立松和平。
 1947年(昭和22年)栃木県宇都宮市に生まれました。
 早稲田大学政経学部在学中の1970年(昭和45年)に文学作品「自転車」で第1回早稲田文学新人賞を受賞しました。
 大学卒業後、土木作業員、運転手、魚市場の荷役などの職業を経験してから、故郷の宇都宮市に戻り、宇都宮市役所に勤務しました。
 その後、1979年(昭和54年)から文筆活動に専念しています。1980年(昭和55年)小説「遠雷」で第2回野間文芸新人賞を受賞し、注目されました。1986年(昭和61年)に、アジア・アフリカ作家会議の「85年度若い作家のためのロータス賞」。1993年に「卵洗い」で第8回坪田譲治文学賞。1997年に小説「毒ー風聞・田中正造」で第51回毎日出版文化賞を受賞しました。
 日本国内、国外を問わず各地を旺盛に旅する行動派作家として知られ、活力あふれる描写とみずみずしい感性が多くの読者の共感を得ています。近年、とくに自然環境保護問題に取り組み、積極的に発言しています。
 「一適の水からーヤポネシア春夏秋冬ー」「最後の清流 四万十川を行く」「知床の四季」など多数の著書、写真集などがあります。
 最近(2002年10月現在)の作品では、小説に「光の雨」「地霊」、エッセイに「澄んだ川の水が私の心」「仏弟子ものがたり」、絵本物語に「街のいのち」「田んぼのいのち」などがあります。

《白神自然文化賞審査委員》
作 家
 


                               
   
    
  


 






     
   
    この講演は平成12年6月5日(月)能代市で行われました。

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