2017.05.03〜06 Activity column #16

高校バスケの祭典、能代カップ2017

第30回。つまりは、30年。大きな歴史の1ページとなる。高校バスケの祭典、そして、第四の全国大会とも称されるのが、この能代で開催されている。

能代カップ。全国の強豪高校が、この能代に集結し、総当たり戦で試合を展開する。

今年は、30回開催を記念して、通常3日間開催から1日多い4日間開催となり、学校も1校増え、7校が集結した。熱い戦いを繰り広げ、そして、この伝統ある大会をもっと多くの人に知ってもらい、そして、全国の高校バスケファンに、少しでも早く情報を届けたい、そんな想いから、能代市地域おこし協力隊は「能代カップ超速報!」の特設ホームページを開設した。開催4日間、会場に張り付き、試合のスコア速報、試合の様子を見た戦評、そしてダイジェスト動画をお届けするページを製作・運営することにした。

開催までの間に、ページを製作し、スコアがすぐに反映できる体制を整える。会場でのネット環境も何度も確認を行い、実際にテストも行なった。すべてが初の試みであり、そして、未だ、能代カップではこのような配信を行なったことはない。大会本体のホームページでも各試合終了後に速報は行われているが、その試合最中に更新されるという媒体がなかった。そこで、このような取り組みを行えば、幅広い世代の方々へ情報を伝えられると共に、会場に来られない人たちにも少しでもその会場の雰囲気を知ってもらえるチャンスになればと思い、実施することにした。

第三十回の記念すべき大会

全国の強豪校が能代に集結

熱い戦いが目頭を熱くする

ハイレベルな戦いが続く

一言で言えば、本当に大変だった。協力隊2人で、かたや、試合をすべて見ながら戦評を書き、その間にスコアを更新。かたや、試合中の動画を撮影し、終わった瞬間にすぐに編集して公開する。たった2人で行う作業は、本当に厳しく、しかも朝から全ての試合を見なければならず、トイレ休憩すら行けないという状況。しかし、一つ一つの試合にドラマがあり、見応えを感じるものだった。時間はあっという間に過ぎていく。それぐらい充実した一戦一戦をじっくりと見ることが出来た。ハイレベルなチーム同士の戦いで非常に熱い内容だった。時折、涙してしまいそうな展開もあり、書いていた戦評もつい、熱い文章になってしまう。

地元、能代工業もとにかく全力で試合に望んでいたが、なかなか勝つことが出来なかった。それでも健闘していたことに間違えはない。もちろん、反省するプレーも多くあったはずだが、それもすべて、経験である。ここでめげずに踏み台にして、再起してくれる事に期待したい。多くの試合の中で個人的な印象になってしまうが、とても熱い試合だったのが、3日目初戦の市立船橋(千葉)と中部大学第一(愛知)の試合だった。市立船橋がリードで迎えた試合、中部大学第一も勢いを増して、どちらもシュートもディフェンスも最高にコンディションが良く、まさかの同点で4Qが終了。延長戦が行われる事になった。最後は中部大学第一が勝利した。しかし、どちらのチームも本当に熱気に溢れていて、特に延長戦になった瞬間は、会場が異様な空気に包まれるほど、両チームの真剣勝負が繰り広げられ、どちらも絶対に負けない。勝つんだ!という気持ちがひしひしと伝わってくる試合だった。終了後、いつも以上に会場から大きな拍手が贈られたことはその熱戦がいかにすごかったかを示していた。目頭が熱くなる試合だった。一つ一つのドラマがあって、プロでは見られない、高校プレーヤーたちの熱い戦い。これが、能代カップの醍醐味だ。

第一回からかかさず見に来ている熱心なファンがいることにも納得する。

この能代カップが、これからもずっと、バスケの街能代のシンボル的存在として、開催され続けていくことを願うと共に、今大会で真剣勝負を魅せてくれた参加チーム全ての選手に感謝したい。

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