祖父の遺品から  Last Updated 1999.05.31


わたしの祖父は営林署の職員でした。特に森林軌道の担当をしたらしいです。
祖父の遺品には数多くの森林軌道の写真がありました。

後年、秋田営林局本局の方に勤務したらしく、多くは「仁別森林鉄道」の写真でした。
そして「施設・設備」として森林鉄道(特に線路設備)を撮影した写真ばかりで、
趣味的な「鉄道写真」はほんの少しだった記憶があります。
(祖父の他界後、そのアルバムは見たことがありません。)

そんな中、生前に分けてもらった写真が数枚ありましたので御紹介します。
確実に二ツ井周辺といえるのは6号機関車だけですが、
個人的に好きな写真もいくつか掲載させていただきます。

大日本軌道 1917年製造  6号機関車 
背景などから たぶん仁鮒の車庫で撮影されたと考えられます。
撮影年月日は不明です。
煙突やキャブの形状、車番が「6」の表記である点で
昭和29年以前であることは確かでしょう。
ま、昭和29年に廃車になってますので当然ですが...(^^ゞ
代替燃料(木炭ガス)発生装置のついた酒井型DL。
はたして二ツ井周辺なのでしょうか?
撮影年月日/撮影場所 不明。
写真の裏には次のようなメモがありました。
「仁別林道 昭和三十年六月二十五日 水害復旧工事状況 」
だそうです。客車は「白帯」です。一等車?
伐採現場の写真です。
高低差のある斜面の途中の線路上から撮影されています。
スイッチバックだったのでしょうか?
撮影年月日/撮影場所 不明。
上の写真の続きでしょうか?ちょっと見えにくいのですが 
高低差のある斜面に 全部で4本の線路が階段状に走っています。
撮影年月日/撮影場所 不明。


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