私に、無いもの(恋文:21通目)

返事が遅くなって本当にごめんなさい!!
実はね、あなたが言っていた絵本を探していたの。
だけど結局、見つからなかったわ(苦笑)。
是非、読んでみたいのだけれど・・・・・・ね。

私に無いものってなんだろう・・・・・・。
何が欠けているのかな・・・・・・?
そして私は、それを知らず知らずに
「無いものねだり」してるのかしら・・・・・・?
あなたが言うように、自然も「無いもの」に
なるのかも知れないわね。
私は、こんな、ちょっと歩けば街灯すら
無くなってしまうような所に住んでいるから、
自然の恩恵を常に感じているようで、忘れがちなの(苦笑)。
だからふとした瞬間に、例えばキレイだなぁって
思える景色に気付いた時とかは、
すごく感動するのよ。
・・・そう。景色に「気付く」の(苦笑)。
贅沢な話でしょう?それ程に「当たり前」に
「慣れて」しまっている私がいるのよ。

でもね、最近思うの。
あなたとメールを交換するようになってから、
確実に(でも少しずつだけど(苦笑))、
前を向けるようになってきたなって。
それこそ、「当たり前」の景色を
キレイだと「気付け」るほどに。
何気ない会話を交わしているようで、あなたは確実に
私を励ましてくれているわ。
そして、こうやって話をしていれば、いつかお互いの
「無いもの」に気付けそうな気がする。
「一緒に」「無いものを」探すんだったよね(笑)?
・・・・・・本当に、感謝しています。

そんな感謝の気持ちを込めて、っていうわけじゃないけど、
私の母直伝の「煮っころがし」、食べてもらいたくなったわ(笑)。
結構得意なのよ、これ(笑)。

なんだかもっとゆっくり、色んな事を探しに行きたくなっちゃった(笑)。
私と、あなたの、内側にね。
だからもっと、色んな事を話しましょう?

またメールします。
投稿日 9月23日(土)22時16分 投稿者 女



22冊目の絵本(恋文)

今日はとてもいい天気。
キミの住んでいるところの天気は今日はどうだろう?

土曜は大雨だった。きのうはいい天気だったが、
おととしなくなった父のお墓参りに行ってきたよ。
お墓の掃除をして、父と会話をした。
元気でいてくれたかい、1ヶ月もほっといて
ごめんよってね。
しきみを揃え、父の好きだったお菓子と梨を供えたら、
なんとなく父の笑顔が浮かんできた。
きっと喜んでくれているだろうと思った。
ムキだしの青空が、目にまぶしかった。
お墓はちょっと離れているから自然がいっぱいだった。
久しぶりに草の匂いを感じたよ。

かけらを探してっていう絵本だと思ったんだけど、
ずいぶん前に一時流行ったみたいだったよ。
図書館とかに行けばあるかもしれない。
一度読んでほしい本のひとつだと思う。
ほのぼのしている割に、真実をついているように
思えるんだ。
それにしても、こんな戯言のようなことに
真剣に本を探してくれてありがとう。嬉しかったよ。

ただの無いものねだりの話から
ずいぶん難しくなってきたね。
こんな話ができる人は今までいなかったなぁ。
なんだかすごく嬉しいんだけど
それはぼくだけだろうか(笑)

きみが前向きになってきたっていうのは
すごくいいことだね。
メールを見ていて最近ぼくも思っていたんだ。
でも蒸し返すようになったら
イヤだから触れずにいたんだけど(笑)
なにげない自然に目を向けられるのは
すごくいいことだと思う。
当たり前のことがなかなかわからないんだよね。
みんな。
なにもなく生きていることが実は
幸せだったりするものなんだけど、
でも退屈だと言ってみたりね。
でもぼくもそのことに気がつかないクチなんだけど。

明日は会社で歓送迎会がある。
要するにただの飲み会なんだけど。
そんな宴会よりも、きみのお母さんの味で
ゆっくり日本酒でも飲んでみたいな。
これもないものねだりなんだろうか(笑)


またいろいろ話をしたい。
きみのメールが楽しみなんだ(照)
それでは。

投稿日 9月25日(月)14時31分 投稿者 男

23の不思議なこと。

こんばんは。

「世の中には不思議なことは何一つ無いんだよ」っていう
フレーズがあった小説があるのだけれど、
でもやっぱり不思議なことってあると思わない?

間違いメールを出しちゃって、
それでこうやって文通(だよね?)してるのって、
考えてみるとすごく不思議。
もしこれが「偶然」じゃなくて「必然」だったなら、
私はそこら中で踊ってしまいたいほどよ。
会ったこともない、見知らぬ人なのに、
とっても友情を感じるの。

友情、だなんて、押しつけがましかったらごめんなさい。
でもね、彼にふられて取り乱してた私を慰めてくれたり、
元気付けてくれたりしてくれたあなたに、感謝と、親しみと、
そして信頼を感じているの。

会社の飲み会はどうだった?
私のところは、毎日が飲み会よ(笑)。
お酒は何が好き? 
私は洋酒派かな。甘やかな香りとは裏腹の、
ほろ苦さと熱さが好きなの。
量はそんなに飲めなの。ホントよ(笑)。
ちょっとずつ、舐めるようにして飲んでるわ。
もしカクテルが好きなら、今度レシピを書こうか。
うちのお店のオリジナルなの。とっても美味しいんだから!

それじゃあ、今日はこの辺で。

PS、図書館へ行ったら、今日は月曜日で休館日だったのー!
   ショックー!!(笑)

投稿日 9月25日(月)23時08分 投稿者 女


24の瞳(ありきたりすぎる(笑)

妙とは不思議の儀なりっていう言葉を聞いたことがある。
不思議っていうのは必然なんだね(笑)
そうだ、きみとぼくがこうやってメールが
続いていること自体実は不思議なんだよね。
最初は間違いだったのだから(笑)

踊るっていうのはおもしろいね。
昔の日本人はっていうか原始人か。
踊るっていうのはいわゆるひとつの儀式だったんだろうな、
それを考えるときみが踊ってくれるのは
ぼくにとってはいいことなんだ(笑)
それじゃぼくも踊ろう。
BGMはなにがいい?
スローなのがいいのか、ダンスミュージックがいいのか。

友情っていうかそれ以上のものをぼくは感じている。
それはなんなのかわからないけれど。
でも逢ったこともない以上、友情の上っていうのは
まだわからないんだ。
だからキミのメールはすごく楽しみであり、
それが最近の生き甲斐でも
あるんだよね。飲んで帰ってきて、
それか残業で帰ってきて、きみからのメールが
きているとなんだかなごむ気持ちになれるんだ。
これは友情なのかまだわからない。
それ以上の気持ちではあるな。

図書館休みだったのか(笑)それは残念。
うちの近くの図書館は、10時から5時のはずなんだけど、4時半になるともう貸し出しはしてくれないんだ、
ずるいよね(笑)
だから返却する本がたまってしまう。
いけないと想うんだけど
行こうと想う時間が遅くなってしまうので。

ぼくは日本酒が好きなんだけど、なんでも飲むよ。
きみが作ってくれるカクテルなら、なおおいしいだろう。

きみに一度逢ってみたい。

こんなぼくをきみは軽蔑するだろうか?



あぁ、なんだか今日は飲み過ぎたみたいだ。
不快になったらごめん。でも、素直な気持ちなんだ。
いつもは読み返して送信するんだけど、
今日はあえてこのまま送信するよ。

おやすみ。
投稿日 9月26日(火)02時14分 投稿者 男

時の円環(恋文25通目)

最近は本当によく本を読むようになったわ。
その中で気になる言葉が一つ。
”全ての人間の一生は神の手で書かれた御伽噺である。”
アンデルセンの言葉よ。
御伽噺って、途中で辛い話もあるけれど
最後がハッピーエンドって多いじゃない?
だから、人生もトータルでは幸せに終わるものなのかなぁ・・・って。
それに、やっぱり出会いは必然ってことでしょ?(笑)
描かれたキャンバスの上で自分を演じるマリオネッテ、
こういうの私は好き。
世の中に偶然なんてないんだってそんな気持ちが
きっと新しい明日へ踏み出す勇気をくれるから。

ダンスかぁ・・・最近はじめたのはサルサなんだけど、
あなたとなら・・・
スローなチーク、かな?
何かあなたとハードなダンスをするっていう私の姿、
イメージできないの。
ふふ・・・会ったこともないのに変ね。
でも、昔から会ってるような気がするのも事実。
まるで、時の円環ね・・・。

時が円環をなし 其は此方にある夢をかなえん
されど其は確かな存在にあらず
汝 迷えし者よ されば為せ
運命の輪にて今舞い踊らん

今宵は何となくこんな気分ね。
ちょっと調子がいいのかな?
いつもこんな具合ならいいのだけれど。
それではまたメールします。

投稿日 9月28日(木)08時47分 投稿者 女


恋文、26通目

こんばんは。
返事が遅くなってごめん。同僚がほかの部署に
異動することになって、その引継で
大わらわだったんだ。

こっちは夜が随分冷たくなってきたよ。
基本的に暑がりなんだけど、フローリングの床を
裸足で歩くには、そろそろ辛くなってきた(笑)。
そっちは、どう?

全ては神のおとぎ話である、かぁ。
ちょっと違うかもしれないけど、子どもの頃、
こう考えていたよ。
「世界は、世界中の人がお芝居をしているのかもしれない」って。
全員が役者で、それぞれの役を演じているんだ。
そうして……何故かその頃はそう思っていたんだけど……
みんながボクを騙している!って(笑)。
何でそう思っていたのかは、自分でも本当に
思い出せないんだけどね。
でもあとで、「世界」がボクを騙すメリットが
無いことに気づいたんだよ。

君のメールを見て、じゃあ「世界」は
神を観客にしているのかな、と考えたり。


前のメールで「会ってみたい」って書いたけど、
今すぐじゃなくていいんだ。
いつか、ずっと……何年先でもいい。
一度でいいから、会ってみたいと思う。
そうだね、このメールが100通を越えたら、
そうしたら会ってくれるかな?
その頃には、会ってもがっかりしない程度には、
お互いを知ることができてるかもしれない。

ちょっと強引だったかな。
でも、こうやって「文通」しているのも
何かの縁だと思いたい。

あ、もちろん、恋人になれとか
そんなことを言ってるんじゃないから……って、
なに書いてんだか…………(汗)

投稿日 10月5日(木)22時06分 投稿者 男

愛はバラード?(恋文27通目)

こんばんわ。
私って寒がりだから、1週間ぐらい前から夜は長袖なの。
寝るときにも毛布だけじゃ、寝ていられないって感じ。
はぁ、これから憂鬱だわ・・・。
でも、食べ物がおいしくなるのが唯一の救いかしら(笑)

世界の全員が役者かぁ・・・。そんな気がするわ。
人生って一人一人がそれぞれの役を
一生懸命演じているお芝居みたいなものって考えられるわね。
そして、私の舞台とあなたの舞台が
ふとしたきっかけで交じり合って・・・。
これから、どうなっていくのかしら、私達の舞台は・・・。

そうね、私も会ってみたい気がするけど・・・、
まだ心の準備ができてないの。
いつか、そんな気分になったらメールにその旨書いておくわ。
このお付き合いはじれったいくらいに
ゆっくり進めていきたい気分なの。(笑)

最近、不思議な夢を見るの。
どこかのお城の舞踏会で私がドレスを
着て踊っている夢なのだけれど、
そのパートナーが不思議とあなたを連想させるの。
メールでしかあなたを知らないはずなのに、どうしてかしら?
単なる勘違いだとは思うけど・・・。

・・・こんな事書かなきゃ良かったかな・・・。
おやすみなさい。

投稿日 10月6日(金)01時08分 投稿者 女


恋文 28個目のチョコレート

秋が深まってきた。
きみのところはどんな風景が広がっているのだろう。
すすき、枯れ始めた曼珠沙華、落ちてくるどんぐりの実。
そんな感じなのだろうか。

今年は栗が豊作らしい。さつまいもも。
例年になくおいしいと、取引先の商社マンが言っていたよ。
秋の味覚満喫だね。ボクは最近は本をやたらに読んでいる。
ノージャンルで、目につくものを買い込んで。
いろいろな本をこの2週間の間で読んだ。
いろいろな人生、いろいろな愛について考えさせられたよ。

ぼくたちの世界は、または舞台は。無限大だと思う。
これからぼくたち次第でいくらでも
大きくなったり小さくなったりする。
大きいからいいっていうものでもなくて。
小さいからやりやすいというものでもない。
ただ、そこに広がる空間はきっと無限大だ
、そしてその可能性も。

きみの心を尊重するよ。夢に見てくれてありがとう。
ただひとつ、ボクは赤いマントを
ひるがえすタイプではないな(笑)

ボクは、ボクだ。それ以外なにものでもない、
確固とした存在で
ありたい。キミにとってもね。
キミの見る夢。少しでもいいから同じ夢を
一度見てみたいな。
そう思うよ。

なんとなく会社の仕事も落ち着いてきて、
やっと好きな本も読める余裕が出てきた。
もっともっとキミとこういう会話を続けていきたいと思う。
この間は酔っぱらってせっかちなことを
ゆってしまったようで、キミが
不愉快に思わなかったかどうか、心配でしょうがない(笑)

ボクの心の中でキミの存在が
だんだん大きくなってきている。
だからキミの見る夢が勘違いでなんかあってほしくない。
そう思うのはボクだけかな。

今日も本を読みながらチョコレートをつまんでいた。
バーボンを飲みながら。
外で飲むのももちろん楽しいけれど、
こうやってメールを書いたり、本を読みながら
ちょっとづつ啜るようにして飲むのもいいものだ。
キミは一人で飲んだりする時に、なにを考えますか?

ボクの考えるその答えは。次回。

投稿日 10月7日(土)02時20分 投稿者 男

恋文(29通目)

こんばんは。

28個もチョコを食べたの? 意外と甘党なのね(笑)。
あ、でもキスチョコなら軽々かな?
随分と本を読んだ見たいね。私の返事も間が空いちゃったから、
この間にまたどの位本を読んだのやら(笑)。
前は絵本を教えて貰ったけど、今度は、そうね、
恋愛小説のオススメを教えて欲しいな。

昨日、友だちと会ったの。半年ぶりぐらいかな。
結婚をしてお仕事を辞めたから、有閑マダムだって(笑)。
好きなアーティストのライブに
旦那さんと一緒に行っているそうなの。
「理解があるのねぇ」って感心したら、
「今じゃ旦那の方が、バンドのコスプレしてるのよ」だって(笑)。
ちょっと羨ましかったわ。
……コスプレの方じゃないからね?

そんなことをしてたら、その日の夜に見た夢が、あなたと
ライブ会場にいる夢だったの。
しかも二人ともメンバーのコスプレをして!!
ああ、お城の舞踏会からライブ会場だなんて、落差が激しすぎる!
ノリノリでヘッドバンギングまでしてたのよ!!!

……自分の笑い声で目覚めたのなんて、初めてよ。

あの人と付き合っていた頃は、
泣いて目を覚ましたことはあったけどね。
私、もうすっかり大丈夫みたい。
ホント、人って案外頑丈にできてるものだわ。
それともあなたのおかげかな。……うん、あなたのおかげね。

ありがとね。

投稿日 10月14日(土)22時15分 投稿者 女


恋文、30通目

風邪がやっと治ったよ(汗)。遅くなってごめん。
ひょっとしたら、もう僕のことなんか忘れてるかもね。
そうだとしたら……まぁいいや、
もう一度友だちから始めればいい。
最初に僕にメールをくれた君のように。
今度は僕がメールを。

今、TVで「ザ・インターネット」の映画をやっている。
自分のデータがすり替わる、ってやつだ。
僕らはメールをやりとりして
インターネットの恩恵に与っているけど、
こういう映画をみちゃうと怖いね。
所詮は「0」と「1」の世界のことだから、
誰かの仕業じゃなくても
いつこの映画のようなことになってもおかしくない。
まぁ、君からのメールも、ほんの一文字違いで
届いたのだけどね。

だけど、思う。

果たして君はそこにいるのか。
デジタルの産物でないと、どうして言い切れる?
そして君にとっての僕もしかり。

……やっぱり、まだ本調子じゃないみたいだ。
なんだか書いてることが自分でもよく把握できないよ。
よかったら、返事をおくれ。何でもいい。
デジタルでもリアルでも、「君」がいる証だから。

投稿日 10月23日(月)01時29分 投稿者 男

次のメールを読みますか?
→はい →いいえ