TWIN SIGNAL 劇場 「おやゆびひめ」
女の人 カシオペア博士
魔法使い クリス
おやゆびひめ 音井みのる
王子様 音井正信
ひきがえる母さん クイ−ン
むすこ エプシロン
魚1 パルス
2 カルマ
蝶 ハ−モニ−
こがねむし1 梅星博士
2 部下1
3 部下2
鳥・つばめ コ−ド
野ネズミ フラッグ
もぐら Drクエ−サ−
エキストラ 信彦
マリエル
ちび
ニ−ハオ
ナレ−ション1 エモ−ション
2 ユ−ロパ
エモ−ション:昔々あるところに、一人ぼっちの女の人がいました。
カシオペア博士:かわいい女の子がいたら、どんなにいいかしらね。魔法使いに相談してみましょう。
ユ−ロパ:女の人は、魔法使いの家にたずねに行きました。
カシオペア博士:かわいい女の子がほしいのですが…。
クリス:簡単なことよ。これをもっていって、まいてみて!(なんでこの天才(以下略)が[また]魔法使いなのよ!!しかも、出番はここだけ!)
エモ−ション:魔法使いがくれたのは、一粒の種でした。
ユ−ロパ:女の人は、魔法使いにお礼をいって家に帰ると、種をまきました。
エモ−ション:種はたちまち芽をだし、つぼみをつけました。
カシオペア博士:なんてかわいいんでしょう。
ユ−ロパ:花が咲きました。中には、おやゆびくらいの小さな女の子がすわっていました。
(信彦:母さんいけてる…。)
(正信:…。)
カシオペア博士:まあ、かわいい。あなたを「おやゆびひめ」と名付けましょう。
ユ−ロパ:おやゆびひめのベットは、くるみのから。すみれの花びらをしいて、ばらの花びらにつつまれてねむります。
エモ−ション:おやゆびひめは、おさらに水をいれた湖を、花びらの船でわたります。
ユ−ロパ:二本の白い馬の毛で船をこぎながら、おやゆびひめは歌いました。
(信彦:馬の毛でふつう船がこげるか?)
(シグナル:そういわれてみれば…)
カシオペア博士:なんてきれいな声かしら。
エモ−ション:女の人は、うっとりと歌を聞いていました。
ユ−ロパ:女の人は、かわいい姿をいつも見守りました。
エモ−ション:ある晩のこと、ひきがえるの母さんが、眠っているおやゆびひめを見つけました。
クイ−ン:きゃ−、なあんてかわいい女の子のかしら。むすこのお嫁さんにちょうどいいじゃないか。(なんで戦闘型ロボットがひきがえるの母さん役なのよ−)
ユ−ロパ:ひきがえるは、おやゆびひめを運んでいきました。
エモ−ション:おやゆびひめは、スイレンの葉っぱの上で目を覚ましました。
クイ−ン:あんたは、むすこと一緒に、泥の中で暮らすのよ!
みのる:そんなの…そんなの…
ユ−ロパ:おやゆびひめは、泣きだしてしまいました。
(正信:こういうみのるさんも悪くないですねぇ。泣いているのは、いやだけど…)
(信彦:母さんいけすぎてるよ。はまり役!)
(コ−ド:クイ−ンめ、みのるを泣かしあがって。)
パルス:カワイソウニ、ニガシテヤロウヨ。
(シグナル:パルスのやろう、緊張してるぞ。情けねぇ。)
カルマ:そうしましょう。今にがしてあげますね。
エモ−ション:魚たちは、スイレンのくきをかみ切りました。
ユ−ロパ:葉っぱは波に乗ってゆらゆらと流れて行きます。
エモ−ション:小さな蝶が、おやゆびひめの周りをヒラヒラと翔びながらついてきました。
みのる:お願いハ−(じゃなくて)蝶々さん、わたしをどこかへ連れていって!
(信彦:母さん台詞をまちがえた。)
(正信:ハ−モニ−って言いかけたんだろうね。)
ハ−モニ−:いっいよ−。ぼくを葉っぱにつないで−。
ユ−ロパ:おやゆびひめは、蝶を葉っぱにつなぎました。
エモ−ション:葉っぱは蝶にひっぱられ、川をぐんぐん下りはじめました。そこへっ。
ユ−ロパ:こがねむしがやってきて、おやゆびひめをつかまえると、木の上に連れていきました。
梅星博士:変な虫。足が二本しかないぞ。(本当はかわいいけど…)
部下1:ひげもありませんぜ。
エモ−ション:集まってきたこがねむしたちは、おやゆびひめを見て、笑いました。
(正信:みのるさん、かわいそうですね。それにしても、ぼくの出番はまだかな?)
部下2:おまえは虫の仲間じゃないですよ!
ユ−ロパ:こがねむしは、おやゆびひめを森の奥えとつれいき、おいていきました。
エモ−ション:おやゆびひめは、一人ぼっちになってしまったけれど、森には、花が咲いていて、鳥も歌っていました。
エモ−ション:おやゆびひめは、花のみつをのんで、木の実を食べ、草のベットで眠りました。
ユ−ロパ:朝になると、草は茶色にそまり、小鳥はいなくなり、冬がおとずれました。
エモ−ション:花も木の葉も枯れ、甘いみつをのむことも、木の実を食べることもできなくなりました。
みのる:寒くて、冷たくて…。
ユ−ロパ:おやゆびひめは、あとからあとからと降ってくる雪にうずくまりそうになりました。
(コ−ド:あぁ、もうがまんできない!みのるがかわいそうだ!!)
エモ−ション:おやゆびひめは、さみしい野原に一件の野ネズミの家を見つけました。
みのる:あの、食べ物をわけていただけませんか?
フラッグ:サアサアオ入リ。中ハ暖カイヨ。食ベ物モアルヨ。
(信彦:フラッグって棒読みだっけ?)
ユ−ロパ:野ネズミのおばあさん(?)は、とても親切でした。
フラッグ:ズットココニイテモイイノヨ。
エモ−ション:おやゆびひめは、地面の奥にある野ネズミの家で暮らすことになりました。
(コ−ド:フラッグと一緒に暮らすなんてけしからん!何を考えているのだ!!)
(正信:まあまあ、これはこれでいいじゃないですか。ぼくは…。)
(信彦:コ−ド、これは劇なんだから!)
ユ−ロパ:ある日、となりに住んでいるもぐらが遊びにきました。
フラッグ:オ客サンノタメニ歌ヲ歌ッテクダサイ。
エモ−ション:野ネズミのおばあさん(?)にたのまれ、おやゆびひめはきれいな声で歌いました。
Drクエ−サ−:何てかわいいんだろう。(ふん。こんなことやってられるか!)
(正信:Drクエ−サ−がよくこんな役を引受けたな。絶対興味なさそうなんだけど。)
(カシオペア博士:そうですね。)
ユ−ロパ:もぐらはおやゆびひめがきにいって、毎日毎日やってきます。
エモ−ション:でも、おやゆびひめは、もぐらのことを好きになれません。
ユ−ロパ:もぐらは、お日さまも花も鳥もだいっきらいだったからです。
エモ−ション:地面の奥には、もぐらの掘ったあながありました。
ユ−ロパ:ある日、おやゆびひめは、トンネルの中でつばめを見つけました。
Drクエ−サ−:ばかな鳥だよ。ピイピイ歌っているうちに、凍えて死んでしまったんだ
よ。
みのる:夏の間、きれいな声で歌っていたのはあなただのね!
エモ−ション:おやゆびひめは、冷たくなったつばめにそっとキス−(?)をしました。
(正信:あぁ、みのるさ−ん。)
(ハ−モニ−:機械にキスしたって意味ないよ−。正信!)
(信彦:それに、台本上では、キスはしないって書いてるし…。)
みのる:かわいそうに。私はあなたの歌が大好きだったのよ。
ユ−ロパ:その晩、おやゆびひめは一人でトンネルに行きました。
エモ−ション:持ってきたふとんをかけてあげようとして、おやゆびひめはふとなにかに気がつきました。
ユ−ロパ:つばめの心臓が、なったのです。
みのる:つばめさん、生きているのね!
エモ−ション:凍えていたつばめは、ふとんにつつまれ、息を吹き返しました。
ユ−ロパ:おやゆびひめは、毎日つばめの世話をしました。
エモ−ション:つばめは、だんだん回復していきます。
ユ−ロパ:やがて、春がきてつばめはすっかりげん気になりました。
コ−ド:ありがとう!おやゆびひめ。一緒に南の国へいきましょう!
みのる:だめよ。野ネズミのおばあさんが一人ぼっちになってしまうもの。
(コ−ド:なぁにがだめなんだ!みのるは俺様の妹なんだぞ!)
エモ−ション:つばめは、空高く…
コ−ド:ぐえっ、苦しい。
(エモ−ション:きゃっ、お兄様ぁ。)
(信彦:今ひもをほどくからね。)
(コ−ド:ふぅ、たすかった。だれだ!俺様をしばっておくことをシナリオに入れたのは!)
エモ−ション:(再び)つばめは空に舞い上がりました。
コ−ド:さようなら、おやゆびひめ。
みのる:さようなら、つばめさん。お元気で…。
ユ−ロパ:おやゆびひめは言いましたが、目には涙でいっぱいでした。
エモ−ション:おひさまがきりきらとひかり、花がたくさん咲き、夏がやってきました。
ユ−ロパ:でも、おやゆびひめは外へでられません。
フラッグ:秋ニナッタラ、モグラサント結婚スルノヨ。イソイデシタクシナサイネ。
エモ−ション:野ネズミのおばあさんが、もぐらと結婚することを決めてしまったからです。
ユ−ロパ:地面の中でドレスをつくらなければ、しかられてしまいます。
エモ−ション:結婚式の前の日、おやゆびひめは外にでて言いました。
みのる:さようなら、大好きなおひさまにお花さんに小鳥さんに…。もう二度とあえないのよ。私はこらからずっと、地面の底で暮らさなければいけません。
ユ−ロパ:おやゆびひめは泣きながら、花たちをだきしめました。
(正信:おぉ、みのるさんって結構演技がうまいんですね。感じが出てる。)
(コ−ド:そりゃあ俺様の妹だからな。)
(ハ−モニ−:それはわかんないよ−。妹っていっても、「義理(ロボットと人間じゃあねぇ)」だからね。)
(正信:設定されている以上「義理」ではないんですけどね…。)
(コ−ド:まあそんなことはどうでもいい。あっ!次は俺様の出番だ。よ−く見とけ!)
エモ−ション:そのとき、鳥の鳴き声が…つばめが、戻ってきたのです。
コ−ド:えっへん!こんどこそ、一緒にいきましょう。おやゆびひめ。
みのる:はい。連れていってください。
ユ−ロパ:おやゆびひめは、つばめの上に乗りました。
エモ−ション:つばめは、ゆっくりと舞い上がると、南へ南へと飛びはじめます。
ユ−ロパ:いくつも野山を越え、海を渡り、ずうっと遠くへ運ばれていきました。
エモ−ション:お日さまの光は、いっそう明るく暖かくなりました。
コ−ド:ここが私の家です
ユ−ロパ:つばめが舞い下りたのは、きれいな古いお城で、高い柱の上に巣があります。
エモ−ション:お城には誰もいなくて、地面にはたくさんの花が咲き乱れています。
ユ−ロパ:つばめはおやゆびひめを、花の上にのせました。
(信彦:やっと父さん登場!!っておれも登場か!!へっへっ、へっくしょん!ちびも出番だぞ。)
(ちび:ほえ−。まってよ、のぶひこ!)
エモ−ション:おやゆびひめは、目を丸くしました。
ユ−ロパ:花という花からおやゆびひめと同じくらいの小さな人たちが出できたからです。
エモ−ション:おやゆびひめのとなりには、金のかんむりをかぶり、背中にすき通った羽のついた王子様がいます。
みのる:なんてきれいな人でしょう。
正信:花の国へようこそ。私のおきさきになって…わぁ☆*@・$#
コ−ド:正信め、二度みのると結婚式を挙げおって!
みのる:ちょっとコ−ド兄様、やめて!正信さんをだしてあげてよ。
コ−ド:あぁ、えっ、おい、みのる?何をする−。
ユ−ロパ:おやゆびひめは、つばめのお腹の中で結婚式を挙げるつもりなのでしょうか?
正信:(再び)私のおきさきになってくれませんか?
みのる:はいっ!喜んで!
エモ−ション:王子様は、おやゆびひめに金のかんむりをかぶせ、背中にすき通った羽をつけてあげました。
ユ−ロパ:二人は、幸せに暮らしました。
END
コ−ド:みのる、正信、早く出てこんか!勝手に二人で話を進めるなよ。
正信:みのるさんとは、最初っからこうなる運命なんですよ。
みのる:…。
ちび:何があったんですか?
信彦:結局、おれ達の出番はなかった。
ニ−ハオ:まあ、終わったからいいんじゃないですか?
エモ−ション:最後は、コ−ド兄様のじゃまが入ってしまいましたが…。
THE END
製作者の一言
ふぅ・・・、今読んでみると恥ずかしい…。よくこんなん書いてたなぁ…。
実は、これを書いたのは約三年前の小六のとき。
だから作文力が今よりなかったので(←あたりまえだっ!?)変だけど気にしないでください!
あえて言うなら…これはどこで何のためにやってる劇なのでしょうか?(笑)