「オレは怒ってるんだぁ!」since 2000/06/01

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☆2004/09/24(Vol.73)
- 秋だね〜
- 日中は秋の日差しに汗ばむこともあるが、朝晩は結構冷えることが多くなってきた。日に日に、太陽の出ている時間が短くなり、秋の夜長に何をしようか?・・・そんなのんびりした日々が続けばいいのだが、そんなことはあり得ない。仕事はもちろん、会議だ何だって忙しい毎日がイヤになってくる。ぼーっとしてると、1時間が早い、1日が早い、1週間が早い、1年が早い・・・(笑)。自虐的表現をすれば、「一歩一歩、死に近づいている」となるのだが、実は、そんなことなんかこれっぽっちも考えていないわけだ(さらに・・・笑)。身近な人との別れを経験した人ならわかってくれると思うが、それを思い出させないほど他のことに集中していようとする。秋は人を詩人にする。。。ただし、オレは詩人にはなれない。なぜならオチをつけずにいられない性分だから(自爆)。。。さて、これから紅葉の季節が来て、晩秋から冬へとあっという間に季節は変わる。冬のそなたはどこのどなた・・・寒い季節に先立ち、つまらんギャグで読者を寒くさせてしまったか・・・(泣)。
- 合併協議会
- つまらんオープニングトークはさておいて(オープニングトークなのか?)、今日は、能代市にある平安閣で合併協議会が開かれた。協議内容は、読者のみなさんにはあまり興味がないと思われるので(失礼)割愛する。案件終了後「その他」という項目で、新市の名称について意見交換をする場面があった。もちろん、「白神市」に異を唱える市民グループがあちこちで立ち上がり、合併協議会の今後にもかかわることと議長が判断し、意見交換を提案したものだった。いろんな委員から意見が出たが、結局は二つに分かれた。能代市からは合併特別委員長が「再考してもらいたい」と。他の町村の委員からは「協議会の決議を軽んじるな。白神の名に恥じぬように、恊働の精神で力を合わせていいまちを作っていこう」という意見がほとんどだった。この背景には、今回の撤回運動に関するキナ臭い情報が既に知れ渡っていることが大きいのではないだろうか。そのことについては後述するが、結局、他町村にしてみれば『また能代がゴリ押ししようと企んでないか?』ということなのだ。そういったことへの警戒心を強めて、身を硬くしているのではないだろうか。さて、今日の豊澤市長は、非常に苦しい状態だったに違いないが、要はこういうことだ。『撤回運動もそうだが、メールやネット上の掲示板などでも「白神市」に対する抗議が相当ある。協議会としてはそれらの抗議や意見を真摯に受け止める必要があるのではないか。決議事項は決議事項として、そういった抗議や意見を頑なに無視してよいのか。』・・・これを「再考も含めて推移を見守る」と取られたようなところはあるが、あくまで「今後も名称問題について意見交換していきたい」という主旨であった。豊澤市長としては、また6対1の構図の苦しさを味わってしまうことになった。それにしても、抗議や運動を展開する側は非常に楽だが、果たして合併の是非という問題にまで発展し得ることを知っているのだろうか?何度も言うが、こうなる前になんとかできなかったものだろうか。ヘタすりゃ、合併協議会は壊れるかもしれんな、こりゃ。
- 怒れる市民登場
- 別に、私が合併協議会の場で何かを発言したわけではない(って、当たり前か・・・笑)。どこの町村だったのか知らないが、ある委員が地元紙への投稿の一部を引用して、協議会の決議を尊重すべしという意見を述べた。その引用した投稿の一部とは、なんと!“怒れる市民”の9/12付の投稿だったのだ。引用された部分とは=法律に基づく選挙で選ばれた人とその人達で選んだ識者が、法律に基づいた協議会の場で民主主義に基づいた多数決という手法で決めたことに対し、よくもこんなに罵倒を浴びせられるものだと逆に感心する。=
だったのである。しかし、この言葉を楯に「協議会は正しい。だから白神市でいいのだ」と言われてもなぁ、という感じである。いやいや墓穴を掘ってしまったか?・・・つうか、後にこんな使われ方をするとは思ってもみなかったわけだ。そして皮肉なことにオレは「白神市」がイヤだと来てる(激笑)。ま、イヤはイヤなんだけど、撤回運動するほど嫌ってるわけじゃなく、プロセスに問題なしと思うから、甘受しようということだ。もっとも、投稿にしてもここでの暴言?にしても、終始「合併は名前ではない」と言ってきたわけだから、名前なんかどーでもいいやというスタンスで来たし、これからも路線変更することはない。以上、見てきたようなナントカで・・・傍聴に行った友人からの詳細な情報を元に書いてみた。こういうとき、頭のいい友人がいると助かる(いや、マジで)。
- 撤回運動・署名活動についての考察
- えー、よくわかんないので整理したいのだが、それこそ活動の名称がハッキリしないので間違ってたらごめん。それこそ名前なんかどーでもいい派なので(笑)。NPO「白神山地を守る会」は最初に有名(笑)になった団体。ネット上で署名活動を始めたほか、26日には能代入りしてジャスコ前で署名活動をするらしい。150人程度の団体で構成メンバーは電力会社と公○党関係者が主であるという情報があるが、定かではない。また、一時「白神町」が新町名の候補にあがっていた、深浦・岩崎合併協議会には「白神の名を冠とするな」といった抗議は一度も言っていないという情報もある。さらに「暗門の滝」周辺の観光地化についても抗議した形跡は見られず、どうみても「盗られた悔しさ」から抗議しているような雰囲気だ。。。次に「『白神市』の市名に反対する会」は、文筆業のN氏が代表となって「白神市」を撤回させる運動を展開するようだが、29日に結成総会を開く予定なので詳細は不明。ただ、後述する別の団体と同一歩調を合わせるはずが、主旨の違いから袂を別つこととなったことを見れば、純粋に「白神市」がイヤな人達なのであろう。。。さて、次!20日に突如として湧いて出た(笑)「白神市の撤回を求める会」という団体。これが上記の団体と別れた一派である。これはもう「白神市」がイヤ!どころの話ではない。「能代市」にしろ、と。「能代市」じゃなきゃイヤな人達なのである。構成メンバーを見るに、昨年の市長選の対立候補派の人達だ。主旨の裏側には、これを機に豊澤市長を貶めるという魂胆がみえみえである。もちろん、それもひとつの主張であるから、それを以って卑怯だとかズルイだとかという話ではない。。。そして『あ〜、こういう手もあったか』とじゃんくすを唸らせたのが、地方自治法74条以下にある、「条例制定の直接請求」を目的に結成された「新市名に民意を反映させる会」である。しかし、一瞬『なんじゃ、このメンバーは?!』と思わせる名前があった。前述の「白神市の撤回を求める会」の発起人の一人、会社役員のO氏の身内が入っているのだ。なんで身内同士で別々?まあ、そう焦るな!(笑)・・・直接請求は有権者の1/50の署名があればいいから、わずか900人足らずの署名で請求できる。これによって、市長は議会に条例制定の付議をしなければならない。これが可決されれば「白神市でいいのか?」という住民投票に持っていくというシナリオだ。ここでわかるのは・・・仮に、一連の手続きを踏んで住民投票まで持っていき、「白神市」はイヤじゃ!派が大勢を占めた場合、元々「冠発言が諸悪の根源である」として署名活動をするわけだから、ここでも豊澤市長を貶めることができるわけだ。つまり、この二つの団体は二重の包囲網で豊澤市長を窮地に追い込む作戦なのである。うまいこと考えたね〜。ヘタすりゃ成功するぞ、こりゃ(笑)。だがひとこと言わせてもらおう。地元紙の記事によると・・・新市名称決定のスタート時点で「既存市町村名を排除する」のは間違いと指摘・・・ということらしい。これじゃさ、吉本の芸人でなくとも、思いっきりツッコミ入れたくなるよね。「そう思うんなら、スタート時点で言えや!」・・・オレはね、「白神、嫌い」でも「能代じゃなきゃイヤ」でも何でもいいんだよ。なんで今頃になって大騒ぎしてんじゃ!ってことなんだよね。この考えって間違ってるか?身の回りでも日常茶飯事てな感じで起こってることだよね。例えば、企画会議なんかで全然発言しないで、いざ実行に移してちょいと手違いなんかがあったとき・・・『だから、オレは最初から無理だと思ってたんだよ』・・・そう思ってたんなら、最初から言え〜っ!・・・もう、後出しじゃんけんのオンパレードだよ(爆)。何にもしないヤツほど、後からモノを言うってさ、マジそんな感じだべ。
- 確認
- “大騒ぎしてる連中”と十把一絡げに考えてると痛い目にあうので、読者のみなさんもここを読んで、きっちり整理整頓すること。“大騒ぎしてる連中”は4つのグループに分かれる。1.純粋に白神市がイヤな人 2.能代市じゃなきゃイヤな人 3.合併がイヤな人 4.豊澤市長がイヤな人 ・・・もちろん、一人でいくつもを選択してる人はいる。“騒いでるわけじゃない連中”は、1.白神市がイイ人 2.白神市でもイイ人 3.何でもイイ人 4.どーでもイイ人・・・などに分かれるが、取り上げてもあまり意味が無いのでこの辺でやめとこう(爆)。
- 期待してる?
- まあ、既にご存知の方も多いと思われるが、地元紙投稿欄で対決が始まった。“怒れる市民”と東京在住のO氏の二人である。こちらの再三の教育的指導(笑)にもかかわらず、方針を変えないO氏に対して、9/12付の投稿でさらに指導した。その一節「○○芝居」にキレた氏が反撃に出たのだった。しかし、冷静さを欠いた文体で、既に“死に体”となった彼は、勢いだけの支離滅裂な反論を繰り返すばかりである。そして、そこを冷静にやさしく突いてあげるのが“怒れる市民”の役目と考え、さらに追い討ちをかけてあげることにした。9/26付で載る予定となっているので、地元紙を購読している方は乞うご期待!・・・その原稿は、その日のうちに「特集!」の方にアップする予定なので購読者じゃない方にもお楽しみいただけることになる。よかったね(^_^)。。。相手がオレだったことを悔いる・・・ことになるかもしれない(笑)・・・なんてほど自信過剰ではない・・・つもりだ・・・しつこい?・・・。
- 能代市議会支離滅裂
- 別に、当事者を擁護するつもりはない。しかし、今回の“懲罰委員会事件”に関しては、どう贔屓目(ひいきめ)に見ても、動議を出し賛成した連中のほうがおかしい。過去一度も設置されなかった懲罰委員会を、いとも簡単に設置し、あげくの果てに懲罰なしかい!よく意味もわからず、動議を出し賛成し・・・あ〜、世も末だ。オレの周りで流行ってる言葉に『江戸の敵(かたき)を長崎で・・・』というのがある。要は、S議員がネット上で批判した連中が、積年の恨みをこの機に晴らすべしということで、第一当事者のH議員の口車にまんまと乗せられて・・・ということらしい。もちろん、一方の話だけなので実際のところはわからないが、結果を見ればあながちウソとは思えない。しかも、彼らは反論すらないわけだ。いい大人がすることか?それ以前に、懲罰動議を出した理由すらわからないなんて、どういうことだろう。とにかく、そんなくだらない茶番劇に付き合ってる場合ではないというのが、経費の問題である。議会を空転させ、職員も議場から動けず、時間ばかりが過ぎていくが、それで済むわけがない。この職員たちの残業手当、おまえらが自腹切れ!ってんだ。市民にこれだけ迷惑かけといって、涼しい顔して合併協議会を傍聴に来てんじゃねーよ。残業手当分、市に返還せよ!何百万、損したと思ってんだよ!
- 三内丸山遺跡
- TOPページ、あるいは「画像集」をご覧になっていただけたろうか?先日、急に思い立って青森市にある三内丸山遺跡を見学に行って来た。そのときに撮った写真の比較的おもしろいものだけをアップした。ここは数年前に話題になった頃、テレビで見ただけだったので、実はこんなにすばらしい施設になっているとは思ってもみなかった。第一、単管で組んだ足場にベニヤ板を渡し、ところどころにブルーシートがかけられてある「画(え)」を想像していたオレは、駐車場に着いた途端、たまげてしまった。すごい建物が目の前にズドン!という感じなのである。まあ、とりあえずその巨大な建物に向かっていくわけだが、いろいろとハイテクな展示物がズラリということで進んでいく。しかし、遺跡はどこだ?・・・みたいな感じ。そして、その建物の中ほどのゲートをくぐると、そこには、広大な範囲にいくつもの復元された竪穴式住居が点在しているのが見える。それはそうだ。元々、野球場を作ろうとして掘り返した時に(広範囲に渡って)見つかった遺跡なのだ。。。遺跡自体は江戸時代からあったらしいのだが・・・。よっこらせと一回りすると、これが結構な運動量で、一汗かくには丁度イイみたいな(笑)。。。で、ひとつひとつ見て歩くうちに、いろいろと勉強になるわけだ。何を勉強したかって?・・・それは、今回は割愛させていただく(自爆)。いずれにしろ、ここはもう一度来て、さらに知識を深めたいという場所だ。そのときには特集を組んでレポをアップするかもしれないので、期待していて欲しい・・・いや、あまり期待しないで待っててね(笑)。。。では、今回の「何かん」はこれにて終了!
☆2004/09/25(Vol.74)
- ああ、住民であることがイヤになる
- 連日の「何かん」更新である。今日は、オープニングトークやらないよ(爆)。どーしてこうもバカばっかりなんだろうか?足を引っ張るのが得意で、徒党を組まなきゃ何もできなくて、大したことの無い権力でさえ欲しくてたまらず、上から言われれば忠犬のようにしっぽを振り、うわさ話が大好きで、決め付けることに何の抵抗も無く、排他的で、てめぇのことしか考えられない連中ばっかりだとしても、我慢してここに住んでいるのは、オレは能代が好きで、能代という名前が好きで、ここから離れたくないからだ。・・・あれ?・・・能代って名前が好き?・・・そりゃそうだ。両親はよそ者だが、オレは能代生まれの能代育ち。嫌いになれるわけがない。。。しかし・・・親方(市)の方で「景気が悪いから、よそといっしょにやっていくことにするわ」と言われりゃ、甘んじて受けるしかねぇじゃねーか。明日食う米が無ぇてんなら、オレが分けてやりゃあいいんだが、オレんとこだってそんなに無ぇんだよ。オレんとこから少し、隣りんちから少し・・・みんなから少しずつ集めりゃ、なんぼか足しにはなるだろう。でも、親方はそうやって集めたものを、米どころか粟(あわ)や稗(ひえ)さえ無ぇてえ人達に分けてやんなきゃなんねぇ。だから、親方んとこには何にも残らねぇ。よそといっしょにやっていくことなりゃ、蓄えも少しは多くなる。お上(おかみ)から「よそとやってくなら、ちょいと多めに回してやってもいいぞ」なんて言われてるし。そんなら、なんぼか余裕のできたところで、みんなが“いい暮らし”ができるように、これからじっくり考えていきゃあいいじゃねーか。「ただな、ひとつ我慢してもらいてぇことがある」・・・はて、親方は何を我慢しろってぇんだ?・・・「よそといっしょにやっていくにあたって、能代市って名前をやめようと思うんだ」・・・あ〜、名前かぁ・・・「新しいまちができるんだから、名前も新しくしようと思う」・・・そりゃそうだ。道理に適ってるな。オレも能代って名前が無くなるのは寂しいけど、新しいまちが出来て暮らしがよくなるんなら、それぐれぇ我慢しなきゃな。・・・「いや、名前が無くなるってわけじゃねーんだ」・・・え?!・・・「○○市能代ってことで、能代の名前は残るんだよ。ただ、市の名前じゃなくなるってこった」・・・あ、なるほどね。それじゃ、今までどおり『おめー、どこの出だい?』なんて聞かれたら『能代でぇ』って言やぁいいってわけだ。・・・「そうだ。それでいい」。。。
- なぜこんなことがわからない?
- そう。なぜこんなことがわからないのか不思議である。学校の名前が変わるのか?そりゃ、能代市立渟城第二小学校は白神市立渟城第二小学校に変わるだろう。能代市立能代第一中学校は白神市立能代第一中学校に変わるだろう。しかし、県立の高校まで名前が変わるなんてありえないだろう。秋田県立能代高等学校を秋田県立白神高等学校になんて、あまりに無理やりだと思わないか?さらに、駅名。能代駅が白神駅に、東能代駅が東白神駅に変わると思ってるバカがいるが、なんでJRという民間会社が、自治体名が変わったからって駅名まで変えなきゃならねーのか。向能代駅は向白神駅か?(爆)・・・この理屈でいったら、能代印刷は白神印刷、能代運輸は白神運輸、
能代家具センターは白神家具センター、能代自動車学校は白神自動車学校・・・合併と同時に自動的に名前を変えなきゃならないだろ。ありえねー!
- 住民投票
- 今日の地元紙に「新市名に民意を反映させる会」の意見広告が載っていた。著作権とかいろいろあるだろうけど、叱られたらそん時に消すとして、この際、その全文を検証してみたいと思うのでここに引用する。青字が引用部分、黒字がオレの解説である。---(タイトル)新市名に民意を反映させましょう(サブタイトル)合併恊の「白神市」はダメ・・・本文・・・「冠を捨てる覚悟」を表明し、議会、市民の意向を聞かないままに「能代市」の名を捨てる事が既成事実となりました。・・・豊澤とか市長とかの文字は無いのは、元々、直接請求は市長宛てに出すものだから省いたのだろう。しかし、議会、市民の意向を聞かないとは、どういうことだろう?議会であれだけ白熱した議論がなされ、合併特別委員会、全員協議会も何度となく開催されたのも「意向を聞かない」ことになるのだろうか?「市民の意向を聞く」ために、説明会や懇談会を、少なくとも「冠発言」以降4回は開いている。そのほか「市長と本音で語ろう」という自治会等との懇談会もあちこちで開催された。これらも「市民の意向を聞かないまま」となるのだろうか?・・・合併協議会の賢明な方々を信頼して民意を反映した結果を期待しておりました。しかし、法定協議会に於いて「白神市」が選定されたと報じられました。・・・冒頭で「意向を聞かないまま」と言ってるのは、「市長は民意を聞いてない、聞かない、知らない、わからない」ということだろう?それなのになんで「民意を反映した結果を期待」したのだろう?あんたらの論によれば、そもそも市長は「民意を聞かない」と決め付けているのだから「民意が反映されるのを期待」する方がおかしくないかい?だから市長以外の「賢明な方々を信頼」して「期待」したと言いたいのかなぁ。だけどさ、市長、議長、特別委員長、民間の委員二人、全部で5人は確実に「白神市」に投票してないよ?いや、確かめたわけじゃないけど(笑)。まあ、話がややこしくなるからやめよう。それにしても「報じられました」って、おい!・・・これだもんな・・・一番気になる新市名が決定される瞬間だというのに、あんたら誰も協議会を傍聴に行ってないよ(笑)。・・・能代山本合併協議会は新市名称決定にあたり、民意を反映させるために公募すると言いながら既存名を排除する条件をつけて、住民の自由な選択を束縛しました。・・・だからさ、排除公募を決めたのは任意協議会だよ?いつだと思ってんだ!今年の3月10日だぜ?あれから半年間、「白神市」に決まるのをぼーっと見てたわけだ。いや、待て待て・・・最初に排除公募の提案が出たのは1月15日の第2回任意協議会だよ。8ヶ月もあったら何か出来ただろう。やんなかったのはてめーらのせいじゃねーのかい?責任転嫁も甚だしいわ(笑)。で、「既存名を排除する条件をつけて」つうのは3月には知ったはずなのに、冒頭の「民意を反映した結果を期待」するって意味がわからん。読者のみなさん、意味わかるかい?あんたら「能代市」じゃなきゃイヤなんだろ?3月の時点でそれが無くなったってわかったのに「新市名=能代市」に期待してたのかい?おかしいねぇ。・・・ここで私たちは今回の新市名称決定についてはスタートにおいて「既存名を排除する」という間違いがあったと考えます。・・・だから、スタートの時点で言えっつってんだろ!まさか半年経って「白神市」になった途端、気がついたんじゃねーだろう。おかしくないかい?・・・私たちは現行の選挙で選ばれた者による代表制民主主義を決して否定するものではありません。しかし、市町村合併といった能代市の将来を左右する極めて重要な問題は、住民自身が決定するべきだと考えています。・・・だからバカだっつってんだよ。「市町村合併」は「能代市の将来を左右する極めて重要な問題」だと自分で言ってるのに「名前!名前!」って・・・。あんたら名前さえ「能代市」になりゃ、あとはどーでもいいのかい?他にどんな協議をしてるのかさえ知らないんじゃねーか?そりゃそうだ。協議会の傍聴にも行ってねーし。・・・したがって、豊澤能代市長に対して、新市名称選定を白紙に戻し民意にもとづいた名称を改めて決定することを求めるために、住民投票条例を制定するための直接請求を行うものです。尚、ご賛同の方は連絡担当(Tel52-○○○○・村○○○)までご連絡ください。(一部伏字)・・・あのさ、豊澤市長には白紙に戻したり、改めて決定する権限なんか無いんだよ。で、どうせなら合併の是非まで聞いて欲しいね。・・・つうことで、これを称して「揚げ足取り」というわけだね。お粗末様でした(てへっ!)。
- 今後どうなる?
- それにしても、文才の無いヤツが書くと、こうもツッコミどころ満載の文章が出来上がるわけだよ。だからって、オレに文才があるわけじゃないけどね(自爆)。いやいや、文才の無いオレにツッコまれるようじゃ、まだまだだな、と(笑)。さあて気を取り直して・・・この署名は1ケ月以内に集めなければならないのだが、昨夜も書いたように900人足らずの署名でおっけーなので、あっちゅうまに集まるだろう。それから署名を審査して、市長に報告。で、市長が議会に付議して、あの議会の連中のことだ(笑)。賛成多数で条例制定が決まる。そして、有権者(18歳以上かもしれん)の50%以上の投票率、さらに有効投票数の1/2以上を以って決まる、てな条例を作って住民投票が始まるわけだ。「白神市」がイヤで、協議会の決定に不満を持つ連中は、勢いづいて投票するわけだ。「白神市」でいいや、なんて人、どーでもいいじゃんって人はわざわざ投票に行かない。だから1/2どころか、恐ろしい率で決定されるわけだ。ただし、投票率が50%行くかどうかは知らんが。。。さて、この時点で能代市としてはこの結果を協議会に持っていかなければならない。「白紙に戻して再考するなり公募し直すなりして欲しい」と。6町村は「バカなこと言うな!できるわけないじゃん!」と、怒り出すね。あとは坂道を転げ落ちるが如し。町村が離脱するのか能代市が離脱するのかわからんが、合併協議会は解散することになるわけだ。法的拘束力の無い撤回署名活動より殺傷力が高いから恐ろしい。しかし、この手段は「諸刃の剣」。合併を壊した責任は誰が取るのか?ということになる。その責任は、こいつらに取ってもらいたいね。そもそも7億円協力金他の背景があったことは無視して「冠発言」をスタート地点にしてるわけだから、この場合、「冠発言」を無視して「住民投票」が合併を壊したとしてもおっけーでしょ?・・無問題・・・
- いい加減
- この意見広告には、発起人17名と賛同人94人が名を連ねている。この中に知り合いの名前を見つけたので、早速電話を入れた。『あんた、署名することにしたって言ってたけど、広告に名前ついてんじゃん』・・・『いやー、オレもビックリした。まさか、こんなとこに名前が載るなんて』・・・『知らなかったのかい?』・・・『正直、知らなかったよ』・・・そんな会話をした。まあ、その程度だと思う。この中に、そしてこれから署名する人の中に、自分が合併恊を壊す張本人になることを知っている人が何人いるだろうか?まあ、中には普段から『合併なんかしなくていいんだ』と言ってる人も含まれているので、そういう人にとっては願ったり叶ったりであろう。。。
- じゃんくすは今・・・
- 「白神市」はイヤである。しかし、名前などどーでもよく、将来を期待できる新しいまちづくりをどう考えていくか・・・それを協議して7市町村が一体となって良い方向を目指すのであれば、「白神市」でもしょうがないと思っている。もちろん、別の名前でも構わない。育ち盛りの子どもがいる人は、本当にそれを願っているのだ。この子どもたちが将来、このまちで生きていけるのか?誇りを持てるまちになるのか?不安でしょうがない。だが、いかんせん、そういった年齢層の人達は、新市の将来像を考えている余裕が無い。今、「能代市じゃなきゃイヤだ」と騒いでる人達は、ガキのいねーヤツか、お迎えの近いジジババか、生来のバカぐらいだろう(いやー、暴言暴言・・・あとで削除しとこう)。単に撤回運動に加担して署名するぐらいで済んでるうちはいいが、直接請求なんてのは、合併そのものの「息の根を止める」ことになるだろう?わかってやってんのかなぁ。。。昨日は、まちのあちこちで知り合いに聞かれた。『あの署名活動にハマってんの?』・・・『あの、って・・・どれ?』・・・『どれか・・・』・・・その程度だよ。で、ハマってねーよ、なんて答えると、一番ハマってそう、なんて言われた。。。そんなふうに見えるか?(笑)・・・しかし、署名するヤツらよ、よーく覚えとけ!来年度以降、例えばてめーんちの前の道路に穴が開いたとしよう。穴が開いてるから埋めてくれと役所に電話をする。ゼニがねーからできませんって答えが返ってきても、文句つけるなよ。合併しなきゃ、各種特例もなし。地方交付税も減らされる。人口減少、税収減、市街地拡大による整備区域拡大などによって、事業はなんにも出来ない。公共工事がさらに減る。建設業が衰退する。公務員が減る。消費が落ち込む。。。合併していれば得られるはずだった「考える時間」も得られず、あっという間に能代市は無くなる。下手すりゃ、秋田市や大館市に「面倒見てください」って頭下げなきゃなくなる。でも、いいよなー。今、「名前!名前!」って騒いでるヤツのほとんどは、その頃にはこの世から消えてる。残されるヤツのことなんか、これっぽっちも考えちゃいねー。。。さよなら。
☆2004/09/29(Vol.75)
- アクセスログ
- またまた「何かん」更新である。今日も、オープニングトークやらないよ(爆)。いや・・・ちょっとだけ(ププッ)。。。最近、特にアクセス数が伸びたなんてことはなく、去年の選挙辺りからほぼ一定している。20〜30件/日という固定客がついたというところか?(がはは)・・・で、これが、いろんなとこから来ていただいてるわけだ。お役所関係とか、公共機関とか、報道関係、大型小売店の名前もあるな。さてさて・・・みなさん、ここ見ておもろいか?つうか、そんなに大そうな(オレにとっちゃ、すげー!ところだ)所からアクセスいただいて、しかもリピーターだったりすると、何かを期待されてるのかと勘違いしてしまうじゃないか!(笑)・・・さらにビックリするのは、個人で秋田や首都圏ならまだしも、大阪、広島、九州なんかからもアクセスがあるのはどうしてか?・・・キャンプ用品の名前で検索してくるから・・・であった(爆)。
- 書かずにいられない
- 今朝の地元紙の報道によれば、また新しい“白神市撤回署名活動団体”が立ち上がったようだ。「古い地名『能代』を愛する会」という名称だそうだ。県文化財保護協会能代支部が主体となって、能代に対する「思い」を寄せ書きという形で募るらしい。代表のO先生は、今年2月に能代JC主催で開催されたシンポジウムでパネラーの一人を勤めた方だ。さて、思い出して欲しいのは、そのときのオレのレポである。2/14の「何かん」から引用しよう・・・「昨日の市長の回答にあった“区”などで能代の名前が残るなら、譲ってもいい」という趣旨の発言をしていた。・・・ところが報道によると、「白神市能代上町」のように現市町村名を残す方向性が示されているが、長い!とか単に住居表示に残すのでは意味が無いなどと容認できないとの見解を示したらしい。。。なんだよ〜、O先生〜・・・やっぱ、能代市じゃなきゃダメなんじゃ〜ん・・・うそつき〜(笑)。何度も言って悪いが、来年合併したとしてだよ?「能代市」だった期間ってたったの65年間だよ?日本書紀に「渟代」が登場して約1300年。そのうちたったの65年。。。この先生の理屈、どうなんだろう?・・・オレにはわからん。
- 書かずにいられない・・・その2
- ここの掲示板に、警告とも取れる書き込みがあったので、それについて考察してみよう。書き込みによると、「前市長の後援会長であるS氏」が、怒れる市民の地元紙への投稿の一節である、「能代火力協力金7億円勝手にもらっちゃった事件」のくだりをご覧になって(笑)、キレたらしい。『なんで墓場まで持っていったものを掘り起こすか!』みたいな感じだったのかな?・・・どうも日本人には(いや、外国でもそうかもしれないが)、「死者に鞭打つ」行為を嫌うところがある。まあ、「死んだらみんなイイ人」ということだろう。確かに、オレにもそういう気持ちはあるよ。たださ、その辺のオヤジが死んじまったってのとはわけが違うでしょ。亡くなったあの御方は、一国一城の主だった人だよ。その人のせいで・・・仮にだよ・・・支持者の方々、そんなに怒るなって(笑)・・・今日の“ダメダメ能代”がある(つうか残された)としたら、怒るべきだと思わんか?しかも、遠い昔の話じゃない。わずか2年前の話だ。記憶に新しいわけ。で、実際にそれで協議会は壊れちゃったじゃないの。藤里町なんか、新しい市長が決まる前に離脱して単独立町を宣言しちゃうし。つまり、今日(こんにち)の、大騒ぎの原因を作ってるわけだよ。助走の部分はともかく、ここがこの問題のスタート地点だってこと、「冠発言」がスタート地点じゃないんだってこと、みんな忘れてるから思い出させてあげただけ。いい歳こいて、ガキじゃねーんだから、んなことでキレるなよ。。。と、以上、うわさをネタに妄想膨らませてみました(てへっ)。
- 書かずにいられない・・・その2の補足
- 『“7億円勝手にもらっちゃった”って言うけど、あれはしょうがなかったんだよ。彼が悪いわけじゃない!』・・・と、そういうことが言いたいのだろう。どういったシチュエーションだったのかはわからんが、要は政界の大物○○○氏が勝手にお膳立てしてくれたってことなんでしょ?いくら一国一城の主とはいえ、天下人じゃないわけだよ。自分より上の殿様に「こういうことだから」って言われりゃ、黙って「はい。わかりました」って言わざるを得ない。本位か不本意かに拘わらず、了承しなきゃならないってことだ。だからオレが悪いわけじゃないんだ!・・・そんな理屈が通りますか?・・・その時点で、引退を考えていたかどうかはわからないが、保身のためにその話を呑んだとすれば言語道断。能代のことなんか考えていないってこったろう。能代のためにその話を呑んだとすれば、勘違い。批判の的となっても文句は言えまい。しかし、当時は議会も市民も、そんなことどーでも良かったみたい。そりゃそうだ。そんなことよりも能代の名前が大事な人達ばっかりだからな(呆)。
- 書かずにいられない・・・その3
- 色分けの再確認をするよ。1.純粋に白神市がイヤな人 2.能代市じゃなきゃイヤな人 3.合併がイヤなひと 4.豊澤市長がイヤな人 ということだが、これとは別な色分けをしなければならない。これも前に書いてあるが再確認する。1.撤回署名活動をしている人(現在4団体) 2.住民投票の条例制定のために、法に基づく署名活動をしている人 の二種類。。。はっきり言おう。1.の人たちは、世論に訴えかけるということで、法的拘束力は無いが、じわじわと効いてくるボディーブロータイプ。2.は合併恊の「息の根」を止めるためにカウンターパンチを狙ってくるタイプである。2.の発起人や賛同人になっている人の中には、趣意書すら見てない人が結構いるらしい。さらに、「話が違う!」と言って脱会した人もいる。そして、これが合併恊解散に追い込むことを知ってて賛同している人が、あまりに少ないということが悲しい。知ってるならそれでいいが、ならば、合併せずともやっていけるという財政的な根拠を示して欲しい。勘違いしないで欲しい。合併すればバラ色の未来が望めるなんてわけじゃないんだよ。考える猶予期間を与えてもらおうって話なんだ。みんな、ちゃんと考えようよ。
☆2004/10/31(Vol.76)
- 放置プレイ
- いやー、ご無沙汰!・・・実に1ケ月ぶりの「何かん」である。楽しみにしている読者の方もいらっしゃっただろうが、元来わがままな性格であるため、気が向かなければ全く書かないということは既にご承知であろう(笑)。実際、「まだ更新しないの?」という声も数件いただいている。しかし、やる気の無い者をつかまえて「やれ!」と言われてもなかなかできないのが現実。そういうことで、どうかご勘弁願いたい。さて、実を言うと、今日もネタが無い、やる気が無いということで何を書こうか迷っているのだが、筆が進めば「口からでまかせ」ということでなんとかなるだろう。さーて、それじゃ逝ってみようか!・・・以上、オープニングトークでした。
- 合併恊
- 10月22日、山本町で第11回の市町村合併協議会が開かれた。もちろんオレは仕事があったので行けなかったが、行った人からちらっと話を聞いた。協議が終わったあと、例によって「新市名について意見を聞く」コーナーが設けられたらしい。しかし、新市名の撤回を求める各団体からの申し出?意見書?・・・とにかく、それらが協議会に届いていない段階では、何を言っても始まらないということで、この日は発言が全くなかったようだ。それにしても、合併恊はどうなるのか?もしかしたら、行くとこまで逝ってしまうのかもしれない。誰の思惑かどうかわからないが、合併恊は非常にこじれた状態にある。能代市民は他町村のことをあーだこーだと言い、他町村はこぞって能代衆をむちゃくちゃ言う。こんな状態でよく合併なんかできるもんだ(笑)。オレも怒るときは相当「ガキ」だと自分で思うのだが、これはオレだけじゃないってことが、今回の騒動でよーくわかった。江戸っ子は三代続けば「江戸っ子」と名乗れるそうだが、オレの親は能代出身ではないから、その論理からするとオレは能代衆ではないということかもしれない(笑)。何が言いたいかというと、この期に及んで罵りあう連中の気持ちがよくわからんということだ。この合併を成功させようという気持ちが、そもそも無いのかもしれないが、大前提である「あたらしいものを造る」ということはどこかに置き忘れてきてしまったようである。何度も言うが、新しい何かを創り出すことは容易ではない。いくつものグループが集まってひとつにまとまろうとするときには、譲歩すべきことがたくさんあるはずだ。例えば、そのひとつが“名前”であろう。まあ、名前でもめるなんてことは実は結構ある話なんだよね。さて話を戻そう。今の合併恊はどういう状態かというと、正直すぎる市長を百戦錬磨の古だぬき達(町村長)がいじめているという構図に見えるだろう。しかし、いじめられているなんてことには、あまり興味が無い市民。それより「冠を捨てた市長」に怒っている方が、気持ち的には強いようだ。一方、いじめてる側にしてみれば「いじめてる」という意識はあるようだが、それはそれで「正統なプロセスによって生まれた新市名である」という事実が大きな楯となっているから敵わない。つづく・・・。
- 合併恊の行方
- どう見ても“かみ合わない”1対6の構図・・・しかし、そこには何か解決策があるはずだ。キーワードは“冷静”と“譲歩”ではなかろうか。冷静になってもらいたいのは、関係者全員。つまり、7市町村の住民全部である。譲歩しなければならない対象者も、もちろん同様である。。。さて、これから合併恊はどうなるのか?・・・前述の問いかけに予言をもって答えよう。それは「市民意識調査の結果によって決まる」ということである。もちろん、最悪な結論もありうる。それは、調査結果が「合併賛成、白神市反対」と出たときである。その結果は合併恊に諮られるはずだが、他町村の委員たちは「冗談じゃない。正統なプロセスによって生まれた新市名を、どんな理由で捨てなければならないのだ!」と跳ね除ける。「それじゃあ・・・」ということで能代市は合併恊を離脱せざるを得ないわけだ。そのときである!6町村が「では、我々だけで合併しよう」ということになれば、能代市は単独立市。名前を捨てたくない連中にとっては何よりである。しかし、それでいいのか?6町村は少なくとも健全経営ではない。能代市より酷い惨状。それらの町村が寄り添ってやっていくには、試算のやり直しが必要となり、駆け込みでやっている施策は、新市の財政に大きくのしかかってくるはずだ。もちろん、能代市も決して健全経営であるはずもなく、現市長になって相当な財政再建をやっているとは言え、赤字転落は免れないであろう。さあ、どうする?・・・(随分と引っ張るな〜・>オレ)・・・能代市が離脱して合併恊解散。そして、新たな枠組みでやり直しを図る。もちろん、「この指と〜まれ!」と言って「金輪際、能代衆とは組まねー!」と言われる可能性は少なくないけどな(笑)。
- “白神市”反対者の気持ち
- 言ってしまえば、「冠を捨てた市長が悪い」ということで、矛先はすべて市長に向いていた。「捨てた」わけではないのだが、この際そんなことは関係ないらしい(笑)。その矛先は合併恊へも向けられ、最近は他町村民へと移行している。前述のとおり、“じゃご者”、“能代衆”という罵りあいにまで発展する始末である。しかし、どちらもそれぞれの住民の気持ちがひとつであるはずもなく、表面に出てくるのは、いつも極端な意見ばかりである。それに翻弄されるバカなヤツらもいるにはいるのだが、冷静になってみれば何のことは無い、単なるエゴ、わがままなのである。さて、署名活動も一段落して、住民投票を目指す団体は条例が制定されることを待ち望んでいるところであろう。しかし、そのためには意外にたくさんの段階を踏まなければならない。それはよくわかっていると思うが、条例が制定される可能性だってかなり低いのである。まずは市議会である。条例制定の是非について決を採るとき、賛成多数で可決されれば、これまで議会が決めてきたことをすべて否定することになる。否決されれば・・・どうなるんだろ?(笑)・・・議会はこれまでの行動とこの結果の整合性が取れるが、署名活動をしてきた人達の怒りのエネルギーはどこへ向けられるのか?ヘタすりゃ、議会の解散を求めるかも(笑)。現在、水面下で市長のリコールという話も出ているらしいが、何を以ってリコールしようというのかわからん。理由さえハッキリすれば、場合によっては話に乗ってやってもいいが、今のところ、リコールするほどの理由が見当たらない。まさか「冠を捨てる覚悟」がその理由となる、などとバカげたことは言わないだろうな?つづく・・・
- もっとおもしろい話
- あくまで“うわさ”である(忘れんなよ!・・・笑)。自民党は合併推進だった。“だった”というのも変な話なのだが、それを覆す情報が飛び込んできたのだ。市議某氏(仮に「G」としておこう)と市議某氏(仮に「T」としておこう)が、他町村首長某氏と会っていろいろと策を講じたらしい。そして、次の市議会で「合併の是非を問う」動議をかけるという。つまり“合併はノー!”ということを議会で決しようというわけだ。そのために、話に乗りそうな会派を回って根回しするという水面下での動きを見せているというのだ。元々、合併を早くやれ!と市長にけしかけたのはヤツらである。G&Tは気でもふれたか?・・・合併特例債という飴に群がりたかったのは、おまえらではないのか?誰が黒幕だ!(笑)・・・それにしてもだ。なりふり構わずとはまさしくこのことだ。何を考えているのかさっぱりわからん。目的は何だ?合併が壊れて、得するのは誰なんだよ。・・・という“うわさ”・・・果たして本当にそうなるのか12月議会をじっくり拝見しようではないか。。。
- “いまどきの親”
- 10月17日、全県のPTA研究大会が能代市で開催された。参加人数は700人にも達したという。オレもスタッフの一人として、準備に参加してきたのだが、これがなかなか大変な作業だった。最終的には、資料の袋詰めなどという単純作業を700人分もやったりして、頭が変になりそうだった(爆)。で、当日の午前中に行われたシンポジウムは、パネリストのみなさんが熱のこもった話をされて、参加意義を感じさせる良い企画だったと思う。その中で印象に残ったのが、近頃の親は「しつけや子育ては学校がやるものだ」と思っているふしがある。家庭はどうなっているのだ・・・というものだった。これは、なかなか考えさせられる話だった。。。夫婦が互いに相手を尊重し、立てて、そしてそれを子どもに感じさせることが家庭を円満にし、ちゃんとした子どもに育てることに繋がるということだろう。近頃は、親もそれぞれ一個の人間であるという意識が強いのだろう。自分が遊びたいときは、子どもを投げてまで飲みに出かけると非難を浴びる。しかし、それがそのままストレートに不良の子どもが出来上がる構図とは言い難い。欲望を抑えることもできず、かと言って悶々とした生活を送ることが精神衛生上良いとは言えないだろう。かえって、その状態が子育てに跳ね返るということもあり得る。まあ、いずれも要因のひとつであることは否めないのだが、精神的なバランス感覚は必要であろう。そのバランスをうまくとれないのが“いまどきの親”なのかもしれない。オレもその一人か?(笑)
- ライブやるよ!
- ライブ告知のコーナーでもお知らせしたが、久々(うちのバンドにとっては3年ぶり?)にライブをやることになった。おやじバンド三つでジョイントするんだけど、なかなか能代では聴けない“濃ゆい”ジャンルなので、馴染みの無い方々にも是非聴いていただければと。。。聴いてやってもいいよ〜という方は、じゃんくす宛てにメールをいただきたい。日時&場所&チケットについては「ライブのお知らせ」というコーナーをご覧いただければ幸いである。では、よろしく〜!
☆2004/11/23(Vol.77)
- あったかい・・・
- オープニングトークは、当たり障りの無い季節ネタで行こうか(笑)。今年はなかなか雪が降らないねぇ。暖房費が助かっていい塩梅だ。しかし、いわゆる冬物商戦の関係者は、イマイチ盛り上がらなくて大変らしい。夏は猛暑で、クーラー(エアコン)がバカ売れしたらしいが、暖冬だということでストーブが売れない、冬物衣料が売れないということがある。燃料系の商売をされてる方もも大変だろうけど、ダブついて灯油の値段が下がったりしたら消費者にとってはうれしい限りである。うちも、屋外にある据え置き型の灯油タンクは入れてもらっているが、今のところポリ缶の灯油は消費していない。つまり、ファンヒーターや反射式などの持ち運びができるストーブは使っていないということ。去年の今頃は、とっくに使っていたことを考えれば、今年の11月は随分とあったかいことになる。それは電気料金にも表れていた。昨年同月に比べると、100kw/hも少ない。この冬は、このまま暖冬となるのだろうか?・・・なってほしい・・・。
- ライブ
- 久々のジョイントライブも大盛況のうちに終わって、スタッフ・出演者一同、大変喜んだ。しかし、準備段階から前日、当日の機材搬入、セッティング、終わってからの片付け、機材搬出・・・もう、出演者兼スタッフであるため、大変だった。しかも、「おやじバンド」であるため、皆「腰が痛い」だの「手が痛い」だのと体の不調を訴える始末(笑)。果たして、次回、同じことが出来るだろうかという一抹の不安は残るが、ただ、お客さんの反応が意外に良かったことも手伝って、2年後辺りの開催を約束したいと思う。さて、オレはと言えば、前日、一泊二日の千葉への出張から帰ってきての最終練習をした辺りで、ほとんど本能だけで体が動いている状態。なにせ、単独、車で千葉〜能代を往復したのだから、これは結構キツかった。ライブ本番は、モニターチェックを怠った自分も悪いのだが、普段の練習場所と違って、他のメンバーだけでなく自分の音さえも聞こえない状態だったので、力加減もさっぱり把握できず、自分でも満足できる演奏ではなかった。加えて、出張の疲れが残っていて、最悪の状態。ま、それでも久々の大イベントが終わり、少し気が楽になっているところだ。
- 幕張メッセ
- 直接ってわけじゃないけど、ちょっとした仕事の絡みがあって、急遽、出張することが決まった。会場は千葉の幕張メッセ。ある展示会が開かれ、そこの招待状が来たので行くことにしたわけだが、なにしろ会場の広さに驚いた。迷うということはなかったが、とにかく目的の展示物にたどり着くまで、3分から5分ぐらい歩かなければならないというが、普段歩かないオレにとってはキツイものがあった。・・・いや、それ以前に、首都高速のジャンクション付近の渋滞やらなにやらで、到着予定時刻を2時間も過ぎて着いた辺りで、既にうんざりしていたわけだが・・・(笑)。こちらから千葉方面へ行くには、どうしても一旦は東京を通らないと行けないところが大変だ。帰りは帰りで、朝7時前に発ったものの、やはり東京方面の渋滞に巻き込まれ、都内を抜けるのに2時間もかかった。距離にして20kmか30kmではないだろうか?・・・もう、うんざりだ・・・こらえ性の無いオレは、高速を一旦降りては一般道を走り、ジャンクション付近を避けて別のインターから乗るということを繰り返したことは言うまでも無い(爆)。当日の宿泊場所は、会場に最も近い、連絡通路で繋がっているホテルだった。急なことだったので、選んでる場合ではなかったため、一番近いところをリザーブしたのだが、こんな高い(値段も建物の高さも)ホテルには、二度と泊まれないだろうなと。かといって、高級感があるかと言えば、さっぱりではあったが・・(笑)。しかも、晩飯はその辺をうろうろしてて見つけたバプみたいなところで、から揚げとかポテトで一杯やって終わり。朝飯は前日の朝に女房が握ってくれたおにぎりを頬張るという、非常にリーズナブルな食事。ますます、泊まったホテルの値段とのアンバランス感が・・・(爆)。。。さて、目的の展示物は驚愕と感動をよび、苦労して行った甲斐があったと実感したわけだ。もちろん、これを見たことが今後に繋がると信じたい。ま、そんな珍道中だった。
- 住民意向調査
- 昨日22日が投函の締め切りだった。発送した46,000通のうち、何通の返答があったのだろうか?ま、選挙の投票率と同じくらいだとすれば、34,000〜38,000通ぐらいの回答はあったのではないかと思われるが、案外、無関心と回答忘れで30,000ぐらいかもしれないな。さて、問題はどういう回答が送られていったかである。特に、合併の是非についてと、新市名についてである。新市名については、選択肢が多かったせいもあって、回答にバラつきが予想される。以前、地元紙で「住民意向調査は住民投票潰しだ」と息巻いていた投稿者がいたが、オレは全くそのとおりだと思う。「白神市の是非を問う」だけの住民投票に何の意味があるのか?「白神市はダメです」という結果が出ても、「はい、そうですか。んじゃ、やめます」なんてことになるわけがないし、合併の本質を知らずして、名称のみを問うたところで、その先が全く見えない。少なくとも「合併の是非」を設問に加えたことに意義があると思うわけだ。そしてもうひとつ。今回の意向調査は、市議達の揺れる思いを助ける意味もあるのだ。以前も書いたが、住民投票の条例制定議案の採決に際し、賛成多数となれば、これまでの自分達のやってきたことを否定することになる。どんな状況、理由があったにせよ、合併恊での決定事項を自分たちなりに了承した形になっている。それを覆すわけだから、これまでの決定との整合性が取れなくなる。自分で自分の首を絞めることになりかねない。反対多数となれば、整合性は取れるが、住民の反発が大きくなる。その意味で、事前に住民意向調査をすることが、その判断の手助けとなるわけだ。その結果如何によっては賛成するも反対するも、安心して一票を投じることができる。市長はそんなところにまで気を遣ってあげなくちゃならないわけだね。ある意味、情けねー(爆)。つづく・・・。
- Xデー
- 住民投票の条例制定については、その是非を12月2日(だったかな?)までに決めなければならない。意向調査の結果は、今月中にはわかるだろう。結局、それが判断材料となるわけだ。さて、どっちに転ぶかわからんが、980万円かけて意向調査をし、さらに千数百万円かけて住民投票する必要性があるのかと言えば、「無い!」と結果を期待しよう。いずれ、合併恊は再度崩壊し、単独あるいは新たな枠組みでの合併恊立ち上げを選択することになるだろう。市長としては「金輪際、あの“きかねふりのだじゃふこぎ”達とは組みたくない」と思ってるかどうかは知らないが、新市名に関する能代衆の“だじゃぐこぎ”以上の“だじゃぐ”と“きかねふり”で虚勢を張っている町村は、どこに向かっているのか、さっぱりわからん。正直言って、互譲の精神のかけらも感じられなくなった。彼らが新市名で折れることは絶対に無いだろうから、ここは再度、合併恊を壊すしかないだろう。そして、新たな枠組みが出来上がるのか、はたまた単独立市でいくのか、もう間もなく判明することなる。つづく・・・。
- 新たな枠組み
- 合併恊の再度崩壊後、既に準備を始めている南部三町が第一の可能性になる。ただ、石井町長と丸岡町長の接近具合を見るに、南部三町+二ツ井町という枠組みも考えられる。あくまで“プラス二ツ井町”。これには意味がある。二ツ井は単独で人口1万人を超える。他の町村に比べると大きい町だ。“四町”だとそれぞれの町という考え方になるが、プラス・・・ということは、南部三町は既にひとつのものという考え方、つまり、みっつでひとつ対ひとつ・・・3対1ではなく、1対1ということになる。そうじゃないと、今度は一番大きい町=二ツ井に主導権を握られてしまうわけだ。その辺りに、南部三町のしたたかさというか、用意周到さが見えるわけだ。さて、北部は必然的に一町一村でくっつくしかない。ただ、八森町は峰浜村からの再三のラブコールを蹴って、能代市との合併を望んだという経緯があるため、北部でまとまる可能性が必ずしも大きいとは言い難い。前述の二ツ井町についても、藤里町へのラブコールが無視され、藤里は単独立町を宣言したのには、元々二ツ井が藤里から嫌われていたという話もある。・・・さて、こういったことを踏まえると、今回、合併恊が崩壊して一番苦しいのは、もしかしたら二ツ井かもしれない。・・・オレの勝手な妄想だが、能代市に関する新たな枠組みとして、最初に手をつけるのは、能代市+八森町+藤里町となる(あくまで妄想だからね。本気にしないでね)。すると、峰浜村は必然的にくっついてくるだろうし、もしかしたら二ツ井町もくっついてくるかもしれない。結果、一市三町一村での合併を模索する、と。ただ、前述の経緯からすると、藤里は難しいだろうね。すると、二ツ井もちょっとなぁ。。。つうことで、やっぱ能代市+北部一町一村かな?・・・さて、もうひとつ気になるのは、平成17年3月31日の時限立法だったはずの合併特例法が、半年延長になるという情報だ。オレが調べたところでは、そんな話は無いが、もしかしたらそういう法案が提出される予定なのかもしれない。とにかく、この国策を何とか成功させたい政府の苦肉の策ということだろうか。
- はい、今日はこれでおしまい
- いや〜・・・出張&ライブでお疲れのところ、ご苦労さんだったねー>オレ(笑)。これも、期待して待っていてくれる読者のためと思い、故障だらけの体に鞭打って書いたわけだ。つうことで、例によって、読み返さずにアップする。誤字脱字、意味不明箇所があったら、ご一報を。んじゃ、おやすみ。
☆2004/11/26(Vol.78)
- 中間報告
- 今日は、八竜町で合併協議会が開かれている(午後4時現在)。某掲示板に「住民意向調査 中間報告」と題して、その数字が載っていたので、合併恊の傍聴に行っている友人に確かめたところ、そこで発表されたらしい。その数字は・・・回収率66.8% 名称については1.白神市(8.8%) 2.一部に「白神」を含む(1.2%) 3.能代市(60.3%) 4.一部に「能代」を含む(13.6%) 5.「白神」「能代」を使わない(5.0%) 6.名称にはこだわらない(9.6%) 7.わからない(1.5%)という報告である。また、合併については、1.合併すべき(47.2%) 2.合併すべきでない(21.3%) 3.どちらでもよい(25.4%) 4.わからない(6.1%)ということだ。さて、この結果を大雑把に、一言で表すとすれば、合併には賛成だが名称は能代市がいいということになろう。まあ、予想通りの結果ではあるが、数字的には驚嘆に値する数が出ている。名称については「能代市」と答えた人が60.3%、「一部に能代を含む」と答えた13.6%を加えると、実に74%もの人が「能代市」あるいは「能代」を含む名称がいいと言っているわけだ。ただ、こういう設問の仕方をすれば、単純に「能代市」が多くなるだろうな。いや、オレ個人としてはもうちょっとバラつきが出ると思ったのだが・・・そういう意味では予想がハズレた。一方、合併の是非については、「すべき」と答えた47.2%に「どちらでもよい」の25.4%を加えて72.6%の人が合併に否定的でないという結果が出たわけだ。ま、合併恊でどんな応酬がされていたのか、友人が帰って来てからの報告を待つとしよう。町村の委員から、またもコテンパンにやられてるんだろうな、と。ヘタすりゃ、今頃、合併恊解散なんてことになってるかもしれないな(んなバカな!)。つうことで、解説については明日以降のこのコーナーでお逢いしよう。第一報ということで、今日はこれでおしまい!
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