杭州、蘇州、上海

1.日程  2009.11.27.~30. 成田発 14:10(日本時間)  上海浦東空港着 16:10 (中国時間)
     リニアモターカー(空港と龍陽路駅との間 40kmを 8分で結ぶ。) 龍陽路駅から蘇州まで 専用バスにて、所要      時間 2時間30分 夕食は金満楼、郷土料理 宿泊 蘇州友聯暇日酒店
  11/28 留園(7:40~8:30) 蘇州シルク研究所(8:40~9:40) 寒山寺(9:50~10:40) 刺繍研究所(11:00~11:35)
      昼食 蘇州から杭州まで専用バスにて、所要時間 2時間30分 西湖遊覧(15:25~16:00) 六和搭(16:20~17:00)
      夕食は杭州戴斯大酒店、東坡肉など(17:45~18:40) 宋城ショー(20:10~21:10) 宿泊は浙江東方豪生大酒店
  11/29 新幹線(杭州から上海南まで、10:07~11:25) 昼食(旺角酒家 飲茶) 豫園(13:00~13:50) 豫園商城(10分位)
      洪鴻茶芸館(14:00~14:55) 芸術館(民芸品ショッピング15:10~15:55) ゴンドラ列車(16:30~16:35) 夕食は黄浦
      1号にて、上海ガニなど 17:35~18:35) 宿泊は東方濱江大酒店
  11/30 上海浦東空港発 9:10 成田空港着 12:50(中国時間 11:50)
2.感想
  1.この旅行が安いのは 中国の旅行界が不景気で、ホテル、航空会社、旅行社などが負担して 格安ツアーを企画し   ているとのことである。成田から 29,900円だ。中国は地域振興券を発行して 100元で、110元使用できる。また、
   100元の旅行券で、150元使用できる。その景気対策の一環だ。
  2.留園 初めて見る留園は典型的中国式庭園だ。いろいろの形の窓に切取られた景色はすばらしい。廊下の壁に
   貼られた石版には欧陽洵などの書が彫られている。庭には太湖石が配置されている。東屋は何間もある。
  3.寒山寺 二度目である。寒山拾得の寺と知った。道家の思想を持っている。この庭にある「楓橋夜泊」の石碑は有名   楓橋は太鼓橋で、その下の運河を船で通過する。隋の時代に運河は杭州から北京まで開通した。京杭大運河だ。
  4..西湖遊覧 西湖には唐代の白楽天が築いた白提と北宋代の蘇東坡が築いた蘇提あり、西湖十景がある。@断橋
   残雪 A平湖秋月 B三潭印月 C双峰挿雲  D曲院風荷 E蘇提春暁 F花港観魚 G南屏晩鐘 H雷峰夕照
   I柳浪聞鶯 名所開発に参考になる。今回は 時間がなく杭州の街中を見ることが出来なかった。
  5.六和搭 杭州の市街地の南を流れている銭塘江の北側に屹立する、高さ59.9m、八角13層(内部は 7層)の塔。北宋
    910年に呉越王銭弘俶が高潮による氾濫を鎮めるため創建した物見塔兼灯台。旧暦8月18日(9月19日)頃の満潮    時、ラッパ状の杭州湾の海水が時速25kmのスピードで、逆上がり、3.5mの波しぶきを上げる「銭塘潮」が見られる。
  6.新幹線は上海南から杭州、寧波、台州、温州、福州と伸びている。将来は深までの予定。今回は杭州から上海南    まで乗車した。住宅地が多いか、速度は126~170km/h だ。座席は 5列だ。ビールなどのアルコールも車内販売して   いる。車内は満員で、各車両 7,8人立っている。大きな荷物は車両の入口の近くに入れるスペースがある。
  7.豫園 二度目ですが 中の点春堂は 1853年の太平天国の乱の「上海小刀会」の司令部であった。明代の高官潘    允端が19年かけて造園。入口は鯉が泳ぐ荷花池があり、九曲橋がかかり、中ほどに湖心亭が建っている。
  8.ゴンドラ列車 外灘から浦東まで、黄浦江に地下トンネルをつくり、そこにゴンドラ列車を走らせている。所要時間 5
    分、明珠公園から外灘(バンド)を望む風景を宣伝している。
  9.新型インフルエンザは心配したが 殆ど感じられなかった。成田、上海、蘇州、杭州でもマスクは殆ど見えず。
     
   上海のリニアモーターカー                   上海テレビと東方濱江大酒店
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