2016年度 総会 2016/9/24(土) プラザ都

最新の更新 2016/12/17

総会

 午後4時から総会が開催された。今年は1月に昨年度の総会が開かれているが、毎年9月の創立記念日の前後に行われることに会則で決まっているので、これが平成28年度総会。今回は48名が出席。
 総会の進行は当番幹事原田保氏(46期)が担当、最初に、今年2月3日、現職副会長でお亡くなりになった山田孝行氏(32期)を始め、前回総会以降にお亡くなりになった方々へ1分間の黙祷を行った。

     
  能代高校同窓会28年度総会 開会あいさつ
 皆様には大変お忙しいところ能代高校同窓会平成28年度総会にご出席をいただきましてありがとうございました。また皆様には日頃から同窓会活動に対し格別のご理解とご協力、ご支援をいただいておりまして、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。

 まずは「グローバル人材育成基金」についてでありますが、初めての活用事例が誕生いたしました。今月のことですが、ブルガリアで開催された「ARDFの世界選手権大会」に、ARDFというのは無線機を活用したオリエンテーリングのような競技ですが、その世界選手権大会に、本校の無線部の生徒が日本代表として選抜されたからであります。

 約1週間の日程で、引率した無線部の顧問の先生とともに、ブルガリアの大会に参加いたしました。グローバル人材育成基金からは、かかった経費の1/2を助成したところであります。本日のグローバル人材育成基金の会計報告には、会計期間が8月31日までということで計上されていませんが、活用事例が誕生したということを皆さんにご報告いたします。

 今後とも、生徒たちの国際大会への参加や生徒たちがグローバル社会の中で生き抜いていく力となる事業に活用してまいります。

 なお、本日の総会において、すべての議事が終了した後に、引率した無線部の顧問の先生から、世界選手権大会の状況等について報告していただくことになっております。

 また決算と予算の関係ですが、皆さんから同窓会の会費を納入していただく際には郵便局に振り込んでいただいております。例えば2000円の会費を振り込んでいただいたとしますと、同窓会の口座には郵便局の手数料130円を差し引いた1870円が入金される仕組みになっています。

 これまでの決算と予算においては、手数料を相殺した金額を計上しておりましたが、会費の計上方法が正確ではないのではないかということで、役員会で協議いたしました。その結果、支出のところに、「会費振込手数料」という項目を新たに設けることといたしましたので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

 本日の総会では会務報告と決算と予算案、さらには役員改正などについて提案させていただいております。よろしくご審議いただきますようお願いいたしまして、簡単でありますが開会に当たってのあいさつといたします。

 今日はどうかよろしくお願いいたします。
     
 会計報告をする伊勢教諭 新旧役員の紹介   退任する畠山良子さんの挨拶
  能代高校同窓会 新旧役員あいさつ
 ただ今皆様からご承認をいただきまして、引き続き同窓会長という大役を担うことになりました40期卒業の森田新一郎でございます。
 今回の役員改選につきましては、創立90周年記念事業など大変大きな事業が終了したこともあり、さらに現役の副会長である32期の山田孝行さんが突然ご逝去されるという非常に残念なこともありまして、大幅な改選ということとなりました。
 ただ一人の旧制の卒業生でありました17期の浅田さんと大先輩である30期の畠山さんと佐藤さん、そして35期の飯坂さんの4人が退任し、亡くなられた山田さんも退任ということで、7人いた副会長が2人になってしまうという想定外の事態になってしまいました。
 新体制における副会長については、留任となりました37期の柴田さんと47期の袴田さんに加え、本日もご来賓として出席しておりますが、能代高校34代目の校長先生の39期の山本達行さんが新任、48期の泉さんが監査から副会長に上がって、7人の副会長が4人ということになりました。
 監査だった泉さんの後任には、新たに、今日は東京出張のため欠席しておりますが、昨年度の能代高校のPTA会長であります51期の中嶋日吉さんが監査ということとなりました。
 大幅な役員改正となったことや、また激変的に若返ってしまったことに不安もありますが、同窓会の使命は、基本的には「すべては生徒のために」ということと、学校当局とよく相談していくことだと思っていますので、役員や事務局一同力を合わせながら、かつ同窓会員の皆様にも一層のご指導、ご支援をいただきながら、能代高校の振興発展に向け全力で取り組んでまいります。
 さらに、今日の総会は出席者が大変少なくて危機感を感じておりますが、本部の総会と新年会への出席者ができるだけ多くなるように頑張っていくとともに、本部と各支部との連携強化や同窓会のホームページの充実などに取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 母校の限りない発展を願ってあいさつといたします。
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 議事は恒例により森田同窓会長を議長として、会務報告、決算・予算審議が行われ、原案どおり承認された。グローバル人材育成基金会計報告については、会計上は8月31日現在なので支出ゼロだが、9月にブルガリアで開催されたARDF世界大会の経費の半額を助成するので、「約40万円が来年度の支出に計上される」と補足説明があった。
 議事のあとの役員改選では、33期、46期、56期から選考委員を出して相談、退任する淺田嘉美氏(17期)、畠山良子氏(30期)、佐藤浩嗣氏(30期)、飯坂誠悦氏(35期)の4名の後を受け、新副会長に山本達行氏(39期)、泉牧子氏(48期)、監査に中嶋日吉氏(51期)が承認された。

ARDF世界大会参加報告

総会の役員改選のあと、無線部顧問の鈴木道生教諭が「ARDF世界大会参加報告」を行った。

     
     
     
     

懇親会

 ARDF世界大会の報告が午後5時20分に終了したので、懇親会は午後5時半に校歌斉唱で始まった。懇親会から参加した会員も多かったので、同窓会長が3回目の挨拶をした。

 校歌斉唱    
     
森田 同窓会長あいさつ  菊池一二三校長あいさつ  田中仁純顧問 乾杯あいさつ
     

能代高校同窓会総会 懇親会 森田同窓会長あいさつ
 懇親会から出席された方々もいらっしゃいますので改めて申し上げます。本日は大変お忙しいところご出席いただきまして、誠にありがとうございました。
 また皆さんには日ごろから、同窓会活動に対し格別のご理解とご支援をいただいており、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。
 特に、今回の当番幹事であります46期と56期の皆さんには大変頑張っていただきました。当番幹事の出席者数はいつもより少ないのですが、その分、大変苦労されたのかなあと思っております。来年1月の新年会に向けてもよろしくお願いいたします。

 最初に、今年も大活躍してくれました軟式野球部についてお話しいたします。まだ記憶に新しいところですが、本校の軟式野球部は、能代球場で行われた北東北大会を見事勝ち抜き、3年連続17回目の全国大会に出場いたしました。
 全国大会では、延長14回のタイブレークの末だったとはいえ、まさかの1回戦敗退でありましたが、相手がその後順調に勝ち進み優勝した天理高校でありますので、よく頑張ったし、大変惜しかったなと思っております。結果から見ますと事実上の決勝戦ではなかったかなと思っております。

 実は、ものすごい物語がこの後にありました。今回私は、決勝まで応援しようということで、明石周辺で5日連泊という旅行を計画いたしましたので、母校が敗れてからもすぐには帰らず、母校に勝利した天理高校と、昨年決勝で敗れた作新学院を追っかけまして、それこそまじめに、毎日、明石トーカロ球場に通いました。
 このまじめさが、ものすごい偶然に引き合わせてくれたのであります。それは、準決勝の試合を見ているときにおこりました。準決勝第1試合の作新学院と早稲田学院の試合を観戦していた時ですが、私が座っているスタンドの一段下の席に準決勝第2試合に登場する予定の天理高校の監督が、その一、二段下の席に選手たちが座るという状況になったのであります。

 そして、作新と早稲田の試合が中盤にさしかかった時に、私の前に座っている天理高校の監督が、「能代の方がすごかったな」とつぶやいたのであります。優勝したチームの監督が、全国大会の準決勝の試合を見ているときに、「能代の方がすごかったな」と言ったのであります。まさか、能代高校の関係者が、自分のつぶやきが聞こえるところにいるなんて想定外でしょうから、まさに本音のつぶやきだったと思います。私の5連泊はこれを聞かせるためのものだったのかとさえ感じた次第です。
 同時に、私自身が、今年のチームは本当に強いチームだと思っておりましたので、大変嬉しくなりましたとともに、本当に残念だったなという思いも強くなりました。いずれにしても、軟式野球部の皆さんはよく頑張ってくれました。大いに評価いたしますし、心から感謝いたします。あわせて、この度の軟式野球部を全国大会に派遣するための募金活動に協力していただいた皆さんのお陰でもありますので、この場をお借りし心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 また、総会の際にもお話しましたが、「グローバル人材育成基金」に対する初めての活用事例が誕生いたしました。先ほど、引率した鈴木先生から報告がありましたが、ブルガリアで開催された「ARDFの世界選手権大会」に、本校の無線部の生徒が日本代表として選抜されたからであります。
 11日間の日程でブルガリアの大会に参加し、先日、元気で帰ってまいりました。グローバル人材育成基金からは、かかった経費の1/2を助成いたしましたので、皆さんにご報告いたします。

 また期待の硬式野球部については、県北大会の第5代表として全県大会に出場し、今や大変強くなった県南地区の第2代表である横手清陵学院高校と対戦し、エースの延長12回で18奪三振という素晴らしいピッチングにより、見事勝利しベスト8に残りました。
 あまりにも素晴らしい試合内容でしたので、続く準々決勝の秋田商業戦では夏のリベンジを果たすとともに、そのまま快進撃し、東北大会の出場権をとれるのではないかとさえ思っていたのですが、皆様もご承知のとおり、結果は残念なものとなっています。
 9人の先発メンバーの内、1年生が4、5人と大変若いチームでありますが、久し振りに全県トップクラスのピッチャーが誕生しそうなので、冬の間、みっちりトレーニングを積んで、25年ぶりの悲願達成に向けて頑張っていただきたいと大いに期待しております。私が、ビックマウスをたたく度に、結果が思わしくないので、今日はこのくらいにしておきたいと思います。

 結びに、今回をもって同窓会副会長を退任される畠山良子さんと佐藤浩嗣さんの、これまでの、本当に長い間のご貢献とご努力に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げますとともに、本日ご臨席の皆様のますますのご健勝と今後のご活躍を心からご祈念申し上げましてあいさつといたします。

 本日は本当にありがとうございました。

     
     
     
     

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