西安、北京の旅

 西安は唐の都長安で、奈良、京都の平城京、平安京のモデルだった。いつか見たいという思いに駆られていた。
 今回、JA秋田がチャーター便を出すということで妻と参加した。申込んだときは秋田空港から北京空港に乗り入れる予定でしたが実際は天津空港に着陸し、バスにて北京入りとなった。以下日程を記す。

 11/12 12時 秋田空港離陸。中国国際航空機にて。天津空港着陸 14時50分(以下中国時間) ここから一行154名を
      バス5台に分乗させ、北京に向かう。17時40分 夕食のレストラン「潮福城」に到着。食後、夜の王府井を見学。
      バス車窓から天安門の夜景観覧。21時 新世紀日航飯店(New Century Hotel )到着。
 11/13 ホテル出発 8時 天安門、故宮博物院(端門、午門、太和門、太和殿、中和殿、保和殿、乾清宮など)見学。
      12時10分 金殿餐庁にて昼食。八達嶺の万里の長城(女坂)を登る。14:05~15:10
     夕食 香港美食城にて、北京ダック。ホテル到着 19:30 その後個人的にスーパーマーケット「家楽福」にて買物 11/14 ホテル出発 6時 北京空港発8:10 海南航空で、西安空港 10時到着、昼食は「徳発長」で餃子を頂く。
      西の城門、碑林博物館、(海潮音茶葉加工廠) 夕食は西安賓館。食後向かいの「唐楽舞」を見学。
      ホテル西安喜来登大酒店(Sheraton Xi`an Hotel )到着 22時。
 11/15 ホテル出発 8時30分 兵馬俑博物館、楊貴妃の華清地見学。昼食は栄盛斎。玄奘三蔵法師が持ち帰った経典      を保存している大雁塔の7階まで登り市内を展望した。
 11/16 ホテル出発 6時30分 西安空港発 9時 北京、大連、ソウル、米子、新潟の上空を通過して、秋田空港に
      13:40 着陸した。

 西安の感想。西安の町並みは平城京や平安京を思い出されて、安心感が持てる。ただ革命で、解放路などと、町名が
         変更されているのは残念だある。この町の城壁は明の時代にできたものという。唐の宮殿址は城壁の
         内堀の外に位置している。西の城門も鍾楼も鼓楼も明の時代にできた。碑林博物館はすばらしい。書道を         志す人は必見です。王義之、顔真卿、草書の懐素などの文字の石碑が揃っている。玄宗皇帝の文字の石         碑もあり、真面目なうまい楷書体である。唐楽舞は唐時代の舞踊と音楽を復元したもののようである。
         兵馬俑博物館は 秦の始皇帝の死後を守る6,600体以上の兵馬俑や騎馬隊、戦車隊、指揮隊などがあり、         素晴しい。華清地の楊貴妃像は石膏像で、白い。カラーにした方がよいと思う。大雁塔は7階であり、登って         みた。市内の風景が東西南北の窓からよく見える。
         西安は 中国の中心で、西安空港の地は咸陽と呼ばれていて、ここが中原とのガイドの説明があった。
         中国の歴史では天下を取ることを「中原の鹿を追う。」という言葉で表現された。

      
      書家の石碑が保存されている碑林博物館         玄奘像と経典が保存された大雁塔

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