今月の庭仕事

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庭木の剪定や植付、移植には、それぞれ、木に適した時期があります。

時期は、気候や場所によっても変わってきますが、ここでは私の住む秋田県北部を中心に季節の庭仕事や楽しみ方について書いてみたいと思います。

1月の庭の楽しみ

今年は、暖冬と言われながらも、1月に入った途端、断続的な大雪に見舞われています。雪国では、冬は雪が降るのが当然のこととはいえ、連日の雪かきに追われ、雪に埋もれた庭など見る余裕もなくなりがちです。

そんな中でも、ちょっと一息入れた時に冬囲いされた庭を眺めてみてください。

冬囲いは、樹木を雪害や寒風害から守るための養生ですが、実用、観賞を兼ねた雪国独特の庭の冬景色です。庭師は、そんな雪景色を意識しながら雪吊りなどを行っています。

雪吊りの頭飾りは、ワラや縄、染め縄などで作りますが、そこの庭師によってみな違いますので、飾りを見れば、そこのお宅にどこの庭師が入っているのか判ります。道を歩きながら、そんな違いを楽しむのも面白いものです。雪国ならではの贅沢な楽しみですね。

      
      松の雪吊り       頭飾り(梅の花)

1月の庭の手入れ

さて、冬囲いの済んだ庭の1月の手入れは何をすればよいのか。

こう一度に雪が降ると、木もたまったものじゃありません。いくら雪吊りされていても、透かし剪定のされてない枝の混んだ松などは枝折れすることもあります。大きな刈り込み物も同様です。竹竿や棒などで、枝に乗った雪をはらってやります。

常緑樹は形を整えるぐらいに

剪定も囲いもされてない常緑樹は、放っておくと雪で枝折れします。伸びた枝が枝折れを助長しますので、徒長枝などの伸びた枝を切っておきます。厳寒期に強剪定は出来ませんので、樹冠

(木の輪郭)を揃える程度にします。

小さい物は囲ってあげてください。

落葉樹の剪定は今が最適期

モミジやケヤキ、ウメなどの落葉樹やリンゴなどの果樹類は、葉の落ちた今が枝を整える適期です。大きくなった木や荒れた木を小さくするのも今です。

葉のある夏に強剪定を行うと、養分を作る光合成の源が少なくなるわけですから、眠っていた芽も目覚め、木はいっせいに葉を茂らせようと伸びていきます。結果、せっかく剪定してもまた伸びるばかりか、庭木としての形も崩していきます。

木が眠り、葉が落ちて枝の見える今がチャンスです。徒長枝、枯れ枝、絡み枝、立ち枝を元から外し、大枝で抜いていきます

(野透かし)

ただ、「野透かし」で自然風に枝を抜いていくのは相当な熟練を要します。松などの剪定より手間は掛かりませんが、木の中に潜り、残す枝を見抜いて形を整えていくのは難しいものです。ここはプロの手を借りたほうが無難ですね。

今月はこんなところです。時々、掲示板(

BBS)に、その日の仕事振りが出てきます。併せてお楽しみください。では、また来月。