文章中、緑色の部分は新聞等からの引用です。
本文中に新聞等の発行月日を明示してあります。

2006/07/24

情報@ 22日(土)NHKが風の松原の取材に来ていました。ニセアカシアをいろいろな角度から取り上げるとのことです。
     
     25日のテレビこまちで放映されるようです。

情報A 8月5日(土) 午前6時〜7時30分
      第2回「ニセアカシア萌芽撃退作戦」
      集合場所は能代市陸上競技場本部脇、どなたでも参加できます。
      稲刈り鎌のある人は持参してください。
      風の松原に守られる人々の会が剪定バサミを用意します。


2006/07/05

薬剤散布日程変更のお知らせが掲示されていた。地図の斜線部が既に終了した場所。


2006/07/04

 6月28日から「松くい虫薬剤散布」が始まっているのだが、その内容を「風の松原を歩く」06年6月号にだけ書いてこちらに転載するのを忘れていた。今日はリンクを張るのでなく、こちらに転載してみよう。もしもうまくいったらそのまま6月28日の項を増やしておこう。


2006/6/28(水)

 今朝は曇り空、昨夜は雨だったが今朝はようやく持ちこたえている感じ。今日は薬剤散布開始の朝、能代市斎場近くに駐車、風の松原車道脇の歩道を歩く。斎場向かいから風の松原に入る小径を初めとして4本の小径には変化なし。松原内に入っていく人、松原散策を終えて戻ってくる人がいる。
 5本目の道、それがジョギングコース6番地点から風の松原に入る道だ。写真はその5本目の入口の前でなにやら読んでいる2人と1匹がいる。ここのロープに下げていた掲示は3枚。

風の松原 ジョギングコース6番地点 左の写真の拡大図

 

掲示(A) 掲示(B) 掲示(C)

 左側の掲示文は昨年はなかったもの。受託会社名が小泉商事株式会社と明示されている。昨年と業者が異なるのだろうか。他の2枚は米代西部管理署名のものだが、どちらも日付が付いていない。この掲示が昨日から掲示板に貼られていたかどうか不明。掲示板はいこいの広場前まで入っていかないと見ることが出来ない。
 近くのお寺の住職さんは「今日の午後から墓地公園の薬剤散布があると連絡がありましたよ」と話していたが、そちらは能代市がやること、ここは国(米代西部森林管理署)の仕事。大森稲荷神社鳥居脇入口にはロープが張られ、掲示文は(A)だけが吊り下げられていた。このあと陸上競技場本部脇に行く途中で雲風歩楽男氏に出会ったので尋ねたが、昨日は掲示を見なかったと話していた。

 陸上競技場本部脇では噴霧器を積んだトラックと薬剤を積んだトラックがいて薬剤を注入している最中だった。風の松原スタート地点にはロープが張られて掲示(A)(B)(C)の3枚がぶら下げられたほかに、掲示板にも同じ3枚が貼られていた。写真を見ると吊り下げられている掲示は4枚見える。もう一枚はよく見ると地図だ。地図には落合地区(大開浜国有林)も載っているのだが、それでは大きくなりすぎるので、後谷地国有林の作業予定表だけを抜き出しておこう。

掲示板の地図などを撮している間に薬剤の補充を
終えた噴霧器を積んだトラックが林内へ出動
左の道を進めば下浜へ。右は春に電柱を撤去した
時は道路らしかったが今は歩く人がいないようだ
いつも散策路で出会う人と今日はここで会った 下浜側入口にはロープも掲示もなかった。だだし、
50番地点付近にはクロマツの幹が横たわっている


2006/06/24

 昨日配布された「広報のしろ 6.22」号に「松くい虫薬剤散布を実施します」という記事が載っています。能代市のホームページにリンクを張りました。そのリンクのページからpdfファイルで読むこともできます。予定日時等は6月19日の「松くい虫対策説明会」よりも新しい情報は掲載されていません。「松くい虫対策説明会」の内容は「風の松原を歩く」の6月19日の項に掲載してあります。但し6月19日の項の後半は未完成です。


2006/6/12

 今日の北羽新報に「松くい虫対策説明会」についての記事があった。
能代市・国・県共催の第6回風の松原。松くい虫対策説明会が、19日午後6時30分から能代市中央公民館で開かれる。松くい虫対策で実施する薬剤散布の計画や、周辺環境への影響などについて説明する予定で、一般市民の参加を呼びかけている。


2006/6/1

 ホームページの引っ越し作業で遅れてしまったが、「風の松原に守られる人々の会」から「ニセアカシア萌芽撃退作戦」作業のご案内のハガキが届いたので内容をお知らせします。

 緑が濃い季節になり、風の松原の草木も新しい枝葉を拡げています。
 「ニセアカシア萌芽撃退作戦」として、昨年度に引き続きセラピートレイル周辺のニセアカシアの芽欠き作業を実施します。
 ご多用のことと存じますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
                記
 1.日 時  6月23日(金) 午前9:30〜11:30
 2.集 合  陸上競技場本部脇
 3.準備等  稲刈り鎌のある方は持参ください。会で剪定バサミを用意します。
 4.連絡先  事務局 佐藤幸雄 TEL 58−3089

2006/5/30 今日の北羽新報第一面に きみまち阪にも被害木 松くい虫 今年度の伐倒1万立方メートル
 薬剤散布は3市町で726ヘクタール 防除対策会議 雪害木処理に協力を
このような見出しで、能代・山本地区松くい虫防除対策会議が29日に県山本地域振興局で開かれ、今年度の一斉防除計画や関係期間の防除計画などを説明したことを報じている。


2006/5/22 今日の北羽新報に 日本の松原を次世代へ 日本緑化センター 再生運動を全国規模で 能代市からも参加 「風の松原」にも福音 という見出しで4月28日に開催された「日本の松原再生シンポジウム」の様子を報じている。 

 リード文は以下のとおり。
 危機にある国内の松原の再興を語り合う「日本の松原再生シンポジウム」はこのほど、東京大学弥生講堂で開かれ、松原を海岸線に抱える本県や能代市はじめ、全国から多くの関係者200人余が集まり、松原の未来を語り合い、全国規模で再生運動に取り組むことを決めた。

 本文を読むと、開催の動機や呼びかけ内容、行動計画内容、パネルディスカッションの内容などがわかる。 同シンポジウムは、財団法人・日本緑化センターの主催。日本の原風景である白砂青松が、近年松くい虫被害や広葉樹の侵攻、海岸の改変などによって衰退の危機にあることから、さまざまな活動を通して松原と人との関係を修復しようという「日本の松原再生運動」の一環として開いたという。

 能代市や秋田県からも5人が出席したと報じられているが、能代市から出席した人が語っている内容がどうも腑に落ちない。能代市代表の人の話は「風の松原は再生というより、保護・活用という視点で参考になればと参加させてもらったが、有意義な話を聞かせてもらった」と報じられている。もしも報道どおりだとすれば、風の松原に対する現状認識が甘いと思う。
 同じ紙面で、日本緑化センターの検討委員でもある伊藤忠夫氏は「同構想の松原再生事業(全国8カ所)は2千万円、子ども再生プロジェクト(全国200カ所)は50万円の補助金が予定されている。日本の代表的な松原である能代の風の松原はシンボル事業に名乗りを上げたらどうか」と、風の松原の保護・活用にアドバイスしていたと報じているが、シンボル事業に名乗りを上げるということは、伊藤氏は「能代は再生事業に立候補すべきだ」といっているのだ」と思う。パネルディスカッションにパネリストとして参加した人の中に、唐津市長(虹の松原の所在地)や万里の松原に親しむ会会長が含まれているが、昨年見たテレビ番組によると虹の松原では松葉掻き運動を実施しており、万里松原では台風や豪雪被害で黒松が倒れた跡地に植林を行うなど、松原再生に既に取り組んでいる。風の松原では他の松原以上に藪化、広葉樹化が進行している現状をどのように考えているのだろうか。

平成10年11月の豪雪被害地の倒木を片付け、新しい苗木を植林している
様子を報じている山形県の看板(万里松原:酒田市)
虹の松原で松葉掻きに取り組んでいる様子を報じている昨年11月19日の
NHKテレビ番組『佐賀発 白砂青松が消えてゆく』

2006/3/7  今日の北羽新報1面に 『市民大会』は5月に 松くい虫被害絶滅を という見出しで、風の松原ボランティア協議会の総会が市勤労青少年ホームで開かれたことが報じられている。その記事によると、

 @ 「風の松原を守る市民ボランティア大会」を5月7日に実施することを承認した。
 A この大会は能代商工会議所主催で平成15年度に初めて開催された。
 B 16年度からは、自然・環境保全、まちづくりなどボランティア団体、業界団体、自治会などの各種団体、
  国・県・市を含め60余の団体が加わって「風の松原ボランティア協議会」を設立、実施主体となっている。
 C 松の枯れ枝拾いやクリーンアップなど松原の保全活動を展開。
 D 総会には約30名が出席 役員改選、17年度事業報告・収支決算、18年度事業計画案を原案どおり承認。
 E 今年度の実施場所はトリムランニングコース周辺のみ。
 他の事業についての記事がないから事業はこれ一つだけなのだろう。3月1日に現地確認をした上での決定だというから大丈夫なのだろうが、トリムランニングコース内や周辺部は2/3位が今回3月27日まで実施中の「風の松原生活環境保全林整備工事」に含まれているので松の枯れ枝は少ないだろうと思う。また3月20日までの予定で「風雪による被害木の処理(衛生伐)」も行われているが、その仕事を見ていても、松の枯れ枝を丁寧に拾い集めている様子がわかる。
 右の写真は2月23日に風雪による被害木の処理作業をしている様子。場所は休養広場から大森橋に向かう道路だが、他の場所でも同様に行われていたと思う。
 

2006/2/27  今日の北羽新報の片隅に「松くい虫対策 風の松原で予防剤を樹幹注入 守られる人々の会」という見出しの記事が載っている。

 能代市の風の松原に守られる人々の会は、2日午前10時から風の松原で松くい虫予防剤の樹幹注入作業を行う。(平成)15年の注入から3年を経過した松を対象に、薬剤の再注入を行う。当日は、いこいの広場に集合のこと。

 昨年も樹幹注入が行われており、その様子は北羽新報の3月4日号で報道されていた。この日は卒業式に行くことになっているので参加できないが、いったいどの付近のクロマツだろうか?


2006/2/26 今日の北羽新報は一面トップが 風の松原散策路 の報道だ。新聞記事によると
 @ 昨年度から4ヵ年計画でこの事業に取り組んでいる。(昨年は1200mにチップを敷き詰めた。)
 A 今年度は総延長1800mを整備。新設遊歩道は約500m。ここも昨年まで薬剤散布の重機が通るルート。道を造るために伐採した木は1本もない。
 B 昨年6月に実施した松原散策者へのアンケート調査結果を参考にした。
 C 総事業費は約6,500万円
 D 風の松原は歩道整備の進ちょくに合わせて利用者が増加しており、本格供用される雪解け後はさらに多くの市民に愛されそうだ。


2006/2/23 今日発行の「広報のしろ」(2/23日付 第1090号)19ページに「風の松原ガイド養成講座」の案内が掲載された。

 近年、観光や修学旅行で風の松原を訪れる人が増えています。風の松原を案内しながら、わたしたちの生活との関わりや松原の自然環境を楽しく知ってもらいたいと考えます。
 風の松原を大切に思う気持ちがある人の参加をお待ちしています。
◎全10回程度(現地講習含む)で講座参加費は無料です。
第1回「ガイドとは…」
日時…2月24日(金) 午後1時〜
場所…サン・ウッド能代
講師…工藤英美氏(白神ネイチャー協会会長)
申し込み…電話またはファクスで
観光振興室 電話89―2179
ファクス89―1775

 今朝(23日)、観光振興室に電話で確認したがところ、月2回程度で、曜日を決めて実施したいとのことだった。詳細は第1回目の時に参加者の意見を聞いて決めたいとのこと。何曜日になるか不明なので、1回目の出席申し込みをした。


2006/2/14 と 2/15 北羽新報に「風の松原ガイド養成講座」の案内が掲載された。14日の記事にあった誤植と電話番号の誤りを直し、第1回目の時間と場所が加わっている。記事は

 能代市は、風の松原を訪れる観光客らを案内するガイドの養成講座を開く。
 講座は全10回程度の予定で、第1回は24日午後1時からサンウッド能代で「ガイドとは」をテーマに、白神ネイチャー協会の工藤英美会長(八森町)が講師を務める。
 参加費は無料。申し込みは市観光振興室(tel 89-2179)。


2006/2/11 北羽新報に能代民話「松を植えた人びと」連載。2月11日号に「風の松原の物語」として「能代民話 松を植えた人びと」(その1)が掲載された。作家簾内敬司氏の作、挿絵を吉田龍氏が描いている。この物語は4回シリーズ。参考文献は畠山義郎著『松に聞け』(日本経済評論社)/引用は浅野ミヤ著『私たちの風の松原物語』 

この『松を植えた人びと』は11日から15日まで4回連続(13日は新聞休刊日)で掲載されたが、残念ながらWeb版には掲載されていない。簾内氏には「能代民話」シリーズとして出版する意図があるのではないか。内容は北羽新報のバックナンバーを取り寄せて読んでいただきたい。

2006/2/9 風の松原を守る市民ボランティア大会 2006年は5月7日開催へ。 詳細は3月6日(月)開催の風の松原ボランティア協議会で提案。