隠岐と出雲

 旅行日程       2006.4.13~15.    タビックスジャパン・秋田支店企画  12名参加
 4.13. 自宅出発7.55 青葉園発8.06 秋田駅着9.11 秋田駅西口発9.40 空港着10.20(集合時間10.20)
     秋田空港発11:15(ANA874)12:20着羽田空港発13:30(ANA815)14:45着米子空港発15:05(バス)15:35着七類港
     七類港発16:00(高速船レンボー)17:10着隠岐諸島・島後・西郷 バスにて、隠岐プラザホテル(泊)
 4.14. ホテル発8:00 バスにて、玉若酢命神社、白島海岸、水若酢神社、五箇創生館を見学し、11:00着西郷港発11:55
     (フェーリー隠岐)13:40着菱浦港 バスにて、後鳥羽上皇ご在所跡、隠岐神社、歴史民族資料館を見学し、
     菱浦港発15:20 遊覧船にて、南下して西ノ島大橋の下をくぐり、船引運河を通過し、外海に出たが波が高く、
     国賀浜の通天橋には行けず、戻って、浦郷に着船させ、バスにて、国賀浜展望台に行き、そこを下りて、通天橋
     を見学した。バスにて、美田のシーサイドホテル鶴丸(泊)
 4.15. ホテル発7:15 バスにて、別府港発7:40(高速船レンボーにて、菱浦港7:50、西郷港8:26を経由して)境港着9:57
     バスにて、江島大橋を通り、大根島を通過し、松江市内を通過、松江城を眺めた。左に宍道湖を見ながら国道431
     号を進み、出雲大社着11:40 参拝(2礼4拍1礼) 大社発12:30 戻る。車中で、蜆ご飯の弁当を食べる。途中、松     江城外堀の渡し舟のような遊覧船を見た。大根島の由志園13:40到着。14:30発車、米子空港発15:25(ANA818)
     16:45着羽田空港発20:00(ANA879) 秋田空港着21:05 リムジン21:20 秋田駅東口着21:45 秋田駅発22:07
     東能代着23:05 能代駅着23:13 タクシーにて自宅到着23:23
 感想
    1.隠岐の島は2つからなっていると思っていたら島前(中ノ島、西ノ島、知夫里島)と島後という大きな4つの島を含め     た、約180の小島からなっているという。断崖絶海99岸は壁が多いので、佐渡島と違って、北朝鮮の拉致は行わ      れ難かったであろう。
    2.島根県七類港から島後の西郷港まで、高速船レンボー(時速70km)で、1時間7分で到着する。後鳥羽上皇や
     後醍醐天皇は小舟で何日もかかり到着したという。21世紀の日本人は便利になったと思う。
    3.後鳥羽上皇の行在所跡(1221年の承久の乱で配流から1239年の死亡までの18年間)は中ノ島(海士町)の中里
     にあり、その隣に隠岐神社が建立され、上皇を祀っている。またその隣には歴史民族資料館があり、その資料を
     納められている。
    4.後醍醐天皇の行在所跡(1332年から1年間)は黒木御所と呼ばれ、西ノ島町別府地区の海岸近くにある。今回は
     見学できなかった。ここは後鳥羽上皇の行在所跡とは違い、海岸を毎日散歩できる場所で、島からの脱出の思      いを募らせたと推測される。
    5.境港から出雲大社までの道路をバスで走りながら考えた。江島大橋や大根島の干拓道路など、とても便利だ。
     でも、建設費や維持費は膨大な国債となったのだろうか。そして今年から増税だ。この原因の一つに高級官僚の
     高給と天下り先の増加が関係しているのは今後最大の問題だ。
    6.後鳥羽上皇も後醍醐天皇も延喜、天暦の天皇政治(醍醐天皇や村上天皇)を理想と考え、復古を願ったがしかし、
     武家社会の実態に疎く、後醍醐天皇が興した南朝は吉野山に追われ、やがて、滅んでしまう。
     しかし明治時代に入り、南朝の歴史を高く評価することとなり、大東亜戦争の敗北まで続く。そして現在の象徴
     天皇制となる。
     
      
          後鳥羽上皇の行在所跡                   国賀浜の通天橋

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