いちの映画講

2005-5-17 update

タイトル 監督 出演者 製作 評価
コメント
あずみ 北村龍平 上戸彩、原田芳雄、竹中直人、オダギリジョー他 2003年日本 ★★★
上戸彩は高校教師のときよりいい演技してた。竹中直人が加藤清正役だったんだけど、どうしても秀吉に見えてしまう。オダギリジョーが悪役だがビギナー見てるせいかなんか似合わなかったな。
キル・ビル クエンティン・タランティーノ ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、千葉真一、栗山千明他 2003年アメリカ ★★☆
笑いどこ満載のタランティーノ的超ハイクオリティーB級映画だった。タランティーノ好きじゃない人は多分10段階評価で1だろう。俺は好きなので、5くらいだけどね。、もう深作欣二監督へのオマージュがありすぎてわけわからん。ユマサーマンとルーシーリューと日本語の掛け合い、サニー千葉の英語には、脱帽してしまった。栗山千秋がバトルロワイヤルと同じ制服で出てきて、「ゴーゴー夕張」という名で戦うが強いのなんの。もう見てるだけで勃起してきた。栗山千秋はほんとうにソソル女になった。タランティーノがこんなに日本を愛してるなんてちょっとうれしい作品ではあった。
座頭市 北野武 ビートたけし、浅野忠信、大楠道代他 2003年日本 ★★★★
とにかく、たけしが強すぎ!! 目が見えないのにもう切りまくって、相手の奴らは何やってんだというくらい弱い。というか、たけし最強みたいな感じがある。勝新より強いんじゃないかな。全体的に外国人を意識した作りにはなってて、やたらミュージカルっぽいのが笑えた。農民が田畑を鍬や鋤で耕すところを音楽にしちゃってるのはびびった。クオリティー高いよ。5段階中4つけてもいいかなあ。良く見すぎ?
誰も知らない 是枝裕和 柳楽優弥、北浦愛、木村飛影、清水萌々子、YOU他 2004年日本 ★★★★
もうなんだか、すごい映画だった。異常な家庭環境なのに、YOUのキャラクターがそれを感じさせず、でも確実に破滅に向かっていく兄弟たち。静かに時間が流れていくけど、見終わったあとも、ずっと映像が頭から離れない映画だった。
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル McG(マックジー) キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、デミ・ムーア他 2003年アメリカ ★★
パート1は最悪だったからちょっと前進。キャメロンディアス無理してるなあ。もう年なのに、「プレーボーイ」に出てきそうなほど、セクシーさをアピールしてた。ドリューバリモアもっと痩せなきゃダメ。デミムーアが悪役だが、合成したみたいな体してた。もう40歳超えてるんだけどね。子供3人産んだとは思えない。
パイレーツ・オブ・カリビアン ゴア・ヴァービンスキー ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、ジェフリー・ラッシュ他 2003年アメリカ ★★★★
ジョニーデップはあいかわらず、かっちょいいのお。敵役の人の名前忘れた「シャイン」に出てた人。あの人もいい。ディズニーって感じで、夢と冒険にあふれてた。なんか「ワンピース」みたい。まあ4くらいあげてもいいかも。
ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーア マイケル・ムーア、チャールトン・ヘストン、マリリン・マンソン他 2003年カナダ ★★★★
マイケルムーア最高!。反米むき出し。ブッシュ大嫌いなのが伝わってくるねえ。こういう人が増えたらアメリカの暴走は少し止まるかもね。ぜひゴー宣のよしりんと対談してほしい。
マジェスティック フランク・ダラボン ジム・キャリー、ローリー・ホールドン、マーティン・ランドー他 2001年アメリカ ★★★☆
ジムキャリー主演だが、純粋に感動できる映画です。なんかジムキャリーってこの手のヒューマンドラマばっか出てるなあ。あとその他のキャストが知らない人ばっかなのも笑える。
マトリックス リローデッド ラリー&アンディー・ウォシャウスキー キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン他 2003年アメリカ
まったくおもしろくなかった。なんだか自己完結型映画の代名詞みたいな感じだな。いいところはあえて言うならCGのみ。それオンリーと言っても過言ではない。好き嫌い判れるけどね。俺は5段階で1。キアヌは痩せすぎ。ロックバンド組んでる場合じゃないよ。
マルホランド・ドライブ デイヴィッド・リンチ ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング他 2001年アメリカ ★★☆
ビデオで見てみた。デビット・リンチ監督の愛憎劇だが、なんだか途中でぼーっとしてしまって、なぜ、ナオミワッツがレズに走ったのかわからなかった。ナオミワッツは、ハリウッド版「RING」とは違う表情を覗かせていた。
ラスト・サムライ エドワード・ズウィック トム・クルーズ、ビリー・コノリー、渡辺謙、真田広之、小雪他 2003年アメリカ ★★★★
先先行で見てきた。馬鹿にしてたが、なかなかの秀作だった。というか不覚にも感動してしまった。アメリカ映画でここまで武士道をしっかり描いた作品はなかったのではないか? 設定は明治10年で西南戦争をモチーフに作ったフィクションらしい。中身はもう邦画に近いものすらある。トムクルーズも、まあマシだった、というかがんばったと思うよ。今回の殺陣は。それよりも圧巻は、渡辺謙の怪演である。もうトムクルーズを食いまくってたし、真田ひろゆきが、小さく見えた。主役級の真田があれだけ小さく見えたのは意外だったなあ。恐ろしく重厚な演技を渡辺謙は見せてくれた。ハリウッド映画でここまで見せたのは、ブラックレインの松田優作以来じゃないかなあ?小雪もいい味だしてんだなあ。その当時の「サムライ」が何を大事にしてたか?というか日本人が何を大切にしてたかが、非常によく描かれているぞ。
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 ピーター・ジャクソン イライジャ・ウッド、リブ・タイラー、ケイト・ブランシェット他 2002年アメリカ ★☆
パート1で途中寝てしまったが、今回も案の定熟、熟睡してしまった。映画で寝ることあんまないんだけどね。内容は本で読んで知ってるが映画の内容覚えてない。好きな人はもろはまるらしいが・・・。イライジャウッドは「フォーエバーヤング」とか「危険な遊び」とか子役のイメージが強すぎて大人になると気持ち悪い。実は「バック・トゥ・ザ・フューチャーのパート2」にもチョイ役で出てたりする。