの2μFはでかすぎ
て基板に納まらないかもと、サイズの小さいものを選択したんですが、リード線がアレで納まりが悪いです。あと、WE386Aが挿さったら、ロゴの黄色とお揃いになって綺麗かも、と。
手前の黒いのがPGA2311ですが、有難味の薄い大きさです。

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チョコッと基板に部品を半田付けし、チョコッと筐体に穴を開け、サクッと組上げて完成です。

我が愛機の「投遣りなVR」と並べると、まるでモノリスの周りで騒いでいた猿供の放り投げた
棍骨が一瞬にして宇宙ステーションに進化を遂げたかの様な変貌ぶりでございます。(笑

いやー、音の方も其処までの大進化に見合った大変貌を遂げていると良いんですけどねぇ。
まぁ、暫くの間はじっくり聴き込んでみましょう。

c04.jpg ここにはこんなご立派なVRは必要無いのですが、ミニデテントのクリック感が好みだったりするので、敢えて使用したのですが、A型だと音量調整がし難いかなぁ、と。

半分以上廻して漸く以前と同じ様な音量ですし、最初の数クリックは無音のままとなります。これはプログラム上、「95%以上は∞」という仕様と、A型の特性曲線によるものだと思うので、後でB型VRに交換してみましょう。

でも、お安いVRでクリック付のって無さそうなんですよね。 

   
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ラインアンプの完成を祝して、こんなことして遊んでみようかなと。

・・・ 以下 工事中 ・・・