埴輪戦士達へ
きこえるか? こちらは刃邇蒼玉だ。
今まで何も言わずにそなた達を見守ってきた。覚醒した埴輪戦士を呼び集めるには、
積極的な情報開示が必要だったが、それにより新たな戦士が「ヤツら」の餌食になってしまうのでは、
という心配が常にあったため、あえて発言は控えてきた。
だが、「ヤツら」はそんなこちらの事情を逆手に取り、様々な怪情報を流している。
「埴輪神は既に入滅した」「21世紀は来ない」「ナギタと華天は双子だ」などなど。
このままでは、心を一つに合わせて「ヤツら」に立ち向かうことなど到底無理だと、私は判断した。
人々にも地球にも、巨大な危機が迫っているのだから。
私の知る知識を、皆に伝えよう。
もちろんそれは全てではない。「ヤツら」の眼は常にそこかしこにあるのだから。
だが埴輪戦士であるなら、そこに潜むメッセージが読みとれるはずだ。
新しい戦士の覚醒と、皆の武運を祈る。
※埴輪戦士
古代より地球を守りし12人の戦士である。戦名は1〜12月の守護石になぞらえている。
今でこそ戦士は転生・覚醒によるが、最初の戦士は埴輪神による「埴輪入魂」という儀式により誕生した。
混じりけのない水と上質な粘土、純粋な炎と埴輪神の力を持つ石により作られた12体の埴輪に、
選ばれた12人の男女が合体したのである。
鎧甲(現「プロテクター」)をまとい、「ヤツら」と戦い、古代の彼らは勝利を収めた。
しかし「ヤツら」は地球をつけねらうだろう、そう考えた埴輪神は、この戦士達の魂を「永遠」にする秘術を施した。
事実、平安や鎌倉、江戸時代、昭和初期にも、埴輪戦士達は幾度と無く復活したのだ。
そして今に至るのである。
※埴輪3兄弟
12人の戦士が誕生するよりも数十年前、既に「埴輪入魂」の儀式が行われていた。
埴輪神に選ばれたのは3人の兄弟。長男が刃邇黄金、次男が刃邇白銀であるが、
三男は刃邇赤銅という説と、刃邇黒鉄という説があり、いずれかははっきりしていない。
(謎の黒戦士が3兄弟の一人では? という疑問は、ここから出たのである)
3兄弟は「ヤツら」から地球を守ったが、長男は戦死、次男は流行病で死亡、
三男は戦いの最中に行方不明になったと伝説は言う。
彼らの戦いぶりはまさに奇跡のようであり、後に12人の埴輪戦士が誕生するきっかけとなったものである。
※埴輪神
埴輪戦士を誕生させた張本人。地球を青く輝かせるその力に「ヤツら」が目を付けてしまった。
古代の戦いに、埴輪神も参戦したが、「力のかけら」を幾つか「ヤツら」に奪われ、
以後人々の前に姿を現すことは無くなってしまった。だが、埴輪神はいつも我らを見守っている。
最近、妹がいることが発覚した(笑)。
※埴輪女神
埴輪神の妹。当初「刃邇紫晶」として埴輪戦士となるはずだったが、埴輪神はそれをしなかった。
それが心のくすぶりとなり、後に彼女が「ヤツら」に籠絡され利用される原因となる。
肉親以上の「愛」を埴輪神に抱いている。
最近、両思いであるらしかったことが発覚した(笑)。
※ヤツら
名称は、未だ持って不明。古来よりの呼び名に従い「ヤツら」と称する。
埴輪神の力に満ちあふれたこの地球を手に入れようとしている。
※おおきいの
「ヤツら」のボス格。おおきい。今までの戦いにより3人までに減らすことが出来たが、
果てしなく強い。一応人型であるが、とても凶悪な姿なのですぐわかる。が変身能力がある。
(青目と赤毛はおおきいのではないらしい)
※ちゅうくらいの
「ヤツら」の中ボス格。30人前後いるらしい。結構強い。人に近いがモンスターのような姿である。
以前刃邇金剛が戦った時は、1対3という不利な条件だったため、重傷を負った。
「サシなら負けん!」と金剛は息巻いている。
※小さいの
「ヤツら」の下っ端。小さい。体長は60cmぐらい。まずまず強いが、動物のような外見は結構愛らしい。
(以前刃邇黄玉が撫でたがってケガをした。刃邇真珠も外見に騙されたのだろう、きっと)
※火炎石
無限エネルギーの結晶体。レプリカントの動力源として使用していた。ゆかりが持っていたが、BOYに奪われる。
「カギ」と二つ合わせて使うことで、「アマノトリフネ」を動かすことができる。
※カギ(キィ)
「火炎石」と共に「アマノトリフネ」を動かすもの。複雑な細工を施された12個の宝石である。黒戦士が持っている。
(玻璃の持っている「鍵」とは別らしい。)とらうまさんから解説していただこう。
| しばしお待ちを……ぐぃんぐぃん(記憶の糸をたぐりよせてる) あ、はい。トリフネの「キィ」は12個の宝石で出来ています。 埴輪の誕生石ですね。これを組み合わせると、フネを起動させるキィになります。 また、各自のパワーストーンになってますので、所持していると埴輪パワーを 限界まで引き出し、戦士を守護します。 黒戦士の母、マリコが発見し、その後、櫂がしばらく持っていたけど、 埴輪戦士たちに渡したので、今は戦士各自が持っている…かな? |
※アマノトリフネ
反重力で浮かび、時空を飛び越える「船」。形状も変化し、合体もできる。
本体そのものは「ヤツら」が持っている。
※鍵
玻璃の持っているアイテム。玻璃は鍵の反応する相手を捜していたが、どうやらそれはゆかりだったようだ。
「アマノトリフネ」を動かす「キィ」とは別らしい。東雲さんから説明していただこう。
| 古墳機人に後から取りつけられた、『抑制装置』を動かす為のものが『鍵』です。 ただのモノではなく、周囲のエネルギーをひたすら取りこむ厄介なものなので、 通常は封印しておく必要があり、氷晶石と古墳機人を封印していた玻璃と黒曜の一族が管理していました。 それを玻璃が持ち出して、埴輪達のところへとやって来ました。 そこで、埴輪女神と繋がりを持つゆかりに『鍵』を託します。 古墳機人のエネルギー源である氷晶石は、 初めミドリが発見・所持していましたが、黒曜の妨害工作と黒戦士の助力によって、 台座代わりにされていたエメラルドの身と共に埴輪達の手に渡りました。 後に古墳機人も発見したミドリは、 手元に無い氷晶石の代わりに、埴輪女神を呼び寄せて古墳機人に取り込み、 無理矢理に古墳機人を起動させて、現在極東アジアの島国で暴れています(笑) …というのが、私の頭の中にある設定と今までの経緯ですが…… うろ覚えな記憶と無茶な設定と多少の思い込みで、 正しくない可能性大です(爆) とにかく、『鍵』は今ゆかりの手に。 氷晶石は瑠璃と土耳古が、二人で保管(?)しています。 |
※氷晶石
伝説の巨大ロボ(爆)、「古墳機人」の動力源。コンスタンスこと刃邇緑玉が、その在処を掴んだが「ヤツら」幹部のミドリに囚われる。
その後黒戦士の助力を得て帰還した彼女は、瑠璃と土耳古に氷晶石を託す。
※古墳機人
伝説の巨大ロボ。どうやら日本にあるらしいが、その所在は不明。鍵と氷晶石によって動く。
だがミドリの策略によって機人を発掘した考古学者は死亡、機人の中に埴輪女神を取り込んで復活をしてしまう。
ほかにも分からないことがあったら、遠慮なく尋ねるがいい。私も、誠意を持って答えようと思う。
……それと……済まぬがブラウザの「戻る」で戻って欲しい。by蒼玉