平成18年度 活動方針

●新たな一年に ・・・ 理事長 加賀次朗
       「平成の初めにあったバブルの崩壊以来続いていた、景気の低迷もようやく底をつき、中央大企業は順調に利益を上げ、庶民の生活も徐々に上向きの傾向にあります。」というテレビの報道は都会の話であって、こちらにはいっこうに関係のない話です。 商店街は相変わらずシャッター通りのままでにぎわいもなく、さらに追い打ちを掛けるように、畠町通りのアーケードが撤去されようとしています。
 なかなか元気の出る話のない中、この度の市町村合併に伴う市長選挙及び市議会議員選挙が行われ、それぞれに新しい舵取り役が決まりました。 様々な関係者がいる中、それぞれがいろいろなしがらみを持って生活していますが、決まった以上は新しい首長に期待し、頑張って頂くしかありませんし、一緒に出来ることを行っていかなければなりません。

  我がクラブも特定非営利活動法人として成立して4年目を迎えることとなりますが、毎年の課題が会員の増強と、会員意識の向上です。 特に若い正会員の入会が必要です。 青年会議所や商工会議所青年部には若い会員の入会がありますが、どうして我がクラブには入会してこないのでしょうか。 両方の会に入会している会員の話を聞けば、決して我が会が劣っていると言うことは聞こえてきませんし、逆に楽しくやり甲斐があるとさえ言って頂いています。 そうであるなら、なおさら若い会員に入って頂きたいし、どんどん盛り上げて頂きたいものと思います。

今年度の目標
「会員一人、一名以上の新会員の勧誘を」

●平成18年度 会長事業方針 ・・・ 会長 若林朋樹
 能代と二ツ井の合併により「新」能代市として歩みだし、舵取りをする初代市長のもと全市民が船出する18年度。
 誰もが期待を胸にこれからすべてにおいて良くなって欲しいと願っていることでしょう。 そしてそれは、願うと同時に一緒に参加して共に盛り上げてゆくことを意味することではないでしょうか。
 新聞に目を通せば、大企業の破綻、偽装問題、子どもが巻き沿いになる無差別殺人など、あまりいい話はありません。
 世間では財源不足のため事業縮小の流れが普通ですが、私たち青年クラブのしろはこれからどのようになっていくでしょうか。 我々もやはり会員不足や諸問題から、事業(こども七夕、こども冬まつり)縮小へ流れるのでしょうか。
 いままでも私たちはこのような困難な時期、会員それぞれの考えを試行錯誤し、おのおのが的確に指示し、行動することで乗り越えてやってきました。

 とある書物にこうあります。
人生で直面する様々な場面、その時困難な道へ一歩踏み出せるか。その勇気が自身の新たな可能性を開く。あえて苦難に挑むからこそ、力は磨かれる≠ニ。

 さて、私たち青年クラブのしろも17年度は伝統の「こども七夕」や新たな展開をむかえた「こども冬まつり」において、年々減少気味の実行部隊のなか、たくさんのボランティアスタッフの協力を得ながら無事終えることができました。  事業を運営していく上でたくさんのスタッフがいてくれることは、たいへんありがたく、心強いことなのですが、その彼等のボランティアにこちら側が充分に答えることができたのか、「一緒に参加して成功に終わってよかった」と共に喜んでもらえるように満足を与えられる、ボランティア協力のあり方を勉強しなければならないでしょう。

今年度も会員皆さんのご協力をよろしく御願いいたします。

●総務委員会 ・・・ 委員長 鍋谷 雅彦

  「たのしさ」のある例会にしなければ会員の出席は上がらないので、各委員会に適時例会を担当していただきます。  会員同士の親睦が図れる企画、または勉強会等の企画をお願いしていき、さまざまな情報提供の場を設けて少しでも多くの会員が参加するような例会作りを心掛けたい。
 前年度の課題だった出席率の向上についても、出欠状況を把握するため連絡網をつくり、各委員会ごとに出席を呼びかけ向上を目指す。
 そして諸会議等の円滑な進行をはかれるように、適宜、委員にも進行を経験してもらいたいと思います。

●広報委員会 ・・・ 委員長 佐藤 周一
  「NPO法人 青年クラブのしろ」設立4年目を迎えることとなり、今一度、心引き締めながら新年度を迎えたいと考えております。
  今年度は昨年度に引き続き、「NPO法人 青年クラブのしろ」の知名度向上と活動告知の充実をはかり、更なる発展と定着に、尽力したと考えております。
  昨年度は残念ながら、正会員・賛助会員の獲得には至っていませんが、ボランティアを含めた活動の充実に向かって動き始めることが出来ました。 たくさんの人が係わることにより、「NPO法人 青年クラブのしろ」の認知が高まり、また、それを後押しすることが広報の重要な役割だと、あらためて決意しております。
 活動内容としては、まだまだ認知されていない公式ホームページのアドレス告知と内容の充実、そして、昨年出来なかった「正会員の紹介ページ」に取り組みたいと考えています。
今年度も、皆様のご協力をよろしくお願い致します。

<広報委員会 活動項目>
  ●公式HPの維持管理
    @総会終了後
    Aこども七夕終了後                
    B忘新年会終了後                  
  Cこども冬まつり終了後            
    他:親睦委員会・研修委員会の行事終了後
          ※理事・役員・実行委員長から原稿をいただく
  ●会員紹介コーナーの作成
    年間2〜3人程度を目標に製作
  ●ボランティア育成プログラムへの取り組み
  ●新規正会員・賛助会員の募集

●研修委員会 ・・・ 委員長 渡辺 正人
  『より多くの会員に参加いただき、楽しみながら、ためになる研修をしたい!』と昨年は目標を掲げましたが、準備不足のため充実した研修委員会の活動とは行きませんでしたので、昨年の反省を踏まえ、今年度も同じ目標を掲げて、より具体的に行動し努力したいと思います。
 昨年実施出来なかった、研修旅行を日帰りまたは1泊2日(候補地:県外)で実施すべく検討しております。
 今年度は、青年クラブの活動を通じて実りのある1年になるようにしたいと思います。 皆様方より、より多くのご指導をいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。

 ※年間スケジュール
   ◇講師例会 6月下旬〜7月上旬
   ◇研修旅行 9月下旬〜10月上旬
   ◇ニュースポーツ体験 10月下旬 
   ◇クラブ会員講師例会も実施を検討しております

●親睦委員会 ・・・ 委員長 武田 和彦
  平成18年度の親睦活動は昨年度に続き、青年クラブのしろ会員相互の親交を深め理解しあい、更に青年クラブのしろへの愛着を尚一層高める事が出来る活動が展開出来れば良いと思っております。
  昨年度の反省をふまえ、皆の意見を反映させた無理のない内容を準備し、今まで以上に会員の皆様に参加して頂ける内容で活動していくつもりです。 昨年度も申し上げましたが親睦委員会の仕事は親睦活動のみならず、他の青年クラブのしろの活動に於いても潤滑油的なものではなくてはならないと考えていますし、また、会員個人の仕事においても日常を忘れる為の気分転換の場所を提供する事だと思っております。  各委員会とも協調し合い、お互いの委員会活動の質を高められたら良いと考えております。
 以上いろいろ書き綴りましたが、今年度も会員皆で楽しめる行事を準備しております。  会員の皆様の協力があって初めて実現する委員会活動ですから、是非とも今まで以上に親睦行事にご参加お願い申し上げます。 

  ※年間スケジュール
   4月 総会懇親会担当
   6月 ボウリング大会
   9月 バーベキュー
  11月 坐禅例会
  12月 家族忘年パーティー
   1月 新年交流会懇親会

●第44回 こども七夕 ・・・ 実行委員長 渡辺 正人
  柳町子供七夕会で参加する側から、企画運営する側に移って2度のこども七夕を経験して参りました。正直なところ、こども七夕実行委員長は、とても大役ですが、「火中の栗を拾う」(詳しくは青年クラブのメーリングリストを参照して下さい)つもりで向かう所存でおります。
 大の七夕好きの私自身もこども七夕に参加して育って参りました。  恩返しのつもりで、参加する町内のみなさんやこども達や観客の皆さん、そして企画する我々が喜んで、笑顔をいただけるようなこども七夕になるようにがんばります。  経験不足もあり私一人の力はとても微力なものです。  多くの力(想い)を結集して第44回こども七夕の成功に漕ぎ着けたいと思っております。
 こども七夕に参加するこども達に負けないように、熱い!熱い!情熱を持って邁進していきたいと思いますので、みなさんのご指導よろしくお願い申し上げます。
 当日の片付けが終わった後のビールが、みんなでおいしく飲めるように今年もがんばりましょう!

●第32回 こども冬まつり ・・・ 実行委員長 越前 由高
  こども冬まつりは、屋外の事業として試行錯誤を繰り返してきたこれまでから昨年の屋内事業となりました。本年は屋内事業として2年目となります。
 雪と触れあうのも冬のイベントとして意義あるものですが、屋内となりこれまでの幾多の不安と問題は心配せずに済むことは、主催者側として心強いものでもあります。
 昨年の初めての屋内事業で課題は多々あったと思いますが、今年はそれをクリアしていくために対策を練っていきたいと思います。  また、限られたスペースの中で参加者に楽しんでもらいたいと思いますので、これまでの競技種目を検証し、新たな種目も考えながら、そして数少ない冬季イベントの楽しい思い出となるようにメンバーの協力を得ながら実行していきたいと思います。
 何より私の足りない部分を補ってくれる皆さんのお力を頂きながら頑張ってまいりますのでよろしくお願い致します。
 主役は子どもです。安全で楽しく、そして思い出に残る、そんな冬まつりを企画したいと思います。  どうぞよろしくお願い致します。