秋田県内の松枯れの様子
男鹿市(旧若美町五里合地区)の松枯れ
秋田市 国道7号線沿いの松枯れ
最終更新 2005/12/22

 能代市では平成8年4月に檜山地区で松くい虫の被害が発生したのが最初でした。
 風の松原では、平成11年11月に初めて松くい虫の被害が発生しました。平成15年が松くい虫の被害が多く、平成16年は15年よりも減少し、平成17年には被害木は一層減少したと報道されております。 

 平成17年9月25日(日)に能代山本広域交流センターで「松くい虫防除シンポジウム」が開催された。 “ この松をみんなの力で未来まで ” というテーマのもと、秋田県立大学教授の小林一三氏が「冷涼な地におけるマツ材線虫病被害対策のあり方」という基調講演を行い、以下3つの事例報告があった。
 @ 秋田県森林技術センター主任研究員 佐藤博文氏 「抵抗性マツの開発状況」
 A 青森県林政課総括主幹 樋口浩文氏 「青い森の松林を守る −青森県松くい虫被害予防対策−」
 B 風の松原に守られる人々の会 鷲尾禮次郎氏 「地域住民が主体となった松くい虫被害対策の事例」

 その後のパネルディスカッション・フロアディスカッションでは、「海岸林を保護するために大切なこと」というテーマで行われた。同じようなテーマの会は後日秋田市でも開催され、小林一三氏が同様の基調講演を行っている。

 当日私は別な用事があって参加できなかったが、当日の資料とその後秋田魁新報の11月19日から24日まで連載された『再生 緑の財産 松枯れ防除最前線』(「さきがけ on the web」に掲載)から小林一三氏の内容を要約する。

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