瀋陽(旧奉天、中国名沈陽)の旅

2004.5.28~6.1. 第15回大連祭りツアーに参加

日程 5/28 能代「世界トラベル(株)」前より、秋田県参加者 7名が自動車にて 9:30出発、高速の秋田道、東北道を通り仙台空港着13:35、ここで 青森、岩手、山形、福島の各県の方かだと合流、一行40名となる。
飛行機は 遅れて、16:15離陸(15:30予定)。大連周水子空港18:00着陸。富麗華大酒店(フラマホテル)宿泊。
5/29 9:00~9:30 中山公園にて、アカシア祭りの植樹式が行われた。日本側代表二階俊博衆議員、中国代表
夏大連市長。それから、東鶏冠山、水師栄営、二〇三高地、自然博物館を見学。18:30~19:30 アカシア祭り
夕食レセプション、二つのホテルで行われた。私たちは フラマホテルに参加。400名位の盛大なものでした。
ちなみに日本全国からの参加者は旅行業者を中心に500名という。日本の旅行業者は中国の観光を左右するものと言える。
5/30 大連駅発 8:00 の特快で、瀋陽に向う。瀋陽北駅着 11:58(予定11:28) 瀋陽故宮、北陵公園を見学。
 宿泊は 麗都喜来登飯店(シェラトンホテル)。夕食は有名な「老辺餃子館」で、餃子20種類位食す。
5/31 瀋陽北駅発 7:30 大連駅着 11:28 星海公園、大連港、香茗閣茶芸館、老虎灘公園を見学。
6/1大連周水子空港10:52 離陸、仙台空港 14:05着陸。高速道路にて、自宅着 18:15
 
      大政殿                              昭陵
瀋陽の感想。瀋陽故宮は 北京の故宮の12分の1 で、清国の初代と 2代の皇帝が使用したという。各建物の
名札は 漢字と満州文字(蒙古文字を似せて作成された)で記されていた。大政殿は八角形の屋根をもっている。嵩政殿は三層で、入口の上には「紫気東来」の扁額が掲げられている。北陵公園(正式名称は 昭陵)は
清国の 2代の皇帝と皇后を祀った陵墓。入場口から牌楼までの距離が遠くて、10名位乗りのカートで移動した
陵墓は 半球状に土盛りされている。この陵墓への入口は未だ発見されていない。この瀋陽で、見学したかったのは旧奉天駅で、東京駅の設計者が設計したという。どちらもレンガづくりで、形が似ている。瀋陽での特快(大連、瀋陽間ノンストップ)の発着するのは瀋陽北駅となっている。この瀋陽北駅のとなりに日本の「吉野家」がマクドナルドと並んで開店していた。
もう一つは満州事変の発端となった柳条溝(現在、九一八事変博物館)である。大連から特快で、瀋陽に向うとこれが満鉄がつくった鉄道で、その中間に大石橋があり、この辺りから遼東半島は内陸部に入り、満州独特の山のない陸地になってくる。

大連、旅順の感想。三年前の訪問の時と違う点は 大連は国際都市を目指していて、到る所で建築工事が
されている。恐らく、五年後には 大連は大都市になっているだろう。現在人口500万人という。二〇三高地への坂道に 駕籠が10台も待機していた。前回は 3月であったので、駕籠は見えなかった。
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