インドネシアの旅

1.日程 2008.7.31.9:00 集合 秋田空港、国内線JAL前
     10:25発 JAL2550便にて、関西空港着11:55 
     17:35発 JAL715便にて、デンパサール空港着 23:20(バリ時間、日本時間24:20)
       ビザ代金支払い、入国審査、スーツケース受領、両替、ホテル到着8/1 2時頃
     8/1 ホテル発8:30 バロンダンス鑑賞 9:00~10:00 バリサラサ工場見学 10:00~11:00
        途中 中学校の学芸会を見学(15分) ゴアカジャ石窟見学( ~12:10) 昼食(キンタマニ高原
        「グナワン」(13:05~14:10) 木彫りの店「セガラ」(14:30~14:50) ティルエンプル寺院(15:00~
        15:40) 銀線細工の店(16:30~16:50) 夕食「ブラザバリ」
     8/2 ホテル発 8:30 市場見学(9:20~9:40) バリ博物館(9:50~10:30) パジェンガン寺院(10:40~
        10:55) デンパサール空港着11:10 空港発12:50 GA253便にて ジョグジャカルタ着13:00
        (バリ時間14:00) 昼食「Silla」(~14:45) ボロブドール遺跡観光(16:10~17:00) 銀線細工店
        (17:30~18:00) 夕食(踊りの会場内) ボロブドール物語(20:30~21:30) ホテル着 22:00
     8/3 ホテル発4:25 日の出のボロブドールを見学予定でしたが 私は参加せず。
        ホテル発 8:55 織物工房「Batic」見学、買物 9:10~10:00 プランバラン遺跡見学 10:30~11:30
        昼食(遺跡の中の店) 11:30~12:50 ジョグジャカルタ空港発13:35 GA252便 デンパサール空港
        着15:50(ジャワ時間 14:50) コーヒー店(^16:40) スーパー(16:50~17:10) ウルワツ寺院着
        17:40  ケチャックダンス 18:00~19:00 夕食「免税店ギャラリア」にて 20:00~22:00
        デンパサール空港着 22:30 空港発 0:50
     8/4 関西空港着 8:35 (バリ時間 7:35) JAL2557便にて、関西空港発16:55 秋田空港着 18:15 
2.感 想
  1.ボロブドールの遺跡  大乗仏教Mahayanaの石造の建築物。カウイ文字の石碑から 824年建造と考え
   られている。下層は東西南北に面した方形で、4 層、その上に円形の3層は円壇ストゥーバ72基が規則
   的に配置されている。円壇の中央で頂点には最大のストゥーバが窓のない「無の世界」を示している。
   その他のストゥーバは窓を持っていて、その中には仏像が安置さている。外側の 2層は菱形の窓、最内
   層は正方形の窓、菱形の窓は不安定な俗界の人の心を表し、正方形は安定した賢者の心を表している
   とされている。下層は 回廊が作られ、その両側の石面には「釈迦の誕生の物語」や「華厳経入法界品」
   がレリーフはインド・グプタ朝の流れをくむジャワ様式の柔らかく優美な線で彫られている。
   シャインドラ王国が 8世紀半ばから 9世紀半ばにかけて、ボロブドールを建設した考えられている。なお、
   カンボジアのアンコールワットは ジャヤヴァルマン 2世が即位後、創設にかかっている。802年から 1431
   年までとされいてる。これらの建造物は古代仏教の世界観の反映である。

      
         ボロブドールの全体像                    実像写真 2008.8.2.

  2.プランバナン  およそ 5km四方にわたって、石造の寺院群であり、その中心部がシヴァ神殿のあるロロ・
   ジョングラン寺院だ。天に燃え上がる巨大な炎のような石造だ。その北東の背景には 2911mのムラピ山
   が泰然としている。856年に建てられたヒンドゥー教寺院で、シヴァ神殿は高さ 47mであるが 近くから見
   上げるので、倍近くに感じられる。神殿の外壁には古代インド叙事詩ラーマヤナをモチーフとしたレリーフ
   刻まれている。この神殿は危険で入れなかった。中には東側は、シヴァ神、南側はアガスティア(シヴァの
   導師)、西側にガネーシャ(シヴァの息子、象頭の神)、北側にドゥルガ(シヴァの妻、女神)が各室に祀られて   いるという。シヴァ神殿の左右にはブラフマ神殿、ヴィシュヌ神殿が並び、それらと向い合う形で 3つのヴァ
   ーハナ堂(乗り物堂)が並んでいる。シヴァ神の乗り物は牡牛・ナンディー、ブラフマ神の乗り物は白馬・ハン   サ、ヴィシュヌ神の乗り物はガルーダ(架空の動物で、体は人間で、頭、嘴、翼、爪は鷲)が対峙している。
     
   大地震で修復中のプランバナン遺跡            ボロブドールの遺跡
  3.バリ博物館  デンパサール市の中心にあり、宮殿や寺院の建築様式を伝える。中には石器時代の発掘
   品、農耕道具、伝統的な織物器具、舞踊の衣装や仮面など展示している。
  4. ティルタ・エンプル寺院  ウブド市の北 6km位にあるヒンズー教と仏教と融合した寺院で、その名は「聖
    なる泉」という意味で、バリ中からこの聖なる泉で身を清めるためやってくる。万病に効くというので、沐
    浴して、全身投地で祈っている。
  5. 航路は 関空より、四国、宮崎の西、大隈海峡、沖縄、マニラ、ザンボアンガ、ボルネオとセルベス島の間    (マカッサル海峡)を通過して、デンパサール空港に到着する。帰りはこの逆である。

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