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ガバナー メッセージ

国際ロータリー第2540区
2018-19年度 ガバナー
冨樫 龍紀

 いよいよ新年度が始まります。これまで様々な研修を開催し準備を進めて参りました。私にとりまして、この半年間はあっと言う間の時間でした。まだまだやるべきことがあるのではないか、と自問自答の毎日でした。しかし研修が終わるたびに、皆さんからの叱咤激励が力となり、不安が少しの自信になり、前へ進む意欲を引き出してもらったような気がします。

 地区研修セミナーでは、それぞれの役割と責務について学び、目標の達成を実現して欲しいとお願いをしました。また、会長エレクト研修セミナーでは、クラブの目標設定とそれらを実行すべき強いリーダーシップを遺憾なく発揮して欲しいとお願いをしたところです。  
 そして地区研修・協議会では鶴岡RCのパストガバナー藤川享胤様から『ロータリーの矜持』と題し、講演を頂きました。「ロータリーの規定が緩和されるなかで、変えてはならないものがある」と。私達ロータリアンは地域に必要とされ、その存在を示さなければならない。それはポール・ハリスが社会奉仕という概念を加え、社会や市民のためになる奉仕の実践へと舵をきりました。ロータリーの奉仕は、会員自身の体で、能力で奉仕する。言い換えればお金や物を与えて他人任せにするのではなく、自らの能力や技術、指導力による直接の奉仕、いわゆる職業奉仕に期待されるものであります。

 さて、これまで準備をしてきた目標に向かって、いよいよ実践の時が参りました。私達の「インスピレーション」を思いっきり広げ、「自分にできる奉仕を見つけよう」ではありませんか。この一年間、みなさんと共に私もロータリーの感動を存分に味わいたいと思います。それは行動することで、奉仕という実践が人を成長させてくれるからです。皆様のご活躍をお祈りし、この一年間どうか宜しくお願いを申し上げ、挨拶と致します。