最終更新 2006/1/19 |
2006/1/18(水)
今日(2006/1/18)の北羽新報は風の松原で倒木被害を報じている。紙面では9面左側連載マンガの隣だったが、今日のWeb版北羽新報ではトップ扱いだった。
見出しは豪雪 風の松原で倒木被害
幹の細い黒松 雪解け期に本格調査
記事によると
松原約760ヘクタールのうち約350ヘクタールを管理する米代西部森林管理署は、 昨年末と今月6日に被害調査を実施。積雪が深く現状では全体像の把握は困難だが、昨年末は14本、今月は約20本の倒木を確認している。現在確認されているものは、萩の台など市街地に近い場所に多くみられ、周囲の太い松の間の幹の細いものがほとんど。同管理署は、積雪が少なくなってから本格的な調査を実施 することにしているが、確認されている樹木は樹齢の若いまだ幹の細い黒松で、一カ所に集中せず散発的であることから、現段階では大規模な被害は出ていない とみている。
また、県山本地域振興局農林部によると、県有林約272ヘクタールでも、倒木の被害を確認しているが積雪のため本格的な調査は雪解けを待ってから。
また、松食い虫被害との関連については、県山本地域振興局の記事に続けて、
放っておくと「松食い虫被害の拡大につながる恐れもある」とし、春先に早急に被害状況の把握に努めることにしている。と報じている。
そこで「風の松原を歩く」のページから昨年末以降の豪雪被害の写真を抜き出してみよう。これを見ると幹の太いクロマツも多く、「周囲の太い松の間の幹の細いもの」ではないことがわかる。場所も風の通りやすい広い道路に面していることがわかる。
2005/12/7(水) 雪は例年よりも早く降り始めた。林内では松くい虫被害木の伐採が始まった。
2005/12/14(水) 林内は池面が凍り付き、時には吹雪いている。倒木はまだ見られない。
2005/12/20(火) この日は朝から大粒の重い雪(ぼた雪)が午後まで降り続いた。そのため多くのクロマツが倒れた。
クロマツの枝にも雪が積もって垂れ下がっている | J地点付近で裂け折れたクロマツあり |
26番地点 クロマツの枝が重い |
2005/12/24(土) 23〜25と連日の雪寄せで松原に行かなくとも十分に運動ができている。松原散策の余裕がなかった。そのため写真がない。
12/24 近所の遊園地の桜の枝も真っ白 | 12/24 公民館からの帰りに見た風の松原遠望 |
2005/12/30(金) トリムランニングコースをまわった。
12/30 池内の橋にはこんなに雪が | 900m地点左右には倒木(横に白くなっている) が何本か見える |
1200m地点に倒木クロマツが | E地点を西に曲がった地点に倒木クロマツが数本 |
2006/1/2(月) 今日はジョギングコースを散策する人もいたが、まだ除伐作業が行われていないから道が1本しかない。
F地点右側にも倒木クロマツ | このクロマツを逆方向から見ると |
No6標識にはベンチ上にこんなに積雪が | 上のクロマツはこんなに太かった |
2006/1/7(土) 4日から6日昼まで重い雪が降り続いたあとの松原
願勝寺前 遠くに風の松原の看板 | 6番地点前 まもなく折れるクロマツ |
800m地点から奥は閉ざされたように見える | それはリキダマツの枝が折れたためだった |
1100m地点でもクロマツが折れている | 裏側から見るとこのように折れている。 |
1300m地点西側の倒木クロマツ | 1700m地点をさえぎる倒木クロマツ |
2006/1/9(月) 港湾道路側入口(地図のM地点)は倒木クロマツが多く中に入れない。
2006/1/11(水)
大森稲荷神社参道にはこんなに曲がったクロマツ。反対から見ると電柱に被さっていることがわかる。 | |
13番地点の倒木クロマツ | 16番地点〜17番地点の倒木クロマツ |
17番地点〜18番地点の倒木クロマツ | 20番地点からI地点に向かう小径入口のクロマツ |
22番地点手前の倒木クロマツ | 22番から港湾道路に向かう道路には倒木が何本も |
2006/1/13(金) 6番地点から港湾道路に向かう道路が除雪されたので、港湾道路まで歩いてみた。
13番地点をさえぎるクロマツは切断されていた | 22番地点以降でもこのように道路脇に積まれて いるのが15箇所ほどあった。 |
港湾道路側入口はこのように除雪整備された | 途中にはこんなに曲がったクロマツも |
24番地点近くではこんな様子だった。 | 大森稲荷参道のクロマツはこのように切られていた |
1月19日にはトリムランニングコースをまわったが、その様子はこちらを見ていただきたい。