最終更新 2006/1/12

木材高度加工研究所のホームページはこちらです。

 「秋田県立大学木材高度加工研究所」は「木都」能代の歴史と伝統に新風を吹き込み、新しい可能性を創り出す事を目指した研究施設である。ここで研究開発された技術を地域産業の発展に役立つようにする機関として「秋田県木材加工推進機構」が併設されている。
 スタッフには、これまで様々な分野で活躍をしてきた経験豊富な人材を揃えており、風の松原の中に建つ大型木造建物は現在の最新技術が取り入れられ、大断面集成材構造としては国内最大の規模を誇る。内部にも集成材、針葉樹合板などの先進的な技術が取り入れられ、研究室が開放的になっているなど、建物自体が提案型である。研究所では新しい材料の開発と共にそれらを使った新しい考え方による建築方法を研究している。地震に強い構造の研究のために、実際地震波を再現できる大型の振動台を設置し、骨組みの方法を変えたときの構造の強さの違いを測定している。また、真冬でも暖かく快適に過ごせる住宅造りのための研究も行われている。