2015年 新年祝賀会 2015/1/24(土) プラザ都

最新の更新 2015/1/27

講演会

 午後4時〜5時まで44期の武田 隆氏(鎌倉学園中学高等学校教諭 硬式野球部総監督)による講演「能代高校と私、そして高校野球」が行われた。武田 隆氏は、我々の恩師である武田重蔵先生(タケジュウ)のご子息。

 
会場中程から撮影   講師紹介をする幼稚園からの友人能登信一氏
   
   

懇親会

 同じ会場で午後5時08分から校歌を歌って懇親会が始まった。ホームページ担当(33期)がこの会に出席し始めた頃(昭和52年から平成15年頃まで)は、会場は料亭「金勇」の大広間で、新校歌と旧校歌の両方を歌っていたが、現在は新校歌を1番から4番まで通して歌うのが恒例となっている。今年度の総会(26/9/20)で久し振りに1番と4番を現校歌、2番と3番を旧校歌で歌ったが、今回は現在の校歌を1番から4番まで通して歌った。
 80周年の年には9月17日に記念式典を行ったので、総会は年を越してから新年会と一緒に「平成18年能代高等学校同窓会総会・新年祝賀会」として実施した記憶がある。平成27年度の総会をどうするかはまだ話題に上っていない。

   
 

同窓会会長あいさつ 森田新一郎氏(40期)

   まずは明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様には日ごろから同窓会活動に対しまして格別のご支援とご協力をいただいており、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。
 また先ほどは44期の武田隆さんから大変素晴らしい講演をしていただきました。武田さんのお話を聞いていて、能代高校が卒業生の「心のふるさと」という輝きを増していくには、やっぱり甲子園だという思いを強くいたしました。武田さんからはそのためのいくつものアイディアを教えていただきました。本当にありがとうございました。
 また本日は大変お忙しいところ、能登県議会議長様を始めご来賓の皆様、そして同窓会員の皆様に多数ご出席いただきました。近年ではなかったことと思いますが100名の出席となっております。
 特に今回の当番幹事である第44期と第54期の皆様には大変頑張っていただきました。
 44期が22名、54期が23名と、当番幹事の皆様だけで45名も出席いただいたことや、女性の方々が15名も出席されたことは、同窓会史上初めてのことではないかと思います。新年早々大変うれしい限りであります。また、いつものように30期の皆様にも多数出席をいただきました。本当にありがとうございました。
 伝統恒例となっている「東雲羊羹」については、製造会社の都合で間に合わなかったのですが、ピンチヒッターとして「檜山茶羊羹」を用意いたしましたので後ほどお渡しいたします。
  
 さて、昨年あたりから国や県や市町村や、政治やマスコミにも、「人口減少」という言葉が頻繁に登場するようになっております。地方にとっては何十年も前から直面する大きな問題ですが、今回のように全国的に「人口減少社会を何とかしなければならない」という大合唱となったことはこれまでなかったことであり、大変喜ばしく思っております。
 人口減少の流れを変えるには雇用対策や経済対策など様々な取組を複合的に行っていく必要がありますが、現在高校教育に関係している者の一人としては、特に少子化対策について大きな期待を抱いております。子供が極端に少ない社会に向かっているからであります。
 能代山本地域には5つの高校があります。この春の高校入学者募集定員の状況を見てみますと、母校の235人を含めて能代山本全体で775人となっております。一方、能代山本地域で昨年生まれた子供の数は373人であり、この子たちはもう15年、16年後には高校生になるわけでありますので、15年、16年後の能代山本の高校生は、この春の高校生の半数以下になってしまうという状況にあります。
 今年はひつじ年であります。ひつじは群れを成すところから「家族の安泰」を表し、いつまでも「平和」に暮らすことを意味しているそうなので、難しい問題ではありますが、今年がひつじ年のように、生まれる子供が多くなって私たちの地域が持続的に「平和」に暮らしていけるようになるキッカケの年になればと思ったところであります。
  
 次に、同窓会活動についていくつかお話しいたします。
 まずは「創立90周年」についてであります。能代高校は今年、創立90周年という大きな節目を迎えます。先般皆様にお届けした同窓会会報「松陵」と一緒に「創立90周年記念事業へのご寄付のお願い」も始めたところであり、いよいよだなあという思いを強くしております。現時点においても多くの皆さんからご支援をいただいておりまして、経済状況が大変厳しい中でのご支援に深く感謝を申し上げますとともに、立派な記念事業にしなければならないなと気持ちを新たにしているところであります。
 記念事業のメインである記念式典と記念講演については、10月3日の土曜日に能代高校の体育館で行うこととなりました。今日のような会で歌う校歌もいいものですが、母校の体育館で歌う校歌にはそれ以上のものがあると思いますので、ぜひご出席いただきますようお願いいたします。
 また、90周年を記念した同窓会名簿を作成いたしました。個人情報保護法施行などの環境変化はありましたが、会員相互の親睦を深めるためにも、また在校生を物心両面から支援し母校の振興発展に貢献していくためにも必要と考え作成いたしました。今回の名簿には、現校舎付近の最近の航空写真と昭和49年に樽子山から高塙に移転した当時の写真の両方を掲載し、どのような変貌をとげたかを比較できるようにしましたので、まだの方はご覧いただければと思います。なお、この写真については同窓会のホームページにもアップしておりますので、能代高校のホームページからもアクセスできますし、「能代高校同窓会」で検索してもOKですので、アクセスしてみてください。
  
 次に、生徒たちの活躍に対する今年の思いについてであります。
 母校の応援歌の一つに「北羽に吠ゆる」という応援歌があります。その歌詞の二番に 「曇らぬ胸に伝統の 幾星霜の歴史をば 栄冠勝ちえて飾らんと 刻みし五体は火と燃えて」 というくだりがあります。生徒たちは、学業はもちろんのこと、文化部、体育部ともに、校訓である「至誠力行」の精神とともに、この応援歌のような精神をもって、今年も大活躍してくれるものと期待しております。
 昨年は軟式野球部が大活躍し、明石にも応援に行ってまいりましたが、大変誇らしくまた嬉しかったのでありますが、やっぱり硬式野球部もなあという思いが強くあります。母校、能代高校は時あたかも90周年という節目を迎えておりますので、今年こそはという思いで、大きな夢と希望を抱きながら応援を頑張りたいと思っております。皆様もどうか球場に足を運んで一緒に応援くださるようお願い申し上げます。
 結びに、本日ご臨席の皆様のますますのご健勝と、本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう心からご祈念申し上げまして、新年のあいさつといたします。
 本日は誠にありがとうございました。

校長あいさつ 一関雅裕 校長先生  (現在作成中です)
  新年あけましておめでとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年も全職員・全校生徒ともども、校訓<至誠力行>を高く掲げて、子供たちの大きな成長のために頑張って参りますので、同窓の皆様のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 年が明けて直ぐでありましたが、前 同窓会長 田中仁純先生からおハガキを頂戴しました。その中に、校訓<至誠力行>に触れられている部分がありましたので紹介させていただきます。
 
  「正月四日に、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の中で吉田寅次郎が江戸に遊学の許可がおりたりしたことの中で、妹に『至誠にして動かざるはなし』という言葉が最も好きだ、と語るシーンがありました。
 武藤初代校長が『至誠にして動かざるものはなく、鬼神をも感動せしむるは至誠なり。この教訓を自ら求めて力行すればそれでよい。一見平凡であるが新奇を追う必要はない。この平凡を積んで実行することこそが肝要である』と開校に当たり話されたといわれ、このことを心に刻んで卒業以来、今日まで来たように思い感動しながらドラマを見ました。創立90周年に当たり「いいテレビドラマ」に出会えたと思っています。今年は特にいい歳のように思います」とありました。
 
 正月に本校の創立90周年をお祝いしてくださる素敵なメッセージをいただいたように感じました。私自身、感動しましたので僭越ながらここで紹介させていただきました。
 
 さて、昨年中は、同窓会の皆様から本校の生徒に対してたくさんの応援とご支援を賜り、お陰様で文武両道にのびのびと励むことができました。そしてたくさんの成果・実績を上げることができました。心から御礼申し上げます。

 年が明けまして1月17日、18日の両日、大学入試センター試験が実施されました。本校からは191名にのぼるセンター試験出願者が挑戦してきました。この後、多くの生徒たちが私立大学の受験、国公立大学の受験に向かっていきます。この生徒たちの健闘を応援するため、本日学校をあげて出願校検討会を実施したところであります。毎日3年生は、気力を振り絞って受験準備に向かっているところであります。 進学校の常でありますが、3年生は間もなく2月に入りますと自宅学習期間に入ります。この間、受験を控えた生徒たちは、学校で補習授業を受けたり、自分の勉強をしたりとほとんど通常登校してぎりぎりと頑張り続けます。
 このような三年生にこそ校訓<至誠力行>を胸に、進路決定に向けて果敢に挑戦をしてもらいたい・・・と思いますし、この苦しい時期の「至誠力行」が、将来ともたくましく生き抜く大事な経験値になると確信しているところです。

 私はいつも高校生に呼びかけます。
 「君たちこそが日本の希望の光」
 能代高校生が、すこやかに伸び伸びと人生を歩んで欲しいと心から願っております。 同窓生の皆様の応援を、あらためてお願い申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。   


来賓代表あいさつ 能登祐一県議会議長(35期)

 

乾杯 山田孝行同窓会副会長(32期) 一昨年から乾杯の音頭と万歳三唱は副会長さんが交代でおこなっている

 

懇親会場の様子

   
   
 

恒例の東雲羊羹贈呈(今回は檜山茶ようかん) 
 東雲羊羹が工場の都合で生産休止中のため、昨年9月の総会では羊羹の贈呈も中止したが、多人数で出た期では「やはり羊羹を貰いたかった」の声が多かったので、今回はピンチヒッターとして「檜山茶ようかん」を贈呈した。
 ホームページ作成者が初めて出席した昭和52年当時から、すでに出席者の多い期には東雲羊羹が贈られるのが恒例となっていた。この理由を、機会があれば田中仁純前会長さんに聞いておきたい。
 なお「檜山茶ようかん」を製造販売している「茶誠堂」は、本校で昭和56年〜62年まで数学教師として勤務し、能代西高校の校長先生を最後に退職した梶原隆先生(30期)の実家である。梶原先生は現在秋田市に住んでおり、ホームページ作成者に来た年賀状では、お元気で、今年満100歳を迎える奥様のお母様を自宅で介護していると書いてありました。

       
旧制中学の淺田副会長さん(17期)には特別賞  第3位 30期 7名    
       
 第2位 44期 22名  第1位 54期 23名(ほかに受付担当3人)    
       
       

応援歌  いつもは羊羹贈呈の後は万歳三唱でお開きとなるのだが、会が盛り上がっていて、お酒の追加注文などもあった。
      そうしているうちに壇上に数人が登場。応援歌を歌った。

       
 背中だけが見える人が金谷晴隆先生(24期)  硬式野球部監督の伊藤康夫氏(55期)が応援歌の音頭をとる   
       
       

万歳三唱 万歳三唱は副会長さんのお役目 今回は柴田寛彦氏(37期)が万歳三唱の音頭をとった (撮影時刻は19:03)