我が社の施行状況

壁や屋根の内側がどのようにして作られているのか、気になりませんか?
右下図赤い○の部分をクリックしてみましょう。その部分の施工状況が見ることができます。
現在、日本で使用されている断熱材は色々な製品があります。

当社では経年変化の起きにくいグラスウール を基本的に使用し、室蘭工業大学・鎌田助教授の指導を受けて、 木をふんだんに使った高性能秋田型住宅を造っております。
赤い◯の部分をクリックしてください。

当社では断熱材にグラスウールを使用しています。
 ※グラスウールは回収ビンなどを再利用した物です。


グラスウール

ポリスチレンフォーム
【グラスウールの特徴】
右記の実験はグラスウールとポリスチレンフォームのそれぞれに火をつけ15秒後の 様子を比較したものです。ポリスチレンフォームは発火し有毒ガスを発生させますが、 グラスウールは発火せず有毒ガスもほとんど発生しません。
グラスウールは不燃材料として認定されており、防音性にも優れています。 (旭ファイバーグラスKK資料より)

主な断熱材 グラスウール ポリエチレンフォーム
製品の特徴 布団の綿のように、細かい繊維が空気を動きにくくしており、熱を逃がさない働きをする。 添加したビーズ状のポリエチレンを材料に、発砲成型したもの。
長 所
  • 不燃材料として認定されている
  • 吸着性、防音性が高い
  • 柔軟性、弾力性に富む
  • 切断しやすい
  • 軽く持ち運びに便利
  • 吸水・吸湿性が少ない
  • 高い圧縮強度を持つ
  • 軽くて弾力性がある
  • 取り扱いやすく、加工しやすい
  • 短 所
  • 雨水に弱い
  • (施工中に雨水にさらさない注意が必要です。雨にぬれても、2週間くらいで乾燥します。)
  • 火や直射日光に弱い
  • 接着剤の選定に注意が
  • 有毒ガスが発生する
  • 隙間のない施工が困難なため、施工業者に性能が左右される。
  • 材料単価
    目安
    2,500円/坪
    (熱伝導率=0.032kcal/m・h・℃ 32K 厚さ42mm)
    5,100円/坪
    (熱伝導率=0.037kcal/m・h・℃ A類4号 厚さ40mm)
    ----------------------------------------------------------------------------
    グラスウールについて分かりやすく説明されています。 詳しくはこちら(硝子繊維協会)も見てみて下さい。
    ----------------------------------------------------------------------------

    基礎
    キソ知識
    基礎は家を支えるとても重要な部分です。 家を建てる地盤に適した基礎でなければ意味がありません。 基礎には大きく分けて3種類の方法があります。
     
    独立基礎
    昔の日本家屋で用いられてきました。 寺院や神社がこの工法を使っていると思います。

    玉石(たまいし)という石を土の上に置き、玉石の上に直接柱を建てて建物の重さを 支えます。

    この工法は不動沈下を起こしやすいので軟弱地盤には適しません。
    独立基礎図
    布基礎(連続基礎)
    建物の外周や部屋の間、仕切り底部などに延ばす連続した基礎 家の重さを線で支える構造です。

    現在の木造住宅でもっとも多く用いられている基礎です。
    独立基礎と比べて地盤が悪くても建物を支える力が強くなります。
    布基礎+防湿コンクリート図
    換気の工夫

    床下の地盤面は露出しているため、下から湿気が上がってきます。その上風通しが悪いため土台の 木部(基礎と接している部分)が腐りやすくなります。

    そこで床下換気工に工夫を施したり、 湿気を防ぐために防湿コンクリートを施すなどをします。
    布基礎図
    ベタ基礎
    建物の下全面にコンクリートを打ち、家の重さを面で支える構造です。
    建物の重さを面で支えるので荷重を部分散させます。

    ポイントは重さを支えるコンクリートが折れてしまわないように、鉄筋コンクリートを 使用します。布基礎に比べて鉄筋の量が増えるので、基礎全体の強度が増します。地盤に接する面が 大きいので不動沈下を防止する効果あると言われています。

    阪神大震災以来、布基礎よりもベタ基礎の方が地震に強いという考えが普及し、基礎の主流は ベタ基礎の方に移行しつつあります。
    ベタ基礎図

    当社では気密測定も行っております。御興味のある方はご覧下さい。