介護

私の母は 現在 95歳で 在宅介護を受けている。
私は 施設介護は認知症になる率が高いと思い、在宅介護にして、毎日伺え、母の必要なことを
やっている。ゴミだし、買物、往診の支払い、病院の薬受取、冬は雪寄せなどである。
 ここでは 介護制度で おかしい点を載せておく。

1.介護度の認定について  2013.5.2.AM10:00 ケアマネージャーが来て、介護度の判定調査をすると言うので、同席した。ケアマネージャーは 30歳代だろうか。開口一番、介護度は年齢には関係ないと言った。昨年までは何とか 立って、押し車に掴まり、家の中を歩いていたのだが、今年は這って歩いている。こんな事情は勿論、95歳という老いがどんなもか、知ろうともしていない。案の定、昨年どうり、要支援 2 という結果だ。その内容を知らせ、介護計画を作成するのに、このケアマネージャーは来宅せず、別のケアマネージャーが来た。このケアマネージャーに 95歳で、在宅介護者が何人いて、要支援 2 の人数が何人か知らせてほしい言ったら 後日お知らせするとのことでしたが。電話は個人情報保護で話せないと言う。個人についてでなく、統計を聞いているのに、おかしい。
2. 選挙権の行使  介護施設に入っている方は 足が不自由でも施設で、車で、連れて行ってくれる 。しかし在宅介護の方は 連れている方がいないから  95歳の母は 足が不自由だから 10年前から投票していない。
3. 現在の介護制度には 疑問を感ずる。親が老化すれば 介護施設にいれればよい。入ればよい。本当にそれでよいのだろうか。手塩かけて育てた子供、そうして育てられた子供。出来れば在宅介護したいのでないか。親も子供も出来たら、どうしたいのか。それを踏まえて、介護制度を考えてほしい。
 4. 介護施設にいれられた親は どうなるだろうか。人間は 手足を動かして、頭を働かせて、こそ 痴呆にならずにすむのに、それを出来なくしているのでないか。親も 子離れさせ、自立させるようにするべきでないか。私は そう考えている。
 5. 昨年(2016)から、介護度が 介護1の判定を頂いている。白寿だからか、それとも在宅で、99歳の人数を聞かれると困るからだろうか。
 6 .2005年のことですが 調理のヘルパーさんを頼んで、茶碗蒸しを作ってもらったら、作ることができず、なまのまま、固まらないまま、時間だからと、帰ったヘルパーさんがいた。わからなかったら、聞いてくれれば 教えるのに、聞かない。それで ひまわりさんを頼んでいる。
 6. 一人暮らしの高齢者に 臨時給付金の支給があったが 扶養家族がいると、支給対象外とされた。
   以前は そのようなことはなかった。扶養家族がいると、その方に 経済的に、労力的に、
   負担を負わせている。介護制度は在宅介護には改悪となっている。
 7. 「ふれあい電話」について、毎週月曜日、10時頃、かかってくる。元気ですか、今日は 天気
だから、外に出たほうがよい。と言う。母は 足が悪く、六年以上 外出していない。それでも 毎週月曜日、こんな調子。何回か、足が悪いと言ったこともあるが 電話の相手は学習することはない。私は ピントはずれた会話を聞きながら、これが「ふれあい」かと思う。母は 生きているか。確認すればいいんだと言う。何年もかけているのだから、相手が歩けるか確認して、会話してほしい。これが 介護福祉の現状で、寂しいと思う。

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