「オレは怒ってるんだぁ!」since 2000/06/01

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☆2004/06/06(Vol.67) ☆2004/07/04(Vol.68)
☆2004/07/11(Vol.69) ☆2004/08/22(Vol.70)
☆2004/08/30(Vol.71) ☆2004/09/13(Vol.72)

☆2004/06/06(Vol.67)

久々だ!
もう、言い訳もお互い飽きたろうからやめとくわ。総会やら役員会やら、そういう時期なので勘弁してくれ。それにしても、やる気が出ていればなんぼでも書けるのだが、今まで更新しなかったのは、実はそのやる気が全然無かったことに所以する。さて季節は、前回更新時の「桜の頃」から新緑、そして今日は関東甲信地方が梅雨入りし、北陸と東北以外(もちろん北海道には梅雨が無い)は「雨の季節」となった。そして平成16年の上半期最後の月なわけだ。気がつけば「おお!もうこんな歳か!」というぐらいに、一年が早い。これまで、メディア各所に於いてたくさんの話題が見聞されたわけだが、さて今回はどの話題を取り上げようか。。。
満月
オレは毎日夕方になると、ある場所へ行かなければならないという日課が出来てしまった。ある程度決まった時間にその場所へ行き、2時間ほどして家へ帰るというスケジュールであるため、日没が日に日に長くなるのを感じる。あと2週間ほどで夏至が訪れ、それを境にまた日没が早くなっていく。。。6月2日は満月だった。家へ帰る途中、でっかい満月を確認した。そこでオレが狼男に変身するわけではないが、潮の干満が月に関係しているが如く、事件や事故が月に関係しているということもあるらしい。犯罪や交通事故などのデータからも確かめられるとのこと。私の知人にも、満月と新月に敏感な人がいる。普段なんでもないことも、この日の前後には敏感になったり感情がいつもと違ってしまったりということがあるらしい。オレも「今日は満月だから気をつけなよ」とその知人によく言われる。そして事件は6月1日に起きた。長崎は佐世保の小学校で起きた凄惨な事件。酒鬼薔薇事件を彷彿させる、なんとも残忍な殺し方・・・言葉に表せないほどのショッキングなニュースだった。ネットの世界にどっぷりと浸かっているオレにとっても他人事ではない。インターネットが今日のように普及する以前、パソコン通信にハマっていたオレは、とある会議室(今で言うと、掲示板のトピックとかスレッド)で議論を戦わせていたこともあった。しかし、それなりに(笑)大人であったオレは、もちろん論争の相手に殺意など抱くはずも無く、テキスト(文字)だけのやりとりで相手をやり込めようとしていた。バーチャルな世界のことをリアル世界に持ち込もうとすることなど考えもつかなかった。というか、完全に別の世界だと自分でわかっていたから、事件にならなかったのだろう。もちろん、書き込みに関しては、相手のことを最大限に尊重した上で相違点を指摘したり同意したりと、見えない相手に対するマナーには随分気を遣った。その中から、リアル世界と同じように考えてもいいと思った相手とは、最終的にオフ会をして現実の言葉で会話を楽しむことに至るわけだ。さて、今回の事件だけではなく、近年の犯罪の低年齢化やその動機や手段の多種多様化、そして当事者の印象はいわゆる「普通の子」であるからも、防止するための策はあるのだろうかと少し悲観的になったりする。6月1日は、満月の前日だった。
年金法案
もう、ほんとに「ばっかじゃねーの?!」と、国会議事堂の前で叫びたい(笑)!まずは、民主党の菅代表。今年の流行語大賞にノミネート必至の“未納三兄弟”という言葉を生みつつ、その中に自ら入ってしまったというバカさ加減。他人の過去を穿り返し、どうせ受給額が少なくなるのは本人のことだってぇのに、犯罪だ犯罪だと騒ぎ立てる。後から払おうとしたって時効のせいで2年間しか遡れない法律を今まで野放しにしてきたのは、アンタらじゃねーの?・・・ってのは、さておき・・・まあいろいろあったんだけど、例の強行採決つうのは見てて気分が悪いね。牛歩戦術をはじめとする引き伸ばしも似たようなもんだけど、日程を無視してまでする強行採決はいかん!しかも、わけわかんねー法案じゃねーか。抜本改正が必要だってあれほど言ってるのに、小手先のごまかし策みたいで、こんなんで国民が納得するか?あ?・・・例の北朝鮮拉致問題で、一部を除いて「よく頑張った」と評価が高かったのが、この強行採決でオレ的にはぶっ飛んじゃったね。自民党なんか絶対に応援できねーわ!って気持ちになったよ。民主党にしても菅氏に代わって代表が小沢氏に決まりかけたら、これだもんな。ジャスコ岡田(リングネームかよ!・・・笑)に落ち着いてよかったのかもしれないが、いずれにしろ「どっちもどっちだ!」って感じ。1ケ月後の参院選が楽しみだ。特に秋田選挙区は、かなりおもしろくなりそうだ。秋田市の投票率で決まるような気はするが。。。
記録
5月末、地元紙文化欄へのある投稿が目を引いた。今年初めに盛り上がった、市町村合併に際し、新市の名称をどうするかという問題を記録として残しておくという東京在住の若者の投稿である。連載は4回に及び、合併任意協議会の会議録の記述からの抜粋を元に私見たっぷりの“記録”である。この時点で“記録”とは呼べない。“個人的な備忘録”とでも称していただきたい。勝手な解釈は投稿者の自由ではあるが、投稿の各所で見受けられる“断言”は、腹立たしさを超えて哀れみさえ感じる。この若者は何が言いたいのか、さっぱりわからない。いずれ帰郷して能代に土着する気概があるのかどうかもわからないが、現在、住民でもない者が能代の将来を語るには、それだけの覚悟と気配りが必要であることを彼はわかっていない。これまでの歴史と伝統を重んじることには敬意を表するとしても、これからの能代について思うところは何もないのであろうか。しかも私見の中には、周辺町村に対する配慮に欠ける、まさに一度壊れた協議会の時の能代市の対応のような記述さえ見受けられる。彼の投稿は名称に特化していると思われるが「合併は名前ではない」という大前提を無視しつづける記述については、大いに違和感を覚える。正直言って「何も知らない小僧っ子が・・・」という気持ちは多分にあるが、地元にいてもわからない裏事情(というと語弊があるが)を、遠く故郷を思う者にそこまで求めるのも酷な話ではあるのだが・・・。つづく・・・。
記録・・・その2
「本末転倒」という言葉は、オレも投稿の際に使用した言葉ではあるが、何度も言うように合併の目的は名前ではない。合併せざるを得ない財政状況と将来のための地域づくり、すなわち小さな力を出し合って生き残りを賭けたギリギリの策なのである。任意協議会で名称問題を最初の方の議題にしたのは、むしろ失敗だったとオレも思うわけだが、それより何より将来構想と事務的問題の解決策を話し合うのが先決で、目的意識の確認がとれないまま、名称をどうするかを話し合うのは、それこそ本末転倒である。この目的に賛同できず協議会を脱退する自治体があるとすれば、名称を議論する資格さえなくなるからである。それを知ってか知らずか、投稿は「諦めムード」とか「民族的性癖」などと称し、自らを辱める記述は自虐的であるとさえ感じた。「千年以上続いた名称」・・・その重みは確かに感じるべきではあるが、新市の名称「○○市」も千年以上続くことを願って、受け入れることもまた人間の美学ではないだろうか(笑)。むしろ、これだけ能代という名前にこだわる人が多いのだから、○○市能代区などということで「能代」の名前が残る可能性が高いのではないだろうか。つまり「能代市」という名前は消えても「能代」という名前は消えないのである。それさえ受け入れられないのなら、もう勝手にしてくれという感じである(笑)。果たして、名称問題ばかりが取り沙汰されて、新市の将来像や財産問題などは大した話し合いもされないまま、話し合いは法定協議会の場へと引き継がれた。
学校再編
とうとう我が母校が消えることになった。市内中心部にある渟城3小学校を統廃合し、学区の再編をして2つにすることになりそうだ。また歴史と伝統の話になってしまうが、卒業生としてはそれなりの思いはあるものの、少子化、ドーナツ現象などの現状を考慮すればいたしかたないであろう。地域のコミュニティセンターという役割を担う、周辺地区のいわゆる小規模校を統廃合するのとはわけが違って、中心部の学校を統廃合するには、同窓生の抵抗(笑)を除けばそんなに厳しいものではないだろう。同時に、高校再編についての方向性も表面化したのだが、これはオレの予想をはるかに超えたものだった。例えば工業、商業、農業(能代西)をひとつにして実業校とするのではないかと勝手な想像をしていたのだが、能代北と能代商業、能代工業と能代西をそれぞれ統合するということらしい。それなりに理に適ってはいるものの、少子化が具体的に見えてくるあたりは一抹の寂しさを覚えてならない。
要望
具体的に書けないのが非常に残念であるし、具体的に書かないと何のことかわからないだろうが、あえて書かせてもらう。ある団体があることで行政に対する要望を出した。それなりに気合いを入れて、それなりの事前工作をして臨んだのだが、回答は意外なものだった。要は煮え切らない回答。あまりの結果に、半ばキレかかった団体はその要望を実現させるべく、次の手段を模索した。ある人のアドバイスにより、担当部署を変更してアタックを試みた。先日の煮え切らない回答とは一変し、要望実現に向けて明るい兆しが見えてきた、そういう結果になったらしい。ん〜・・・何が言いたいかというと、諦めてはいけないということ、本当に必要なことならどんな手を使ってでも実現に向けて行動することが大事である・・・という実に当たり前な話だ(笑)。すまん。
おことわり
オレの現状について。。。気持ちに余裕が無さ過ぎる。精神的にはどん底かもしれない。従って、次回の更新がいつになるかわからないが、もし、仮にこの「何考えてんだよ」になんらかの期待を寄せている読者がいたとしたなら、どうか事情を汲み取っていただき、温かく見守っていただければ幸いである。必ず更新する。その日まで待ってていただきたい。いじょ。

☆2004/07/04(Vol.68)

鬼の霍乱
へ〜・・・「かくらん」て、こういう字だったのね(笑)。というわけで、原因不明の高熱にうなされて、昨日はただただ唸っていた。家族には「うるさいな〜。黙って寝てろ!」みたいに言われて、唯一、三男だけが心配そうに「お父さん、熱があるの?」と、小さい手をオレのおでこにあててくれた。思わず抱きしめようと思ったが、体の自由がきかず、ただその小さな手の冷たさを感じていた・・・って、なんだか小説の一節のようになってしまったな(笑)。まあ、今日は次男の学校行事があったので、ちょっと無理して行って来たが、やはり体のあちこちが痛くてキツイ。。。季節は梅雨。しかし、まとまった雨が降ったのも数回で、あとは空梅雨といってもいいくらい雨が少ないと思う。冷夏で雨もそれなりに降った去年と違い、今年は猛暑らしいということもあって、水不足が心配される。特に、関東以西では6月から真夏のような気候で、たぶん給水制限という事態になるのではないだろうか。毎年、この時期になると同じようなことを書いているが、実は、水道から塩辛い水が出てきたという経験を、二度も体験しているので(中一、高三の時)少しナーバスになっているのかもしれない。。。今日も能代地方は暑い。
コミュニティFM
以前の号でどこかに書いたが、10年前に頓挫した話が再浮上したというのは、この話であった。当時、一生懸命に実現に向けて頑張ってきた若者がどれだけの苦労をしたのかを、オレは知らない。当時のオレは、その場にいなかったからである。したがって、どんな理由で実現できなかったのかも知らない。資金面のこともあっただろうし、当時コミュニティFMに許されていた出力ワット数の低さから、聴取可能範囲が狭くて・・・というようなこともあったのだろう。それがなぜ、今になって再浮上してきたのか?・・・出力1ワットから始まったコミュニティFMの認可は、5ワット10ワットと大きくなり、現在では20ワットまで許されている。聴取可能範囲が広がったわけだ。地域に密着したFMとはいえ、田舎では人口もその密度も低いため、聴取可能人口が大都市に比べて極端に少なくなる。収入源は、民間企業の賛助金と宣伝広告費となるわけだが、費用対効果を見れば、田舎では宣伝効果がそれほど見込めない。これが20ワットになれば、結構遠くまで聞こえるので、宣伝効果もそれなりに出てくるのではないだろうか。全国規模で見れば、中継局を建ててさらに遠くまで聞こえるようにしているところもある。もうひとつは、防災無線としての役割だ。防災無線は、日本海中部地震以来、整備が強化されているわけだが、端末は点検整備を要するし、その経費もかかる。コミュニティFMなら、ラジオひとつあればそれで済む、という考え。実際、コミュニティFMが急速に普及し始めたのは、阪神・淡路大震災の時に活躍したからだった。そして、この防災無線という考え方と絡めて、各種補助金、助成金など、行政の協力も得られやすくなった。これらが、再浮上してきた理由ではないかと思われる。いずれにしろ、地元プロバイダである白神ねっとを中心として、調査研究が始まる。
コミュニティFM・・・2
さて、仮にコミュニティFMが設置されたとして、どんな番組ができるのだろうか?・・・FMといえば音楽・・・しかし、限られた範囲にしか聞こえないわけだから、地元の人が地元の話題を語ったり、イベントの中継、地元の交通情報、海水浴場の情報、行楽情報・・・などなど、地元密着情報がメインとなるはずである。その間に、商店のCMを挟んで、「今からタイムバーゲンやります!」なんてのもいいだろう。夏はイベントが多い。駐車場の空き情報や、道路の混雑状況、抜け道、回り道などの情報がカーラジオから流れてくれば、観光客にも便利でやさしいFMが出来上がる。また、地元紙の隅っこに結果しか載らない、小学生のスポーツや、幼稚園の運動会なんかの中継もおもしろいだろうし、全国に誇るバスケットボールの「能代カップ」の中継なんかも、実現すればおもしろいと思う。もちろん、映像が伴わない中継が実現可能かどうかは、この際置いといて(笑)。。。反面、全国に200近くあるコミュニティFMも内情は実に苦しいと聞く。立ち上げ(費用)はともかく、維持するための経費を捻出するのが大変らしい。そのため、社員は数名で、あとの人材はほとんどがボランティアスタッフということになる。しかし、誰かが作った番組を聞かされているというより、自分たちで作った番組がラジオから流れるという快感がたまらないらしく、ボランティアスタッフ募集には結構応募があるとのこと。。。さて、2年以内に本放送を始めたいということだが、実現できるだろうか。
なぜ大型店に来てほしくないのか
先日、「中心市街地のくらしを守る会」の設立総会と総決起集会というのがあって、行って来た。。。ネット上の掲示板を見たり、巷の声を聞いたりすると、「なんでダメなの?・・・大型店にはいろんなものが売ってて便利じゃない?消費が伸びていいと思う」なんて声が聞こえてくる。また、こういった運動が展開されるとき、決まって言われるのが「地元の商店を守るってことなんでしょ?企業努力もしないで、何が“守らなきゃならない”よ。少しは大型店と張り合える値段にするとか接客態度を見習って欲しいわ」・・・そういう声もわからなくは無い。これは、運動を展開する側がしっかりと説明しないから、そういわれるのだ。ちゃんと理由を説明すればわかってもらえる。それも、子どもや高齢者にもわかる説明でなければならない。オレがここでオレなりに解説しよう。まず、“地元商店を守る”のは正解である。しかし、それ以上にこの能代を守ることの方が大きい。郊外の未開の地を開発して店を構えるのは自己責任。周辺を宅地化して土地や住宅を売り出すのも、住宅屋さんの自己責任。しかし、そうやって新たな“街”が形成されていけば、必ず上下水道、生活道路などなどのインフラ整備が必要になる。これは、市の仕事である。経費は当然、税金ということになる。新たな街ができることによって、余計な金が投入されるわけだ。大型店が来なければ、この余計な経費を別のところに回せる。次に“消費が伸びる”ということであるが、大型店が出来たからと言って、圏外からの買い物客が増えるわけがない。今までと変わらない消費圏域だとすれば、消費する店舗が変わる、あるいは移動するに過ぎない。単純な話、柳町のジャ○コで買い物してた人が、東能代のイ○ンで買い物するというだけのこと。その影響で、大型店がひとつ消えてしまうことも考えられる。しかも、売り上げは中央資本に吸い取られ、地元が潤うことなど何もない。同様に、“雇用が増える”ということであるが、これも前述の構図のとおり、一時的に雇用が増えたとしても、消費者が増えなければ、状況は同じである。自分の勤める会社が変わる、移動する、ということだ。まだまだ説明し足りないのだが、ほんの一例を挙げただけでも、大型店進出に反対する理由がおわかりになるだろう。マ○クが欲しい、ミ○ドが欲しい・・・ファーストフードで都会と張り合ってどうする?珍しい商品が手にとって選べる・・・一時的な欲求のために、この街全体をダメにすんのか?
議員とインターネット
地元紙の報道で既にご存知であろうが、市議で唯一、自己のホームページの毎日更新を心がけているS氏。議会の様子をありのままに書き、容赦無いコメントを付け加える様は、ある意味おもしろいし、少しばかり怖いと感じるわけだが、この6月議会で、とうとうやり玉にあげられた。記述の一部が気に入らない議員が、議会で騒いだ。審議をストップして、議運を開いて、そうまでして記述の一部を削除させようとした。。。その記述の是非はこの際関係ない。議会を1時間半も止めてまでやることか?議事とも関係ないし、議会で話題にすることでもない。やるなら議会の外で大喧嘩すりゃイイじゃねーか。オレも以前に、抗議を受けたことがあったが、ネット上の話はまずネット上でやりあえってこった。確かに、この時代にネットも満足に出来ないものが、議員なんかやってじゃんーよ、という意見もあるが、全員にそれを求めるのは酷である。だったら、書いた本人と気に入らない本人が、面と向かってやりあえばいいこと。議会をストップしての“すったもんだ”なんて、どっかイカれてやしませんか?ってんだ。とにかく、今の能代市議会は異常だ!これだけは言える。市長が変わったり、合併が目前に迫ってきたりして、みんなおかしくなってんじゃねーか?議員のみなさん、ポジティブに逝きましょうや(笑)。
そだそだ
忘れてた。。。6月20日付けでオレの投稿が地元紙に載ったんだけど、まあ、あんまり反応が無いんで解説はやめとくわ。。。原稿もほとんどそのまま載ったんで、それでいいんじゃないかな。いちお、原稿を「特集!」の方に載せとくわ。。。では、次回まで自戒!(爆)

☆2004/07/11(Vol.69)

雑記
人は涙を流すとき、寛容で謙虚になれる。しかし同時に、かなり無防備になる。もちろん悔し涙や怒りの涙であってもだ・・・これは、有名な詩人の言葉ではない。オレの言葉である(笑)。さて、今号はほとんど「号外で扱えよ!」というぐらい、どーでもいい話をしよう。まさに「何考えてんだよ!」という言葉をオレ自身に向けたい(自爆)。政治色、一切抜きなので、興味の無い方は読み飛ばしていただこう。
三谷幸喜「王様のレストラン」・・・1
今から9年ほど前、フジTV系列で放送された1時間枠の連続ドラマ(全11話)「王様のレストラン」を覚えているだろうか。三谷幸喜の脚本家としては初期の頃の作品になるが、実にいいものに出来あがっている。テレビドラマにハマりやすいオレは、なるべく見ないようにしているのだが、チラっと見たのが運のつき(笑)。このドラマにはハマってしまった。・・・話があちこち飛ぶのでご勘弁・・・なぜ、ハマったかということから説明しよう。オレの場合、出演者の中に好きな俳優がいないと、まず見ない。このドラマにはオレの好きな松本幸四郎(現)と山口智子が出ている。それがきっかけだった。松本幸四郎については、さらに17年ほど遡り、今から26年前、昭和53年の話である。当時は襲名前だったため、市川染五郎と言っていたが、NHK大河ドラマ「黄金の日々」で主役の呂栄助左衛門(るそん・すけざえもん)を演じて好評だった。ちなみに父の松本幸四郎(後の松本白鸚)と息子の松本金太郎(現・市川染五郎)、そして自身、親子三代が同じドラマに同時に出演したということでも話題になった。・・・さあ、もっと脱線するぞ(笑)・・・この「黄金の日々」の原作は城山三郎で、脚本はウルトラマンシリーズの脚本などでおなじみの市川森一が手がけた(一部資料では、ノベル型ゲームソフトの走り「弟切草」で有名な長坂秀佳も脚本に加わったらしい)。さらに、この日曜日の夜8時といえば、日テレの青春ものが強かったのだが、この年はなんとテレ朝の倉本聰脚本、渡哲也、桃井かおり主演の「浮草雲」(ジョージ秋山原作)が強くて、「黄金の日々」は視聴率をなかなか出せなかったと、後で知った。さて、「黄金の日々」は戦国時代の末期を庶民の目から見た物語で、昭和40年の「太閤記」の再来と言われた信長役の高橋幸治、秀吉役の緒形拳のコンビも話題となったが、こちらは完全に脇役となり、むしろ根津甚八の石川五右衛門、川谷拓三の善住坊、そして市川染五郎の助左衛門との友情がメインとなり、非常に人情味あふれるドラマに仕上がっている。五右衛門の釜茹でや善住坊ののこぎり引きという処刑シーンの回は高視聴率をたたき出した。それにしても、染五郎はよく泣いた。涙を流すシーンが異常に多かったような気がする。そのたびにテレビのこちら側にも涙が溢れていた。確かに、染五郎の芝居は変かもしれない。クサイ、わざとらしい・・・そういう評価もあるだろう。しかし、オレはなんだか好きだ(こういう表現しかできない・・・ボキャブラリーの貧困さに自分で呆れるわ)。一方、山口智子はというと、NHK朝の連ドラでデビューし(結局はその時に息子役で共演した唐沢寿明と、後に結婚)、ドラマで活躍していた。1989年、フジTVの月9ドラマ、柴門ふみ原作の「同級生」では、主演の安田成美の友人役で出演。完全に脇役ながらいい味を出していたことで、オレの目に止まった(笑)。ちなみに、同じく友人の役で出ていたのが、当時フジの現役女子アナで、今はヤクルトスワローズの古田捕手の妻である中井美穂だった。・・・かなり脱線したな・・・。
三谷幸喜「王様のレストラン」・・・2
かつて、お客で溢れていたフレンチレストラン「La Belle Equipe」(ベル・エキップ)は、わがままなオーナーシェフ(中村嘉津夫)の突然の死によって衰退し、オーナーシェフの息子が総支配人となって後を継ぐも、バブル崩壊も手伝って質の悪い三流レストランに成り下がってしまい、経営状態も悪くなっていた。総支配人の異母弟が父の遺言により、オーナーとなって経営を任された。その際、先代の友人で“伝説のギャルソン”と呼ばれる人物を連れてくる。。。物語はそんな場面から始まる。ここで、全11話の詳細を書くことはできないが、簡単に説明しよう。登場人物は、パトロン(オーナー=筒井道隆)、ディレクトール(総支配人=西村雅彦)、シェフ・ド・キュイジーヌ(料理長=山口智子)、スー・シェフ(料理長のアシスタント=田口浩正)、パティシエ(デザート担当=梶原善)、ブロン・ジュール(皿洗い=杉本隆吾)、ガルド・マンジェ(食材担当=ジャッケー・ローロン)、ソムリエ(飲み物担当=白井晃)、バルマン(バーテン=鈴木京香)、メートル・ド・テル(食堂支配人=小野武彦)、シェフ・ド・ラン(食堂主任=伊藤俊人)、コミ・ド・ラン(食堂係=松本幸四郎)の12人。・・・ちなみに、「ギャルソン」というのは食堂担当者の総称である。・・・そこに毎回ゲストが登場。12人に絡みつつ、このレストランで起きる数々の「奇跡」によって、かつての繁栄を取り戻すという物語だ。このドラマは、ロケが一切無しのセットのみで撮影。しかも、そのセットは門から見た店構えとレストランの中だけである。玄関、食堂、ウエイティングバー、厨房、ワイン庫、事務所兼ロッカー室・・・どんな間取りになっているのか、容易に想像がつくというセットである。数々の「奇跡」に関するエピソードは、1話完結の手法をとっており、ラストシーンにはナレーションの森本レオが言う『・・・なのだが、それはまた・・・別の話』という決まり文句で終わる。しかし、最終回の決め台詞だけは森本レオではなく、松本幸四郎が言ったことで、オレはパート2が放送されると勝手に思いこんでいた。確かに、その年の大晦日にスペシャル版が放送されたらしいが、なにしろ大晦日ということでオレは見逃してしまった。その後、パート2が製作されることなく9年が過ぎ、食堂主任を演じた伊藤俊人が急性くも膜下出血で亡くなったこともあって、これから先も期待できない。
三谷幸喜「王様のレストラン」・・・3
この伝説のギャルソンは、「すばらしい」というのが口癖で、山口智子扮するシェフに“トレビアーン”(後に略して“ビア〜ン”になる)というあだ名をつけられる。また、冒頭には有名シェフの名言を挟んでから、その回が始まる。その他、随所に三谷らしい細工を施し、小じゃれた雰囲気を出している。例えば、役名。頼朝をもじった“範朝”、北条政子をもじった“三条政子”、九郎判官義経をもじって“禄郎(ろくろう)”、静御前をもじって“しずか”・・・というような平安末期の登場人物にオーバーラップさせたり、皿洗いのフランス人の役名を映画監督のジュリアン・デュヴィヴィエをもじったジュラール・デュヴィヴィエとした。この本家デュヴィヴィエ監督の作品に「La Belle Equipe」という映画があったというのを知った時には、三谷の洒落に奥の深さを感じた。それにしても、このときの松本幸四郎はカッコ良すぎる。一流のギャルソンらいい立ち居振る舞い。お客とのやりとりもそつなくこなす、まさに適役だ。そして、シェフ役の山口智子も良い。丸くてまだ若さの残る愛らしい顔で、少し男っぽいシェフ役。コック帽も被らず、少し長めの髪を後ろで束ねたり、時には前髪をピンで留めたり・・・演技もうるさいくらいの動きがあって、決して上手い役者ではないが、親しみを感じる。先日「スマスマ」という番組に出ていた山口を見たが、愛らしさの残るこの頃と違い、完全に大人の女性になっていた。。。ちなみに、この時のエンディングテーマをノリノリで唄っていたのが、「瞳を閉じて」でお馴染みの平井堅である。ブレイクするのに随分と時間がかかったようだ。
今日はこれでおしまい
つうことで、これまでとは違ったパターンの「何考えてんだよ」だったが、興味の無い方はどうぞ読み飛ばしていただきたい。完全に趣味の世界に入ってしまったが、これだけは言っておこう・・・平井堅の歌はそんなに高音では無い。ファルセット(うら声)の使い方が非常に上手いだけだ。。。また脈略の無い話で終わってしまった(自爆)。

☆2004/08/22(Vol.70)

ご無沙汰
なんと前号を書いてから42日も経ってしまった。しかも前号(Vol.69)は今日まで公開していなかったんで、実に更新は約50日ぶりということになる。さて、なぜこんなに間が開いてしまったか・・・それは聞かないで欲しい。完全にプライベートな話で・・・いつかそれについても公開する日が来るだろうから、今はそっとしといて〜・・・ウッ、キモイか?(笑)
8月に台風上陸
台風銀座でもない秋田県地方に、しかも8月に台風が上陸するというのは珍しいことではないだろうか?20日未明、オレはいつものように午前2時過ぎまで起きていた。夜中に台風が来ることはテレビのニュースや天気予報で知っていたが、それでも驚くほど風雨が強まった感じはしなかった。しかし、そろそろ寝ようかという2時半ごろ、それは急に強まってきた。窓が閉まっているかを確認してふとんに入った時には、安普請の拙宅も揺れ始めていた。しかし、睡魔には勝てず、そのまま朝まで眠り、起きたときには青空も顔を覗かせていた。「な〜んだ、たいしたことなかったなぁ」と庭に目をやると、二階の窓に入っていた網戸が無残に横たわっている(笑)。被害者はコイツだけか?・・・どうやらコイツだけらしい。。。その後、仕事であちこちへ出かけて、それなりの被害を確認すると、結構やってくれたもんだと愕然とした。報道によると、停電の被害もあり、秋田市に住む姉から「未だに電気が来ない」とメールがあったのが午後2時半だった。さて、TOPページの画像であるが、わりと近所の被害状況を載せたのだが、これも随分時間が経ってから気づいたものだった。ということで、今年は異常気象と言われているが、8月にこんなにやられてしまって、本格的な台風シーズンである9月はどうなってしまうのか、少し不安を感じる。
新市名
いい加減、どーでもよくなってきたな(大爆笑)。未だにグヂグヂ文句を垂れてる人々よ、もう諦めましょう!8月30日には法定協議会で決まってしまうわけだ。有力候補は「白神市」と「米代市」。どちらが来ても、あまりピンとは来ない・・・それは、誰だって同じだと思うし、どちらに決まっても、慣れるまでは相当な違和感を覚えるであろう。その名前を選んだ理由はなんだとか、そんな理由があるかとか、末代までの恥だとか、青森の人に申し訳ないだとか・・・まあ、いろんな人がいろんなことを言うだろう。おっと!これじゃ「白神市」に決定しちゃったみたいだな(笑)。さらに、今日の地元紙の投稿には、「合併規模が大き過ぎた」みたいな話も出てくるわけだね。で、読み進んで行くうちに「もっと小規模で、対等合併じゃなかったら“能代”の名前が残ったのに」みたいな話になってきてる。な〜んだ、やっぱ“能代”の名前に拘っているんじゃん。『だから、“能代”の名前は無くならねーっつてんだろが!』と、大泉洋ばりのツッコミを贈りたい(笑)。キミ達だってアレだろ?もう半世紀以上も経ってんのに、未だに「旧市内」なんて使ってんじゃねーのかぃ?旧浅内村、旧東雲村、旧榊村、旧扇渕村、旧鶴形村、旧檜山村、旧常盤村の人達ぁ、どんな思いで、この「旧市内」つう言葉を聞いているのだろう。キミ達はそんなことを想像したことがあるか?だから“互譲の精神”だって、何度も言ってるじゃないか、藤村くん・・・て、これじゃ完全に『水曜どうでしょう』の大泉洋だな(笑)。
水曜どうでしょう
秋田では秋田朝日放送が1999年から放送している、北海道テレビ製作の深夜番組である。他局には「どうでしょうリターンズ」として、数年遅れで配信しているので、現在秋田で放送しているのは2002年ごろに北海道で放送したものである。さて、本家「水曜どうでしょう」は1996年に始まったローカル番組であるが、秋田、宮城、栃木に放出して以来、じわじわと全国に波及し、今や33都道府県で放送しているという人気番組になってしまった。もちろん、そんな人気にもかかわらず、ゴールデン枠に移行するでもなく、ずっと深夜番組のままであることも、ある意味すごいことだ。当初からの柱である「低予算」「低姿勢」「低カロリー」(笑)を目標に、軽い番組作りをしている・・・はずだが、オレのようにハマってしまうと「どうで症」という病気にかかり、充分「高カロリー」に思えてくる。さてこの番組は、出演者2名(時々、応援もあるが)とディレクター2名の計4人で作る旅番組?である。確かに低予算。出演者は北海道のローカルタレントなのだが、そのうちの一人、“ミスター”こと鈴井貴之は、演劇出身で舞台もやり映画監督もこなし、自らも多数の地元テレビ番組に出演する、タレント事務所の社長でもある。もう一人の大泉洋は番組放送当初は現役の大学生だった。地理・歴史の教員免許を持っているらしいが、大学で演劇の世界に入ってからは、テレビタレントとして活躍しながら、舞台や映画の出演をはじめ、今年2月には、大泉洋withスターダストレビューでCDデビューした。これがなんとオリコン第10位まで行って、テレビ朝日のミュージックステーションに出演するという快挙まで成し遂げた。「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)の番台蛙役で声優としても活躍。。。さてこの番組、どこがどうおかしいか・・・それは見た方の判断に任せたいが、一度見たぐらいでは絶対ハマらない。続けて見ることをお薦めする。秋田では週2回、金曜と土曜の深夜に放送しているが、実はこの番組、本家北海道では一時休止しているので、いくら数年前の番組とはいえ、週1のものを週2で放送している関係上、どんどん追いついてしまう。早く見ないと終わっちゃうよ?(笑)
冬のソナタ
NHK総合では、昨夜が最終回だった。実は、ハマったわけではない。ネットで第一回目を無料配信しているところがあって、それを観たのだが、その後は全然観ていなかった。結局、最終回から遡ること3話ぐらいをまともに観たのだが、これはハマる人が続出するという現象が起きても不思議ではない思った。ネット配信の第一回目は字幕スーパーだったが、NHK総合で放送したものは吹き替え版である。正直言って、吹き替え版はあまりイケてない。ま、それはさておき・・・今の日本人にとって忘れてしまった純愛物語(死語か?)である。設定も非常に古臭い。昭和50年代に、山口百恵主演のTBSドラマで“赤い”シリーズというのがあったのを覚えているだろうか?血縁関係の複雑さは、あれと同様である。愛し合う二人が、実は異母兄妹だった。何という運命のいたづらだろうか・・・しかし、ちゃんと調べてみると他人だった・・・こんな設定は当時は日常茶飯事(笑)。そんなやきもきさせるところが主婦の心をくすぐるわけだよ。そして、絶対にHシーンなんか出てこない(まあ、チュッぐらいはするが)・・・例え同じ部屋に泊まってふとんを並べたとしても、決して二人が重なり合うことなど無いのだ。いや、そう信じて疑わないのだよ、視聴者は!(笑)。もう、綺麗で綺麗でたまらないわけだ。まさに純愛ものにつきものの“画(え)”なのである。さらに、主人公の二人がまた日本にはいないタイプの美形だというところも良かったのだろう。。。と、こういったところが、ウケた理由なのではないだろうか?なにしろ、今時の日本のドラマといったら、子どもに見せていいのかぁ?みたいなのが多くて、親としては日々困ってる状態。。。まあ、ドラマとしての出来がいいとか悪いとかはあえて書かないことにするが、オレが高校生ぐらいの時に見ていたら、もっと違った感想が書けたかもしれない。つうか、きっとハマっていただろう(爆)。
アンケートはどうなった?
もう忘れてしまったかもしれないが、市議会の有志が電話アンケート調査を依頼、実施した。新市の名称についてである。結果については地元紙でも報道されたが、正直言って覚えていない。確か、能代市で6割が不満だったか納得できないだったか、そんな感じだったような気がする。しかし、サンプル数も回答率も非常に低く、結果を表に出せる状況ではなかったはずだ。あれで、大部分の市民は数字のマジックに騙されたのではないだろうか(笑)?さらにだ!当初、この話が報道されたとき(実施するよ〜ん、という記事ね)は、「へ〜・・・自腹切ってまでやるんだぁ。すごいね〜」とか思っていたのだが、なんと、政務調査費(だっけ?)を使ったんじゃん。全部じゃないだろうけどね。それにしてもだ!税金使ってやるなよぉ。てめぇのゼニでやれよぉ。。。そうだ!そうだ!思い出した!・・・オレんとこにも来たんだよ。この電話アンケート。オレは正直に答えてやったんだけど、知らない人は突然、無機質な声の録音テープで「・・・どう思いますか?」なんて聞かれても、気持ち悪いとかウザイとか思って電話切っちゃうだろうね。つうことで、地元紙もデッカイ見出しつけてまで報道するようなことだったかぁ?とか思いますた。しかし、この結果はどう反映されるのだろうか?あのアンケートのその後を知っているものは誰もいない(爆)。

☆2004/08/30(Vol.71)

今日は短いぞ!
最初から予定してたんなら、いろいろとネタ帖(そんなの持ってるのかYO!>オレ)にメモぐらいしてたんだけど、今日は臨時ニュースがあったので、それについてちょこっと書いておしまいにするわ。超!短けぇぞ〜!
白神市
本日午後2時過ぎ、峰浜村で行われた合併協議会を傍聴していた知人からメールが入った。。。「白神市に決まった」・・・はぁ、とうとう決まっちゃったかぁ。ついこないだまでは、どんな名前に決まっても動じないと自分を信じていたが、このメールを見た瞬間、少し動揺してしまった。今年初め頃、まことしやかに流れていた「白神市で決まり!」といううわさは現実のものとなった。オレも当初は、「白神はブランドである。これを利用しない手は無い!」と積極的に推してきたわけだが、実はその裏で、あまりピンとこない名前であることを感じていた。次に人気の高かった、そして今日も決選投票の候補に挙がった「米代市」、こちらの方がまだピンと来るものがあるのは、今でも変わらない。だが、決まってしまったものはしょうがない。世界遺産白神山地を前面に打ちたて、是非とも新市のブランドとして産業や経済、そして雇用の活性化に繋げて欲しい。というか、みんなでそういう方向に持っていかなければならない。たぶん、今週末の地元紙の投稿欄はこれに反発する抵抗勢力(?・・・笑)の投稿であふれることだろう。市長憎し!という声も当然あるだろう。。。だが、市長は別に「白神市」にしたかったとかしようとして画策した、などということは無い。時間をかけて、委員が納得するまで話し合い、全会一致で決定という方向を何度も唱えていたわけだ。でもなぁ、そんなこと言っても誰も聞きやしねぇ(笑)。アイツのせいで「能代市」というブランドを捨てなきゃならなくなった!・・・と、そればっかりだよ(呆)。。。合併そのものに反対するヤツぁいねーのか?つう感じだよ。白神市がそんなにイヤだったら、合併そのものに反対すりゃいいのにサ。大声張り上げて、やめろー!という気概も無いクセにグダグダ言うなっつーの。。。ま、オレがここで怒ったところでどうしようも無いんでやめるけど・・・とにかく、白神市一丸となって、この衰退する能代山本地区を盛り上げる、そういう同じ方向を見つめて行きたい。何度も言うが、名前じゃないんだよ。冠なんかどーでもいいんだよ(極論)。
またもや台風
これで2本目。まだ8月だってーのに、秋田県地方に2本も台風が来るなんて、いったいどうなってんだ。しかも、明日未明から朝にかけてこの辺りに近づく台風16号は、九州・四国・中国と甚大な被害を与えながら北上して来た。願わくば、速度がもっと速くなり(時速60キロメートル以上)、気圧ももっと上がって(985hp以上)欲しい。被害が少なくてすむことを祈るばかりである。前回の我が家の被害者は、網戸一枚だけであったが、今回この勢力のままで来られると、その程度ではすまないだろう。今回は雨もすごいらしいから、河川の増水や土砂災害にも気をつけなければならないね。とにかく、根本的対策などできるわけもないのだから・・・こうなりゃ、神頼みしかない・・・かも。
景気よ、よくなれ!
たぶん、まだ表に出せない情報だと思うが、耳に入ってきたのでここに書いておこう。数百人規模の雇用が見込める企業が来るかもしれない。あくまで「かもしれない」だから、気をつけて言うように!(笑)・・・で、これが実現すれば、能代にとっては大変うれしいことである。数百人ともなると、圏外からの流入者もあるだろうから、わずかながら地元経済にも影響するだろう。今は、とにかく雇用の場が必要なのだ。高校生の地元就職のための場をできるだけ多く作って、人口流出を止めなければならない。それが、市街地活性化にも繋がり、経済にも影響する。そうして、死んでいる街を生き返らせなければ。。。そうしなければ、一時の欲望を満たすだけのイベントや祭りも、その笑顔や奇声も、ただただ虚しく響いて終わりなのだ。歴史だ、伝統だと机の上で騒いでいても、現実は甘くない。。。とにかく、数百人規模の企業が、もっとたくさん誘致できれば、白神市の未来は明るい!(笑)。。。頑張れ、能代!「能代」は永遠に残る!・・・以上!今日はこれでおしまい!・・・(びっくりマークの羅列で誤魔化す気か?>オレ)

☆2004/09/13(Vol.72)

秋の田の・・・
小倉百人一首にある天智天皇の和歌の詠み出しであるが・・・その後が続かない(爆)。昔、正月になると我が家では「かるた取り」が恒例の行事だった。もちろん、随分小さい頃のことなので、百首を覚えるどころか、三つ四つを言える程度で終わっている。母の膝に乗って『「秋の田の」って読まれたら、これを取るんだよ』と、その札から目を離すことなく、ただただ「秋の田の」を待っていた。そんな感じなので、すべてを覚えることはできなかった。一首の中でも、冒頭部分と下の句冒頭部分だけがわかれば、かるた取りは勝てる。冒頭部分も「あ」とか「い」とか、最初の一文字でわかってしまうものもある。さて、この「秋の田の」は下の句が「我が衣手は露にぬれつつ」なのだが、光孝天皇の「君がため・・・」というのも、下の句がそっくりなのだ。「我が衣手に雪は降りつつ」である。しかも、かるたというのは「かな」で書かれていて濁音もなし。「わかころもてはつゆにぬれつつ」と「わかころもてにゆきはふりつつ」ということで、一瞬見間違ってしまって「お手つき」になることが多い。。。って、いったいオレは何の話しをしてるんだ?(自爆)・・・さて、トップページの画像、画像集の画像と秋らしい空をご覧いただけたと思うが、今日あたりはまだまだ暑いなーと思っても、空はしっかり秋の様相を呈している。十和田湖なんて何年ぶりでいっただろう?・・・いや、そんなに経ってないはずだが、道中いろんなところが以前と違っていて驚きの連続だった。シーズンオフだったせいか、土曜日だというのに、人手もそんなに多くない。ちょいと値段の高い貸しボートも開店休業状態。しかし、十和田湖なんて飽きるほど行ったことがあるのに、ゆっくりと見て回るといろんな“新たな発見”があるものだ。これまでの旅は、移動が主なイベントみたいなところがあったが、歳もとったし、これからはゆっくりと見て歩く旅にしたい。つづく・・・。
みそたんぽとマネキン
表題のそれぞれは特に関係はない。今回の十和田湖への旅で、見つけたものと久々に味わったものを並べただけである。まずは、みそたんぽ。きりたんぽはこれからの季節、頻繁にあちこちで見る郷土料理だが、この辺で「きりたんぽ」と言えば「鍋」である。みそたんぽは知っているが、少なくともオレにはなじみの薄い料理である。私の友人が、この「みそたんぽ」にこだわり、自分の住む関東にて、その普及に努めている。早い話が、みそたんぽを売っているのである(笑)。これがえらく評判で、棒にごはんをつけて炭で焼くところから見せるという一種のパフォーマンスがウケたのか、どこのイベント会場へ行っても売り切れるらしい(今は、少しやり方を変えたらしく、その場で焼くことはあまりやらなくなったようだが、それでも確実に売れているということだ)。その友人のみそたんぽは未だに食べたことはないが、この辺の道の駅や観光地で売っているのを見るたび、食べてみようかなと思っていた。しかし、随分前にこの十和田湖のどこかで食べたみそたんぽの不味さを忘れていなかったオレは、これまでに手を出すことができずにいた。今回は意を決して、ある土産物屋の前に出ていた屋台のみそたんぽを食べてみた。おもしろいなと思ったのは、鍋の上に網を乗せてその上から小さい穴の開いたアルミホイルをかぶせ、弱火でお湯を沸かしている・・・その上に、あらかじめ焼いていおいたきりたんぽを乗せて、冷めないように硬くならないようにして待機させておく。お客からの注文があると、そこから一本を取り出し、その鍋の隣りに用意されてる炭の上の焼き網に移動させ、「秘伝のたれ」を塗りながら焼く。これで、あつあつのみそたんぽが食べられるというしくみだ。さて、20年ぶりぐらいにそれを食べたのだが、これが意外にうまい。みそたんぽに対する偏見が払拭された瞬間だった(そんな大袈裟なもんじゃねーYO!)。今度は、友人のみそたんぽを食べさせてもらおう。そう決意するじゃんくすであった。。。一方、マネキンである。画像集にも載せたが、オレ的には久々の大ヒットだった。こんなインパクトのある広告塔?があっただろうか。体と顔(おかめに似たお面をかけていた)、衣装のアンバランスさがなんとも言えない。そして極めつけは、左足の足首から先が無いという、なんとも言えない哀愁を漂わせている彼女の姿だった。『ああ、キミはこれまで随分といろんなヤツと戦ってきたんだね。これからも頑張ってお客を呼び込んでくれよ』そういって、ポンと肩を叩きたくなる・・・そんな彼女だった。機会があったら是非、彼女を激励してやっていただきたい。十和田湖の休屋の奥、十和田神社の鳥居の手前から湖の方へ入っていったところの土産物屋だ。
なぜ十和田湖か?
本当は青森県の西目屋村へ行くつもりだった。今「旬」の白神を見ようと思ったのが始まり。しかし、土地勘がない上に、決断したのがお昼近くだったので、別の意味で「旬」である十和田湖を目指したというわけである。9/5付の投稿はオレにとっては“反則”と呼べるものだった。『おまえのかーちゃん、で〜べそ!』みたいなガキのケンカ的投稿である。ただ、例のNPOのケチのつけ方があまりにも幼稚で説得力の無い理由であったため、そんなに言うなら十和田湖問題はどうすんだ?と疑問を投げかけたわけだ。十和田湖町はまだいい。十和田湖に接しているからな。十和田市はどうすんだよ?いっこも十和田湖にかかってねーじゃん。3/4とかそういう問題じゃない。接してもいないんだよ?まあ、以前は秋田県にも十和田町が存在したが(笑)。・・・そもそも抗議(「申し入れ」と称している)の中身は、白神山地が世界遺産になった理由(青秋林道建設反対運動)、面積の話、関係町村からの同意を得たのか、誤解を招くような名称の使用を見過ごせない、白神の名は元々青森の名前だ・・・締めの言葉は『周辺住民から祝福されず、負の遺産を背負って新しい「市」がスタートすれば、悲劇としか言いようがない』。。。これを見て納得し「そうだ!そうだ!」と言えるヤツの顔が見たいね。ガキの作文じゃねーっつんだよ。「周辺住民から祝福されず」って、岩崎村長のコメントは『白神の名前を大切にしたまちづくりをしてくれればいい』なんて言ってるぞ?まあ、祝福してるとは言いがたいが・・・。オレも白神市という名前は「ピンと来ない」から「嫌い」に変わりつつあることは事実だが、ケチのつけ方が気に入らない。もうちょっと説得力のあるケチのつけ方ができないものだろうか?さらに気に入らなかったのは、「申し入れ書」にはなかった『秋田でも青森でも白神の名を使わないでほしい』という後付けみたいなことを記者会見でコメントしたことだった。じゃあ初めに、岩崎・深浦が合併後の名称を「白神町」としたら、同じように抗議をしていただろうか?やらないだろう。なぜなら、「世界遺産になった理由」も「面積」も「誤解を招くような」も使えないからだ。相手を納得させる理由が全くなくなるからだ。使えるとするなら、「世界のものだから」と心情に訴えるしかないだろう。ネット上では既に署名活動をしているが、縁もゆかりも無い土地の人達の署名が相当な数になるだろう。そして今、彼らは能代に乗り込んできて署名活動をしようと目論んでいる。恐るべし!NPO!
ピンポイント
今回の投稿で何が言いたかったかと言うと、文句をつけるならつけるで背景をちゃんと見て言えよ、ということである。どうも、ここならここしか見ないでものを言う人が多すぎる。確かにオレも「白神市」はイヤ・・・になってきた(笑)。しかし、手続き上問題がなかったとすればケチのつけようがないだろう。そして、「冠発言」から一年以上あったのだから、こうなる前になんとかできただろう。前述のNPOみたく、誰か署名活動のひとつでもやったのか?やりもしないで、決まってからあーだこーだと文句を言う・・・おかしくねーか?・・・ネット上の掲示板では『こんなことになるなら、あの人に投票しなきゃよかった』なんてバカな発言を堂々と書きやがる。話があべこべなんだよ。「こんなこと」にならないように行動すればよかったんだよ。どうせ投票したら、しっぱなしじゃねーか。投票した責任を全く感じていない。投稿にもあったように、市町村合併については何度も説明会を開いている。だが、参加者はあのとおりだ。元々、興味が無かったんだろ。それが「はい、決まりました」「よそから文句つけられました」「こりゃやばい」・・・その程度だよ。合併協議会の会議録を是非ともちゃんと見てくれ。みんな真剣に頑張ってるんだよ。確かに、町村に比べれば能代市は弱い。それもこれも、これまでのツケが回ってきたと思うしかないだろう。その中にあって、能代市の委員はみな頑張っている。それを評価してあげなくちゃかわいそうだ。そして、これだけは言っておこう。能代市の委員5人は「白神市」には投票していない。もちろん、確かめたわけじゃないから断定はできないが、会議録をよーく読めばわかる。「投票しなかった9人のうち半分はわかる」というのは、そういうことだ。
体調不良
どうも近頃、体調が悪い。したがって、今回の「何かん」は、いつになく過激になったかもしれない。読み返さずにアップしてしまうことをお許し願いたい。誤字脱字があったら、こっそり教えてくれ(笑)。さて先週まで、あちこちで話題になり賛否両論過激バトル状態だったものも、沈静化してるような感じ。この先どうなるかわからないが、一年後には合併が待っている。果たして「白神市」の行方は?!

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