2017年 新年祝賀会 2017/1/21(土) プラザ都

最新の更新 2017/1/26

講演会

 午後4時〜4時52分まで46期の菅原恒紀氏(有限会社大潟愛情米クラブ 代表取締役社長)による講演「現在の米の自給について」が行われた。菅原恒紀氏は、15ページにわたる資料やグラフ等を用いて、今後の米の需給や価格の動向についてや、農業の現状、構造改革の必要性について説明した。

 司会進行は当番幹事56期の畠山徹氏と村上美和氏

  
 
   

懇親会

 隣の部屋で午後5時から懇親会が始まった。最初に校歌斉唱。

 
   

同窓会会長あいさつ 森田新一郎氏(40期)

   少し遅くなってしまいましたが、まずは皆さん明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 皆様には日頃から、同窓会活動に対しまして、格別のご理解とご協力、ご支援をいただいており、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。
 特に、今回の当番幹事であります46期と56期の皆さんには大変頑張っていただきました。当番幹事の出席者数はいつもより少ないのですが、その分、大変苦労されたのかなあと思っておりますし、講演会におきましても、急きょ講演者が代わったりということで大変ご難儀をおかけいたしました。心から御礼を申し上げます。
 また、いつものことで大変有り難く思っておりますが、今回も30期の皆さんに多数出席をいただいておりますとともに、私の同期である40期の皆さんにも多数出席をいただいております。本当にありがとうございました。
 また、先ほどは、46期の菅原さんから、我々日本人の主食である米を巡る様々な問題について講演をしていただきました。
 私は米づくり農業については、作り手の高齢化が進んでいるし、米価も低迷しているしということで、明るい未来は描きにくいと思っていたのですが、菅原さんのお話を聞いていて、ヤル気のある者にとっては、作り手がいなくなる田んぼばかりになるので、大規模化ができやすくなるし、米以外の作物のグランドデザインも描きやすくなるので、ピンチではなくむしろチャンスを迎えているというような、前向きなお話しだったように思います。
 私自身、米どころの地域に住んでおりますので、大変良いお話しを聞かせていただいたと思っております。本当にありがとうございました。
 さて、19日の朝、私の秋田県庁時代の後輩から久し振りにメールが届き、何かなあとあけてみましたら、35期の能登祐一前県議会議長様が19日の未明に亡くなられたという、大変悲しくビックリな訃報でありました。
 能登先生は、昨年体調をくずされた後、リハビリを一生懸命頑張って、歩けるようにまで元気になっておりましたし、今日の新年祝賀会にも出席され、元気になった姿でごあいさつをいただくこととしておりましたので、まさかこのような訃報に接することになるとは、いまだに信じることができないでおります。
 個人的にも、私が秋田県庁時代に大変お世話になった先生でありますし、同窓会活動においても、いつも積極的に協力していただき、また総会や新年祝賀会にもよく参加され、あいさつをいただくなど、ものすごくご尽力いただいた方であります。本当に残念であります。
 ここに謹んで、心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げますとともに、同窓会としても「生花」等の対応を考えておりますので、ご了承いただければと思います。
 また、2017年の能代山本でありますが、希望がもてる様々な取り組みが目に見えるカタチで動き始めているように思えます。
 地域を元気にするための予算とマンパワーを一番多くもっている4市町が、国や秋田県と歩調を合わせながら、人口減少のスピードを緩やかにするために「自分たちバージョンの総合戦略」を策定し、その着実な実現を図っているとともに、大きな経済的恩恵をもたらす「能代火力3号機」が着工され、だんだんそのカタチが見えてきているからであります。
 現に、昨年あたりから、週末に飲んだ際に、帰りの代行がつかまらないというような、これまでになかったよう状況も見られますので、地域にお金が落ちているのかなと、大変喜ばしいことと思っております。
 一方、今年は十干十二支で「丁酉(ひのととり)」ですが、調べてみると、この年は革命の年といわれるものの長期的にはうまくいかない革命だということで、今日の未明に誕生したアメリカのトランプ大統領が真っ先に浮かんでまいりました。
 いつも新年に当たっては夢と希望があることを見つけて、よし今年も頑張ろうと、決意を新たにするのですが、今年は少し様相が違います。
 アメリカのような超大国はもちろんのこと、小国であっても、一国のリーダーとして、人の上に立つ方々には、人間としての「徳」というか「品格」の高さを感じるのでありますが、トランプ大統領については、個人攻撃している際の言葉遣いや行動などをテレビで放映される度にただただビックリしてしまいます。アメリカの国民が選んだ大統領でありますが、極端な保護主義とともに、秋田県や能代山本にも大きな悪影響を及ぼすのではないかと大変心配であります。
 次に今年の同窓会活動についてでありますが、
 今年は久し振りに「創立90周年」のような大きな事業がなく、同窓会としての内部的な改革を進めて行く年と考えております。
 同窓会の会報であります「松陵」の発行のあり方をどうするかとか、各支部への支援をどうするかとか、また、まだ同窓会の役員会にも話していないことですが、昨年、同窓会顧問の田中仁純顧問から、私が総会等に出席したときは、来賓席でなく同期と同じテーブルに座らせてほしいという要望がありました。
 実は、私も、同じような思いを持っておりまして、今日は私の同期が私以外に9名も出席しており、久し振りの同期もおり、同じテーブルだったらいいのになあと感じております。今後、来賓席のあり方などについて、役員会で検討してまいりたいと考えております。
 また、生徒たちの活動に対する思いについてでありますが、今年も我々の後輩である松陵健児の皆さんは、学業はもちろんのこと、3年連続して明石への出場を果たした軟式野球部を始め、体育部、文化部ともに、校訓である「至誠力行」の精神をもって大活躍してくれるものと思います。期待の硬式野球部も、昨年の秋の県大会で素晴らしいピッチングをしたエースが、このシーズンオフでどのくらい成長できたのか、本当に楽しみであります。
 同窓会としても皆様のご理解とご協力をいただきながら精一杯応援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 結びに、本日ご臨席の皆様のますますのご健勝と、本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう心からご祈念申し上げまして、新年のあいさつといたします。
 本日は誠にありがとうございました。

校長あいさつ 菊池一二三 校長先生(45期) 
   菊池校長先生は、9月同窓会総会のあと東京同窓会、秋田支部、北海道同窓会等に出席したこと、
 部活動では、剣道部女子が全県新人大会で初めて決勝戦に進出し準優勝、男子もベスト4に残り、男女揃って2月に行われる東北新人大会に出場となったこと、
 体操部の嶋田大輝君が東北新人戦で2位となり3月に愛媛松山で開かれる全国選抜大会に出場することになったこと、
 昨年の新年祝賀会で、東洋大学で開催している「現代学生百人一首」で本校文芸部の生徒が百首に選ばれ、その中でも優秀だとして朝日新聞社の「天声人語」にも紹介されたことを紹介したが、今年は同志社女子大学で主催している「SEITO百人一首」コンクールに応募した本校文芸部員の作品が選ばれた、文芸部にとって2年連続の快挙、

 など現在の生徒の活躍を紹介していた。

乾杯 山本達行 同窓会副会長(39期) 

    昨年9月総会で副会長に選任された山本達行さんは、

「副会長になって最初の仕事が今日のこの仕事です。退職してから6年になります。
37年間教師として勤務し、13年間能代高校に勤務しましたが、これまで一度も甲子園に行ったことがない。これが、私、死んでも死にきれないことでありまして、是非、副会長をしている間に、少なくともここ2〜3年の間に何としても甲子園に行きたいと考えています。

同窓会が一番元気になるのも甲子園出場です。
その願いを込めて乾杯したいと思います。
「至誠力行 乾杯」と行きます。乾杯

 と乾杯の音頭をとった。

恒例の東雲羊羹贈呈

 第1位 40期 10名  第2位 30期 7名  第3位 56期 6名  

中締め 中締めは副会長さんのお役目 今回は袴田俊英氏(47期)が三三七拍子で中締め (撮影時刻は19:31)

閉会 ネームプレートを回収し 皆さんを見送る当番幹事の方々 (撮影時刻は19:34)