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2015/3/1(日)
平成26年度 同窓会入会式 平成27年3月1日 午後2時5分〜25分
今年の同窓会入会式は進行を39期の塚本吉久氏が担当し、同じく39期の菊地晴行氏が激励のことばを述べました。(入会式は期ごとに担当し、今年は第39期が担当。
今年は午後から雨が降り、校舎の様子を撮影する余裕はなく、慌てて玄関に駆け込んだ | |||
開始前の緊張?と思って見ていたが、最後までこの姿勢 同窓生たちは感心して見ていた | |||
進行を担当した塚本吉久氏(43期) | 森田新一郎同窓会長 歓迎のことば | ||
同窓生 入会激励のことば 菊地晴行氏(43期) | 新入会員宣誓 安保 光 君(85期) |
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同窓会長 歓迎のあいさつ 同窓会会長 森 田 新一郎 (40期)
3年間の高校課程を修了し、明日いよいよ本校を卒業される皆さんに対しまして、まずもって心からお祝いを申し上げます。本当におめでとうございます。
また本日は、男子136名、女子86名の合計222名の皆さんを本校同窓会にお迎えできますことを大変うれしく思っております。心から歓迎いたします。
同窓会は、会員相互の親睦を深めるとともに、在校生を物心両面から支援し母校の振興発展に貢献していく会であり、また同じ高校で青春を謳歌したという共通の話題を持ち先輩と後輩とのコミュニケーションがとりやすい会でもあります。
同窓会には、能代高校を拠点とする同窓会本部をはじめ、東京同窓会や同窓会秋田支部、さらには秋田県庁支部などたくさんの拠点があります。今後、皆さんにも同窓会の会報である「松陵」をお届けし、様々な情報を提供してまいりますので、是非一度同窓会の行事に参加してみてください。
また、同窓会のホームページでも同窓会活動の情報を提供してまいります。能代高校のホームページからも入れますし、「能代高校同窓会」で検索してもOKですので是非アクセスしてみてください。
さて、皆さんはこれから進学や就職など進む道は違いますが、「山あり谷あり」の長い人生を自分の力で切り拓いていかなければなりません。今日はその際の参考になればということをお話しいたします。「時間」についてであります。
これから皆さんが歩んでいく世界には、体感温度ならぬ体感時間というものがあります。時間を体でどのように感じるかということですが、「1日は長いが1年は短い」というのがこれまでの経験から感じた私の体感時間です。
1日は誰でも24時間であり、1年365日は8760時間であります。皆さんの高校生活の3年間は26280時間でありますが、この26280時間を皆さんはどのように感じたでしょうか。「やっと過ぎた」とか、あるいは「ようやく過ぎた」とかというように感じたでしょうか。そうではなく、ほとんどの人が「アッという間に過ぎてしまった」と感じたのではないでしょうか。それが体感時間です。
この感覚は長い人生ずっと続いてまいります。ずっと続いていくといっても人生には限りがあります。我が国の男性の平均寿命は80歳、女性は87歳と、世界一の長寿国となっているというものの人生は有限であります。人生80年として、それを時間に換算すると700,800時間になります。「うるう年」を除けばですが。
一方、皆さんは、まさに20世紀が過ぎようかという1990年代の後半に生まれております。幸運にも大変恵まれた時代に生まれた皆さんであります。皆さんのおじいさんやおばあさんが生まれた時代から見ると、想像もつかなかったほど便利で、快適で、楽しい社会になっております。極端なことをいえば、パソコン一つあれば、何の工夫をしなくても、いつでもどこでも一人でも、ゲームとか映画とか音楽とか楽しめる社会になっております。
だからこそ、油断していると人生はあっという間に過ぎてしまいますので、今から時間の大切さついて考えていただきたいのであります。
人生80年、700,800時間の内、もうすでに約15万時間が過ぎていますので、残りは約55万時間ということになりますが、悔いのない人生、よりよく生きる人生にするためには、この時間をより効率的にかつ効果的に活用し、「時間」というものの付加価値を高めていただきたいのであります。
大切なことは、しっかり計画を立てながら取り組んでいくことと、リラックスする部分と集中する部分のバランスをとって生活にメリハリをつけていくことだと思います。是非実践してみていただければと思います。
そして、ご縁があって奇跡的な偶然から出会い、知り合うことができたクラスや部活動や学年の仲間達との絆を大切にしながら、他人や社会や地域のために役に立つ人間に成長していくことを願っております。
結びに、歴史と伝統がある能代高校の第85期卒業生222名の皆さんの、ますますのご健勝と今後のご活躍を心から祈念し、私からのあいさつといたします。
同窓生 入会激励のことば 菊 地 晴 行 氏 (43期)
こんにちは。 一日早いですが、皆さん、卒業おめでとうございます。同窓会入会の「歓迎あいさつ」ということで壇上に上がりました菊地です。卒業とともに同窓会入会を歓迎いたします。これから私達同窓会の一員として皆さんもどうか能代高校卒業生ということで一緒に同窓会活動をやっていければと思います。皆さんは今までの交友関係は、同級生、また3年間の先輩後輩、そういう校友関係が主だったと思います。
これから社会人になりますと、そういう校友関係以外に、年の離れた人たちとの校友関係も非常に大事になります。その際、能代高校同窓会会員の中には多士済々、いろいろな方面で活躍している方々が一杯います。みなさんが社会人になって、色々悩み事その他があった時は、いつでも同窓会の先輩方に相談をかけてください。大概の先輩は皆さんの力になってくれると思います。
たとえて言えば織物の横糸、それは貴方たちの同期、同級の方々の交流関係、それが横糸だと思います。また、同窓会の先輩方、それは織物の縦糸です。その横糸と縦糸をうまく織って、丈夫でしなやか、きれいな織物を織っていくように努力してください。
最後になりますが、皆さんの中に進学また就職において、ちょっと失敗したとか、意に沿わなかった方もいると思います。ただ、貴方たち若い人たちの1年2年の足踏みは将来貴重なものになると思います。頑張ってください。
2015/1/8(木)
年明け、初めて学校に「同窓会年会費」の<ゆうびん払込取扱票>を受取に行った。その時に学校の写真を撮影。
校門 | 玄関前のクロマツ3本(昨秋から葉の色が変色) | ||
時計(東側 アクロス側の文字盤) | 時計(西側 校舎側の文字盤) |
この時計は60期(平成2年3月卒)の卒業記念品として学校に寄贈したもの。ポールの足下には60期の寄贈であることを示す石の標柱が立っている。数年前から東側の時計が動かなくなっていた。そのことに気付いた時に当時の事務長や校長先生に「時計を直すか故障中の紙を張ったらどうですか」と話したことがあった。
平成24(2012)年1月2日に60期同期会に招かれた時には既に東側の時計は故障していた。同期会には数日前(23年12月31日)撮影した写真をプリントにして持参し、学校の様子を話したが、参加者たちからは「ホームルームで聞いているようだった」と言われた。当日配布したプリントのpdfは → こちら
この時計にはまだ思い出がある。この時計の存在を知ったのは日本教育新聞の広告だった。60期生が2年生の時の教頭先生が日本教育新聞を読んでいて、この広告を指さして「こんな時計が玄関にあればいいなあ」と話したことがあった。その校長先生は翌年他校の校長先生になって異動したが、60期生が学校に何を卒業記念品として贈るかを学年部で相談した時に、私がこの時計を提案した。価格は生徒が「卒業記念品」として積み立てていた額を上回るものだったが、設置費用はPTAが負担してくれることで実現した。
卒業式で記念品目録が贈呈されたが、この時計が設置されたのは平成2年5月頃になってから。しかも当時は、現在の前庭はまだ民間の田んぼだった。現在の前庭用地を購入したのは平成3年秋、前庭が完成したのは平成4年末、竣工式は平成5年2月27日。最初に設置されたのは自在の像の近くだったと思うが、思い出せない。
学年部会に提案した時の資料(日本教育新聞からの切り抜き) |
2014/03/01
平成25年度 同窓会入会式 平成26年3月1日 午後2時〜2時20分(の予定だったが実際は20分程遅れて実施)
今年の同窓会入会式は進行を38期の渟城英夫氏(八幡神社神主)が担当し、同じく38期の成田 潤氏(成田産婦人科医院院長)が「同窓会入会激励のことば」を述べました。(入会式は期ごとに担当し、今年は第38期が担当、来年度は39期担当となっています)
卒業式前日 略旗が翻っていた | 自在の像がクッキリ撮影できた | ||
同窓会会長 歓迎のあいさつ | 新入会員宣誓 代表 櫻田 浩平 氏 |
同窓会長 歓迎のあいさつ 同窓会会長 森田新一郎
同窓会会長の森田新一郎でございます。
3年間の高校課程を修了し、明日いよいよ卒業される皆さんに対しまして、まずもって心からお祝いを申しあげます。本当におめでとうございます。
また本日は、男子136名、女子79名の合計215名の皆さんを本校同窓会にお迎えできますことを大変うれしく思っております。心から歓迎いたします。
同窓会は、会員相互の親睦を深めるとともに、在校生を物心両面から支援し母校の振興発展に貢献していく会であり、また、同じ高校で青春を謳歌したという共通の話題を持ち、先輩と後輩とのコミュニケーションがとりやすい会でもあります。
同窓会には、能代高校に拠点をおく同窓会本部をはじめ、東京同窓会や同窓会秋田支部、秋田県庁支部などたくさんの拠点があります。今後、皆さんにも同窓会の会報である『松陵』をお届けするとともに、同窓会のホームページでも同窓会活動の情報を提供してまいりますので、是非一度参加してみていただければと思います。なお、同窓会のホームページへは能代高校のホームページからも入れますし、「能代高校同窓会」で検索してもOKですのでアクセスしてみてください。
さて、今日は、前途洋々たる未来があり、また無限の可能性がある皆さんに対しまして、今後心にとめておいていただきたいことをお話ししたいと思います。皆さんが生まれ育った「ふるさと」についてであります。
私が高校生だった頃、今から44、5年前になりますが、世界の人口は37億から38億人ぐらいでありました。現在は72億から73億人くらいになっておりますので、半世紀も経たないうちに、2倍近くに増えております。
日本の国をはじめ秋田県も能代山本も、人口の減少が大きな問題になっておりますが、世界に目を転ずれば、日本とは逆に人口の爆発的な増加が大きな問題となっております。
こうした世界的な時代の潮流を見据えたとき、我々人類が大切にしなければならないもの、我々人類が生き抜いていくために必要不可欠な基礎的な要件として三つのことが重要であると指摘されております。
一つは水の確保であり、もう一つは「食料」の確保であり、三つ目は「エネルギー、電力」の確保であります。言い方を変えれば、人口の爆発的な増加に伴って、地球規模で「水」「食料」「エネルギー」の確保が大変難しくなっていくということであります。
皆さんの「ふるさと」である能代山本はどうでしょうか。きれいな「水」と「コメ中心ですが「食料」は問題なく豊富にありますし、「エネルギー」についても、火力発電所がありますので当分は大丈夫であり、遠い将来的にも外国からの化石燃料に依存しない風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの開発と、我々のライフスタイルを節電モードへ見直していくことにより対応できると考えます。
したがって、皆さんの「ふるさと」は、将来的に必要な「水」、「食料」、「エネルギー」という基礎的な要件がそろっているところなんだということを是非心にとめておいていただきたいと思います。
皆さんは今後、進学や就職等により「ふるさと」を離れる方もいると思いますが、自分の「ふるさと」は大変素晴らしいところであるということに自信と誇りを持っていただき、またご縁があって奇跡的な確率で出会い、知り合うことができたクラスや部活動や学年の仲間達との絆を大切にしながら、充実した人生を送るとともに他人や社会や地域のために役立つ人間に成長していくことを願っております。
結びに、歴史と伝統がある能代高校の第84期生215名の皆さんの、ますますのご健勝と今後のご活躍を心から祈念し、私からのあいさつといたします。