添乗員は木下路也さん、香港の東洋旅行社から瀧健さんが全コース同行添乗してくれた。
5.4. 1:25.羽田発 マカオ航空チャーター便 NX-9831
マカオ国際空港着 4:30 (中国時間)、朝食(お粥、点心)、バスから市街地見学。金沙娯楽場にてスロット ルマシンを体験。マカオという国はカジノ(賭博)よる利益で国家予算を立てている。
10:00 マカオフェーリーターミナルより、双体快速船にて、深せん市の蛇口に向う。11:25 到着。蛇口から深せん 市街地へバスで向う。市街地の名人倶楽部で、昼食(飲茶)。
下沙文明市場、深せん市博物館、民族文化村見学。そして民族舞踊ショー見学 17:00~17:50
夕食 天一閣にて、広東料理を頂く。夜は錦繍中華の「深せんナイトファンタジー 」を見学。
宿泊は 深せん駅近くの富臨大酒店(フォーラム)
5.5 8:30 ホテル出発。バスにて、国境を越える。そしてまた、香港に入境する。この中間に、深せん市でも香港でもな い地域があることを知った。黄大仙廟(九龍) 道教の寺院を見学。
昼食 蔡蘭美食坊にて、一人60HKドル(900円位)で注文して、食べる。
文武廟(香港島、上環地区) 文学の神様「文昌帝」と武道の神様「関帝」が祀られている。この寺院の向か い側の小路を入ったところに骨董市の店が並んでいる。
ビクトリアピークへ ピークトラム(路面ケーブル)で登る。ここが米国映画の「慕情」の舞台だったのだ。あの 時よりビルは何倍も多くなり、ビクトリア湾は小さくなった。帰りは バスにて、下りる。「長寿園」にて、漢方 薬の宣伝を聞く。
ビクトリアピークからの景色 聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)
夕食 太湖海鮮城にて、海鮮料理。尖東海岸から香港島のライトアップしたビル群にレーザー光線や花火 が飛び交う「シンフォニー.・オブ・ライツ」を見学。
宿泊は ハーバー・プラザ香港(海逸酒店) 九龍・ホンハム地区
5.6 8:00 ホテル出発。 朝食は 徳興レストランにて、鮑粥。
二階建てトラム(路面電車)にて、二階から香港の街路を見学。バスにて、九龍・油麻地の翡翠市場見学。
昼食 日航ホテル二階「嵯峨野」で、日本食。お刺身で一杯は久しぶりでほっとした。バスで、香港島上環
信徳中心より、高速船ターボジェットで、マカオへ向かう。1時間で、マカオ・フェリーターミナル到着。
夕食 ダンボ(小飛象)レストランで、マカオ料理。
宿泊は タイパ島のハイアットリージェンシーホテル(凱悦酒店)
5.7 9.00 ホテルのシャトルバスで、タイパ島のホテルからマカオ半島の中心リスボア(葡京酒店)そして、ハーバーを 回り、また、タイパ島のホテルに戻ってきた。マカオという国はマカオ半島とタイパ島とコロアン島の三地区
から成立っている。マカオ半島とタイパ島との間には二本の橋で、またタイパ島とコロアン島の間には一本 の橋で結ばれている。ハーバーはマカオ半島にあり、ここから香港や深せん市の蛇口に向かう。空港は
タイパ島沖の海上に滑走路があり、空港施設はタイパ島にある。
12:00 ホテル出発、富豪酒店にて、ポルトガル料理を頂く。そして観光。
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)、ここに博物館があり、ザビエルの記載や長崎の殉教者のお骨が保存さ れていた。そこを登ると、モンテの砦(大砲台)で、オランダ軍が1622年に攻めてきた時、ポルトガルのイエズ ス会は ここから大砲を撃って追い払った。天主堂跡を下ると、セナド広場がある。ポルトガル建築の並ぶ 商店街であり、狭いが東京の銀座の感じである。夜のセナド広場はライトアップされて、欧州風を感ずる。
夕食 帝豪軒(Emperor Court) にて、広東料理。
24:05 マカオ国際空港から NX9832 便にて離陸。羽田着陸 8日 4:35(日本時間)
この旅行で感じたことは 1、中国の一国二制度の実態が分かった。月給は香港が 15万円、マカオが 5万円、深せ んが 1.5万円という。だから香港のパスポートではマカオや深せんに入れるがその逆はできないという。中国から 香港への旅行希望者は多数あり、順番待ちとのことである。2.マカオ、深せん、香港は別国であり、国境を越える毎 にイミグレーションだった。この旅行では 10回のイミグレーション、時間がかかる。初めて、船やバスでの越境を経 験した。3.先週の反日デモがあった深せんは 丁度五四運動の日であったので少し心配したがデモは全然なかった 。デモをすると、観光業者は失業とのこと。3.香港では アパートの洗濯物は窓から垂直に干す。隣は泥棒と考え、 厳重にガードしている。4.マカオはカジノ(賭博)国家だ。5.この三国では 広東語が共通語である。普通語とは漢字 の発音も違い、更に普通語にはない漢字も存在する。
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