名古屋の旅、 徳川美術館、 二葉館

2008.5.26.(月) 秋田駅発10:04(こまち12号)14:08着東京駅14:33発(ひかり417号)16:21着名古屋駅
     地下鉄線 桜通線で 「今池」で乗換え 東山線で、次の「池下」で下車 徒歩2分 ルブラ王山宿泊

   5.27(火) 東山線で、「千種」で乗換え JR「千種」に乗車、次の「大曽根」下車、徒歩 15分
       徳川美術館 ここには 尾張徳川家の持物が保存されていて、その中でも、「源氏物語絵巻」が
       有名である。今回の展示は 源氏千年紀「源氏物語の世界」と「尾張の武道」であった。

  

源氏千年紀「源氏物語の世界」   2008.5.21~7.21
 1.源氏物語絵巻 桐壺 三巻
 2.源氏物語 (河内本・複製) (原本 鎌倉時代)
 3.源氏物語 きりつぼ (平瀬家本・複製) (原本 鎌倉時代)
 4.源氏物語 持明院基輔筆 五十四帖の内三帖
 5.:源語秘訣
 6.岷江入楚 中院通勝著   五十五冊の内
 7.合貝 俊恭院福君(尾張11代斉温夫人)所用
 8.源氏物語冊子蒔絵書物箱

「尾張の武道」   2008.5.21~7.21
 武芸の師匠たち
 1.張藩武術師系録 山高信篤他編
 2.師家姓名
 3.武芸師範之輩並門弟人数書上張
 4.御家中武芸師役
 弓馬の道
 5.日置流弓術伝書 二冊
 6.日置流弓術伝書写  稲葉家寄贈 三冊
 7.金土俵空穂  浅岡平兵衛重政所用
 8.弓        浅岡平兵衛重政所用
 9.千段黒塗弓 銘 星野氏茂則(花押) 星野勘左衛門茂則所用 
 10.常心流馬術伝書 十一巻五冊
 槍・剣術ほか
 11.管槍拵
 12.管槍拵
 13.大太刀 銘 英則 柳生利巌・徳川光友(尾張家2代)所用
 14.脇差         徳川吉通(尾張家4代)・柳生連也所用
     銘 伊藤肥後守秦光代重胴二以其歯タウリ柳生氏利延所持
 15.刀 無銘 秦光代 柳生連也斎仕込 徳川治行(尾張家9代宗睦嫡子)所用
 16.柳生鍔之図
 17.新陰流剣術目録  上田源助宛  上田家寄贈
 18.新陰流兵法目録  一巻二冊
 19.制剛流居合目録  阿達文平宛
 20.夢想流居合伝書 山本半三郎宛  四巻  上田家寄贈
 21.夢想流居合伝書 上田仙之右衛門宛     上田家寄贈
 22.知新流手裏剣目録 二巻 徳川義親(尾張家19代)宛  上田家寄贈
 23.手裏剣  銘 伯耆守藤原信高  四本
 24.佐久間流炬火伝書 上田仙之右衛門宛  二巻  上田家寄贈
 砲術
 25.火縄銃 三匁五分筒  稲富一夢所用 銘 稲富一夢様
 26.松平忠吉知行宛行状 稲富一夢 稲富一夢内方宛
 27.徳川義直知行宛行状 稲富三九郎宛
 28.火縄銃 三十匁筒 銘 国友氏正筒 「天」 金象嵌
 29.田付流鉄砲目録

文化のみち二葉館  名古屋駅から地下鉄桜通線「高岳」下車、2番出口より北へ徒歩10分。

 日本の女優第一号の川上貞奴と、電力王福沢桃介が大正 9年から大正 15年まで暮らした建物で、元々
東二葉町にあったことから近所では「二葉御殿」と呼ばれ親しまれていた。
 大正 9年に当時の住宅専門会社「あめりか屋」が設計したもので、モダンな外観と電気設備、ステンドグラ
ス、螺旋階段等和洋折衷、当時の最先端モダン住宅です。
 大正 9年の創建後、昭和 12年の売却時に大改造されていますが、今回の復元に当たっては創建時の姿
に戻すことになりました。

 
 
 川上貞奴 明治 4年生れ、16歳で芸者、23歳で、川上音二郎と結婚、川上一座で、アメリカ巡業、女優
として舞台に立つ。明治 33年(1900)パリ万博で、マダム貞奴として有名に。
 音二郎死後、福沢桃介の電力事業パートナーとして、また自らも事業家として自動劇団、川上絹布等を経営

 福沢桃介 明治元年生れ、福沢諭吉の次女ふさと結婚、名古屋電灯を経て大同電力(中部電力の前身)を設立、木曾川水系の電力開発を進め電力王と言われました。桃介が手がけた発電設備は近代化遺産として国の重要文化財に指定され、現在も稼動している。

 川上音二郎  文久 4年生れ、自由民権思想の壮士芝居、オッペケペー節を経て新派を創始、明治27
年、貞奴と結婚、欧米巡業で名声を博した。明治 44年没後も貞奴によって公演は引き継がれており、演劇界
に残した業績は近年再評価されています。

 建物の1階は 川上貞奴と、福沢桃介のゆかりの品等が展示
 建物の2階は 郷土ゆかりの文学資料が展示 坪内逍遥、小谷剛、江夏美好、春日井建、城山三郎

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