「オレは怒ってるんだぁ!」since 2000/06/01
★何、これ?
なぞの廃墟探検レポート
- 2000/07/20、正午。愛車オデッセイにて自宅を出発。15分後には現場に到着した。夏草が生い茂っていて、入り口さえわからない状態なので、道路から外観のすべてを見ることはできない。
- 駐車場に入ると、既に先客がいる。西側にドキュンらしき2台の車(「ドキュン」の意味がわからない人は、掲示板にて質問ください)。1台は真っ白のワゴン、スポイラーあり。もう1台は、若い女性の乗るような黒の軽乗用車。こちらは人がいない。白のワゴンのシートは運転席も助手席も倒れていた。車中恋愛中かどうかまではわからない。デバカメではないので、近くへ行って覗く気も無し。正面玄関近くには軽のワゴン。こちらは年配者仕様の雰囲気。しかし、誰も乗っていない。
- このドライブインが営業していた頃も含めて、こんなに近くでこの建物を見ることは無かった。全体の大きさに改めて驚愕。とにかく、全体的に窓が多くて、見通しが良い分、恐さの微塵も感じられない。もちろん、日中であることも手伝ってのことである。しかし、夜になって来たとしても、大丈夫そうな気はする。
- 廃墟左手から攻めようと試みたが、草ぼうぼうで足を踏み入れられない。正面入り口へと向かうと、なんとか入れる場所があったので、廃墟内へ進入。あちこちの天井が落ちていて無残な姿を晒している。床は、カーペット。想像していたよりボロくない。見渡すと、ドリンク用の冷蔵庫や空調などが残っていて、昔の姿を偲ばせる。
- 右手を見ると階段が!・・・正面左の階段は外からでも見えるが、ここにも階段があったのか。。。とりあえず撮影。昇ってみようかと思ったが、おどりば付きの階段でその先が見えない(側面図でいうと、「く」の字になる)。半袖半ズボンという軽装備だったので、断念した。虻や蜂もいっぱいいたので、次回は装備に気を使いたい(爆)。
- 表へ出て、右手へ。厨房が覗ける。草ぼうぼうだったが、なんとか撮影。さらに引いて全景を撮影。南側の木々を撮影。今日はこれで終了。次回は夜に来てみようと思った。
- 今回の探検でわかったこと。なぜ、ここが廃業に追い込まれたのか、その理由の一つは・・・こんな田舎でこの大きさじゃ、維持費が大変じゃぁ!!!・・・ということ。
- さて、廃墟を後にした時、女房が「あの人達どこへ行ったのかしら?」と言う。あの人達って、だれだろう?「あのドキュンかぁ?」「そうじゃなくて、アナタが入り口から入っていったとき、左手の階段あたりに二人いたでしょ?おじさん風な・・・。中で足音とか話し声がしなかった?」「・・・いや・・・。もしかして、正面にあった軽ワゴンの人達かなぁ」・・・しかし、私がそこにいた10分ぐらいの間に、人の気配は全くなかった。では、あの軽ワゴンの持ち主はどこで何をしていたのだろう?あんなに見通しの良い廃墟の中で、いったいどこにいたというのだろうか?謎である。
- そして、あのドキュンカップルは車の中で・・・それはどうでも良い!