家づくりを計画する時、誰もがまず快適な家を造りたい

と考えるでしょう。

これまで私たちは人工的技術 (各室に冷暖房設置など)で

快適な居住環境をつくりだそうとしてきました。

しかしそれが本当に快適なのでしょうか?

たとえば、気持ちのいい日に自然がいっぱい残された郊外へ出かけて澄みきった空気を

呼吸した時、誰もがきっと「気持ちがいい」と感じることでしょう。

自然の中で感じることのできる「気持ちよさ」を住まいに取り入れ、

人工的なものと自然のものと両者のいいところを吟味した省エネルギー環境共生住宅

そして長持ちのする家づくりをご一緒に考えていきたいと思います。

 
 
住みやすさのヒミツはココ!!
高断熱・高気密がそのヒミツ。詳しくは夏と冬のシステムを見てみて下さい。
◇冬のシステムは こちら
◇夏のシステムはこちら

これが暖かさのヒミツ。
冬のシステム

当社の住宅は隙間相当面積1cm2/m2以下

という高い気密性を保持しています。

そのため、冬は室内の熱が外に逃げにくく、

逆に夏は外の暑さが室内に入りにくい構造は、

地域風土にあったデザインで住環境を作り出します。

また、今まで使っているストーブ1台で全室暖房、

夏は暑い地方でもクーラー1〜2台で全室冷房が

可能です。

はこちら

上記の住宅は、吹き抜けを通して暖気が自然に対流することによって

ストーブ1台で(非常にローコストです)全室を暖房しています。

1階の居間に強制排気のストーブが1台、その横には

大きな開口部があり、暖かな日差しを十分にとり込んでいます。

この開口の床下には温水ラジエーター

(床暖房用のストーブからの温水を運んでいます)

が設置されており、ガラリを設けた事で冷輻射を暖気で防いでいます。

冷え込みの厳しい北西の室内にも温水パネルヒーターを設置しています。

2階では、吹き抜けの対流により暖房機器は必要ありません。

※この他にもオール電化、温水パネルヒーティング等も行っております。



右の表は、以前温湿度を測定した住宅のデーターです。
(11月29〜12月17日)

・住宅内の2階ホール
・住宅内の床下
・屋外

また、各グラフの上部は気温、下部は湿度です。

このように、外気温湿度の変化は激しい時でも、内部は安定しております。



湿気のない家

気密性の高い住宅の場合、換気が重要なポイントに

なりますが排気型システム(バーコ)により

1年中カラッとした快適な環境になるので、

湿気の多い所に多くいるダニやカビも一掃し、

いろいろなアレルギーをもつ人にとっても画期的な

環境改善となります。

はこちら

夏は、長い庇で直射日光を防ぐと同時に、

屋根や外壁への日射で熱くなった空気を通気層や

棟換気から放出する工夫をしています。

また基礎断熱により冷地熱を利用しているため

床下は23度前後という低い気温などにより

冷房に関してはほぼ必要ありません。

猛暑のときでも2階のエアコン1台で全室冷房ができます。